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エルフナイン

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この遺産を届ける事が、ボクの償い…

エルフナインとは、テレビアニメ・戦姫絶唱シンフォギアGXに登場するヒロインの一人である。

声:久野美咲

この3期を届ける事が、ボクの償い…

まるでキャロルと瓜二つの容貌を持つ謎の人物。
傍らに小さな匣を抱え、キャロルから逃げるように響たちの前に現れた。

おどおどした言動をしがちだが、芯は強く、
時に思い切った行動をとる事がある。

――「戦姫絶唱シンフォギアGX」公式サイトより

キャロルと瓜二つの容姿を持つ謎の存在、廃棄物11号。一人称は「ボク」。
ドイツ語でエルフ（Elf）は11、ナイン（Nein）は否定（英語の「No」）を意味する。

キャロルの錬金術から世界を守るため小さな匣（ドヴェルグ＝ダインの遺産）を抱え、錬金術師キャロルから逃げまわっていた。そして彼女はついにクリス達（S.O.N.G.）と接触する。

またパンツの上に直接コートというかなり独創的な衣装をしている。そのことからも、エルフナインが夜間に移動していたのは警察の職質を避けるためだった可能性もある。

S.O.N.G.にキャロルが世界解剖の巨大装置「チフォージュ・シャトー」を造ろうとしていること、そしてそれが完成間近であるということを伝え、持ち出してきたドヴェルグ＝ダインの遺産、アルカ・ノイズを始めとするキャロルの錬金術に抗しうる聖遺物「ダインスレイフ」の欠片を渡す。

その正体はキャロルをオリジナルとして錬金術によって作り出された複製躯体、ホムンクルス。性別はない。
キャロルは完成度の高いホムンクルスに自身の記憶を転送複写することでボディを換えながら長い時を生きており、完成度の低いホムンクルスは労役や生体実験に使われる。
エルフナインはキャロルに存在する右目の泣きボクロが存在しないデッドコピーであり、廃棄処理される予定であったが、最低限の錬金知識をインストールしチフォージュ・シャトー建造の労役に就く事で廃棄を免れた。

この4期もキャロルがくれたもの…

死に瀕したエルフナインは、
奇跡を忌み嫌ったもう一人の自分とひとつになる「奇跡」によって、
生き永らえる事となった。

以来、シンフォギア装者のバックアップに追われつつも、
時間を見つけては人間の脳領域の解析と解明にあたっている。

それが、消えてしまったもうひとりの自分に出逢う方法だと信じて。

――「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」公式サイトより

正式にS.O.N.G.の一員となり、今は亡き櫻井了子の後任として技術分析を担当。自分の無力さを痛感してネガティブになりがちではあるが、シンフォギア関連の各種解析・メンテナンスから錬金術師としての観点からも幅広くシンフォギア装者をバックアップする。

5期からの再構築は錬金術の原理原則！これがボクの戦いです

あらゆる超常事件と対決するS.O.N.G.において、
異端技術、とりわけ錬金術分野の顧問として八面六臂に活躍する才女。

その身体は、もうひとりの自分ともいえる錬金術師キャロルから譲り受けたものである。

ワーカホリックというよりも、仕事以外を知らないタイプ。
休日も本部より出る事無く、研究室にて趣味ともいえる脳領域の観測に没頭している。