エルムステークスは、JRA(日本中央競馬会)が開催する札幌競馬場・ダート1700mの重賞競走である。格付けはGⅢ。
概要
1996年9月に函館競馬場でシーサイドステークスとして第1回が開催されたのが始まり。
それまでシーサイドオープンとしてオープン特別で行われていたレースを、ダート重賞路線の整備で格上げし名称変更されて行われた。
しかし1997年からレースの日程はそのままで札幌競馬場と開催時期の入れかえが行われ、海沿いにある函館競馬場からつけられたレース名の趣旨がそぐわなくなったため、北国で多く街路樹等に使われている樹木・ニレの総称の英語名「エルム」の名を付けたレース名に変更された。
なお、1996年までは現在の3勝クラスや2勝クラスの条件特別でエルムステークスが行われていたが、昇格ではなく、あくまでもレース名のみを移した形となっている。
2009年は函館競馬場のスタンド改修工事の札幌開催の日割りの都合上、新潟競馬場のダート1800mと100m長い距離で行われた。
2013年は札幌競馬場の改修工事の都合上函館競馬場で開催。
2020年は新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックが2021年に延期されたことにより、当初函館競馬場での開催予定だったが札幌競馬場での開催になった。東京オリンピックが開催された2021年は函館競馬場で開催された。
歴代の勝ち馬の中にはキョウトシチー、タイキシャーロック、ニホンピロジュピタ、アドマイヤドン、パーソナルラッシュ、ローマンレジェンド、タイムフライヤーといったGI級競走勝ち馬がいる。
複勝圏内にはトーホウエンペラー、タイムパラドックス、オーロマイスター、エスポワールシチー、グレープブランデー、ドゥラエレーデがいる。
歴代優勝馬
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第1回、18回、26回は函館競馬場、第14回は新潟競馬場ダート1800m
関連項目
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