エレクトロニカとは、説明がめんどくさい音楽のジャンルである。
概要
広義では電子音楽の総称としての意味を持つと言われているが、それは「エレクトロニック・ミュージック」である。
「エレクトロ」とも混同されるが、それは「エレクトロニック・ミュージック」の中のジャンルの一つである。
「テクノ」とも混同されるが、それは「エレクトロニック・ミュージック」の中のジャンルの一つである。
「エレクトロニカ」とは、「エレクトロニック・ミュージック」の中の音楽性・スタイルの一つである。
エレクトロニカとは
Warp Recordsからリリースしているアーティスト(特にAphex TwinやAutechre)が切り開いた領域を(意図的であるどうかは別として)ルーツに持つエレクトロニック・ミュージック
雑食性の高い音楽性で、エレクトロニカを厳密に定義するのはほぼ不可能であるが、あえて言うと以下の特徴がある。
説明が難しいのでEvery Noise at OnceやMap of Music Styles
などの音楽ジャンル相関図を見て聴いて「エレクトロニカ」を理解していただければいいと思う。
また、この記事の掲示板も参考になると思われる。
余談
このジャンルの音楽は英語圏では一般的に「IDM」(インテリジェント・ダンス・ミュージック)と呼ばれている。
この呼称が日本で普及しなかったのは、音楽ジャンルが「インテリジェント」であったりダンスを目的としない音楽が「ダンス・ミュージック」扱いだったりするネーミングに違和感があったためと考えられる。
英語圏においても、特定の音楽のリスナーが「インテリジェント」を自称することには反発が強く、エイフェックス・ツイン等のこのジャンルのアーティストがIDMと呼ばれることを嫌っていたりする。
ニコニコ動画におけるエレクトロニカ
ダウンテンポ・ビートレスな雰囲気から作業用BGMとして多くの楽曲が紹介されており、稀に「ニカニカ動画」のタグが付けられている。
また、DTM作品を公開するユーザーにより初音ミクを初めとするボーカロイドを用いたエレクトロニカ作品が多く投稿されており、それらは「ミクトロニカ」などの愛称で呼ばれる。
関連動画
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関連項目
- 音楽関連用語の一覧
- エレクトロニック・ミュージック
- アンビエント
- チルアウト
- テクノ
- ノイズミュージック
- ポストロック
- ポストクラシカル
- ニカニカ動画
- フォークトロニカ [→
]
- エレクトロック
- ボカトロニカ [→
] (ミクトロニカ / エレクトロルカ)
- UTAUトロニカ
- NIC@_M@STER
- 春ニカ祭2011 / 春ニカ祭2012 / 春ニカ祭2013
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