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エレックレコード株式会社とは、日本における最初期のインディーズレーベルの一つに数えられているレコード会社である。
概要
1969年に設立。元々はルーツとなるエレック社という出版社が行なっていた音楽通信講座の会員の作品を発表するために設立されたレーベルであった。
この音楽通信講座の会員勧誘や広告塔として当時勃興しつつあったフォークソングのミュージシャンと専属契約を行い、吉田拓郎や泉谷しげるを世に出したことで注目を浴びる。
その後も、武田鉄矢が所属した海援隊、後にRCサクセションに参加することとなる仲井戸麗市が所属した古井戸、テレビ番組「笑点」（日本テレビ）から飛び出し山田隆夫らが在籍したアイドルグループ・ずうとるびらがデビュー。また、はっぴぃえんど解散後に大瀧詠一が設立したナイアガラ・レーベルの最初の所属レコード会社となり、同レーベルから大瀧詠一プロデュースでシュガーベイブ（山下達郎・大貫妙子らが在籍）が唯一のアルバム「SONGS」を発表したことでも知られる。
しかし、吉田拓郎や泉谷しげるらの看板アーティストの相次ぐ移籍と放漫経営がたたり、1976年に倒産した。
長らく同社の音源を聞くことは一部作品を除き困難を極めたが、2005年に再設立（再建）されて、旧エレックレコード時代のレコードをCD化している。
販売委託先はバップ、ポニーキャニオン、フォーライフミュージックエンタテイメントなど。
備考
- 大阪を拠点にしていたURCと並び、日本のインディーズレーベルの元祖的存在として知られている。当時は「アングラレーベル」（アングラ＝アンダーグラウンドの略）と呼ばれていた。
- 初期に所属していた吉田拓郎や末期に所属していた山下達郎によると、所属当時は給料や印税の支払いが悪く一銭も入らなかったことも珍しくなかったそうである。
主な所属アーティスト
かつての所属アーティスト
削除対応
| 動画 | 詳細 |
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absorb 桜ノ雨 |
関連項目
外部リンク
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