エレメント(element)とは、要素・元素という意味の英語の名詞。
転じて、以下の意味である。
- マークアップ言語の構成成分。要素とも言い、厳密には間違っているがタグと混同される。ここではHTML要素・XHTML要素を解説する。
- エレメント(ファイナルファンタジー) - ファイナルファンタジーに登場するモンスター。エレメンタルとも。
- ヨーヨーメーカー・戦国のサブブランド。 →戦国(ヨーヨーメーカー)
本項では、1.について解説する。
概要
ニコニコ大百科で使えるエレメントは ニコニコ大百科:HTMLタグ一覧 へ。
開始タグは<と>で囲まれ、終了タグは</と>で囲まれる。つまり、内容hogeのpエレメントは、
<p>hoge</p>
のような書き方をする。
brエレメントやhrエレメント、imgエレメントなどの内容となる文章を持たないエレメント(空要素という)の場合は、内容の無い通常の形式、終了タグを省略する形式、もしくは<と/>で囲み、
- <br></br>
- <br>
- <br/>
- <br />
のように書く。
2.はHTMLで許された表現でよく用いられてきたが、XHTMLでは許されていないため、1.や3.、4.を用い、通常は古いブラウザでも問題を起こさない4.を用いる。
1.はXHTMLにおいて後方互換性の面で推奨されていない。(古いユーザーエージェントで何が起こるかわからない、とのこと。)
3.を勧めないのは古いユーザーエージェントが"br"タグではなく"br/"タグと勘違いしてしまう場合があるからである。
逆にHTMLで3.や4.は許されていないが、ブラウザは一応正しく解釈する。
HTMLではタグは大文字・小文字を問わなかったが、XHTMLでは小文字でかく必要がある。
そしてエレメントを入れ子にし、組み合わせて文書を構成する。
このとき、入れ子になっていない
のような構造を作ってはならない。
ブロック要素とインライン要素
ブロック要素の中には基本的にはブロック要素かインライン要素を入れることができ、一方インライン要素の中にはインライン要素しか入れることができない。
またStrictにおいて、bodyエレメントにscriptエレメントを除くインライン要素を直接内包させてはならない。
ブロック要素には有名なところではp,div,h1~h7などが存在する。
一方インライン要素にはbr,span,a,imgなどが存在する。
また、特にインライン要素のタグに囲まれていない文章自身もインライン要素となる。
bodyエレメントの直下に直接文章を書いてしまわないように注意しよう。
その点ニコニコ大百科ってすげぇよな、自動的にpエレメントに内包されるんだもん。
関連項目
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