サーキット・コンバイン! リンク召喚!!
現れろLINK-3、《エンコード・トーカー》!!
《エンコード・トーカー》とは、アニメ『遊☆戯☆王ヴレインズ』及び遊戯王OCGに登場するカードである。
概要
以下のテキストは遊戯王カードWikiより引用。
エンコード・トーカー/Encode Talker
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/下/右下】
サイバース族モンスター2体以上
(1):1ターンに1度、このカードのリンク先の自分のモンスターが、
そのモンスターより攻撃力が高い相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
そのダメージ計算後、このカードまたはこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を選び、
その攻撃力をターン終了時まで、その戦闘を行った相手モンスターの攻撃力分アップする。
2017年6月17日発売の「ストラクチャーデッキ-サイバース・リンク-」の目玉を務めるリンクモンスター。
同デッキでは名称カテゴリ「コード・トーカー」が確立されており、このカードも同名称に属する。
サイバース族の縛りが入っているため、他の種族との併用が難しい分、同じカテゴリに属する《デコード・トーカー》よりリンク召喚が難しい。基本的にサイバース族デッキの切り札として起用される。
リンクマーカーの向きは《デコード・トーカー》同様、リンクを繋げる観点だと非常に使いづらい。
基本的に、効果を生かす為にEXモンスターゾーンか、その直下に置くことになる。
ちなみに、リンクモンスターでは初の左右非対称のリンクマーカーを持つ。
効果自体は、能動的に使える代わりにパワーアップの時間が短い《光子化》といったところ。
相手モンスターの攻撃力をそのまま加算するため、攻撃されたモンスターをその後の戦闘から守ることも可能だが、《オネスト》などと違い、戦闘を行うモンスターではなくこのカードに強化を振り分けることが可能。
そうなれば、他の要素を度外視すればほぼ確実に戦闘での破壊が狙えるようになり、状況の打破が狙える。
- 一つ。対象モンスターが「そのモンスターより攻撃力の高い相手モンスター」と戦闘を行わないと発動できない。攻撃力が同等以下の相手とバトルを行い、攻撃力を高め追撃を行う……などといった使い方はできない。
- 二つ。守備表示の相手モンスターと戦闘を行っても発動でき、相手モンスターが戦闘終了まで残っていれば攻撃力上昇可能。守備表示のモンスターに対し、貫通効果を付与したモンスターで攻撃した時にこのカードの効果を使用すると、爆発的な威力でこのカードに追撃させることが可能。
ただし、戦闘終了後に相手モンスターが残っている必要があるため、守備力が低い相手に攻撃する場合は、戦闘破壊耐性の後付けは必要。
逆に守備力が高い相手に攻撃した場合は、数値差分の反射ダメージは喰らわないためちょっと得をする。 - 三つ。このカードの効果でこのカード自身を守ることは不可能。なので、自分自身には何一つ耐性のないこのカードが真っ先に狙われることは留意するべき。EXモンスターゾーンとその直下にこのカードを2体並べれば、双方が双方を守るため、実質的な戦闘破壊耐性となる。
メディアミックスにおける活躍
アニメ「遊☆戯☆王ヴレインズ」にて登場。
藤木遊作/Playmakerが、財前葵/ブルーエンジェルとのスピードデュエル中にスキル「Storm Access」を使用した際に入手。そのまま同デュエルから起用される。
続けて《ディフェクト・コンパイラー》を召喚して攻撃した際、自身と《ディフェクト・コンパイラー》の効果を合わせ攻撃力が6100に上昇。
速攻魔法《戦線撹乱》の効果で攻撃力1800となった《トリックスター・ホーリーエンジェル》を攻撃したことで、1ターンキルを決めた。
その後も遊作のデッキに入っており、作中初のマスターデュエルである「Playmakervsリボルバー」でも登場。
しかし登場後、フィールド魔法《天火の牢獄》の効果で棒立ち状態になり、その状態の回避も兼ねて《ファイアウォール・ドラゴン》のリンク素材となる。
さらに墓地に送られた後、名称「コード・トーカー」サポートの《リコーデッド・アライブ》でこのカードを特殊召喚し、布陣を固めた。
後に、《ファイアウォール・ドラゴン》から《ヴァレルロード・ドラゴン》への攻撃時に効果を発揮。ここでPlaymakerはこのカードの効果で、自身ではなく《ファイアウォール・ドラゴン》の攻撃力を上げた。
自身も永続魔法《バトル・バッファ》の効果で《ヴァレルロード・ドラゴン》に攻撃が届くようになり、攻撃を仕掛けたが、上昇幅が少ないので《ヴァレルロード・ドラゴン》の効果で返り討ちに遭う。名前が名前のせいでエンコミスとか投稿失敗とか言われた。
しかしPlaymakerのこの手は、《ファイアウォール・ドラゴン》の攻撃権を後から増やし、追加攻撃によるワンショットを狙うための誘いの一手でもあり、最終的にこの攻撃力上昇がフィニッシュに繋がった。
タイトルでは「鉄壁の守護竜」と銘打たれていた《ファイアウォール・ドラゴン》だが、どちらかというとこのカードに守られていた。
攻撃名は「ファイナル・エンコード」。構えた盾から伸ばした剣先での一撃。
12話で効果を使用した際には、守る対象の前に盾を構え庇う様子が見られた。
関連動画
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関連項目
- 遊戯王
- 遊戯王OCG
- 遊☆戯☆王ヴレインズ
- 藤木遊作/Playmaker - 彼に拾われ、主力のカードの一枚になる。
- コード・トーカー(遊戯王)
- リンク召喚
- 遊戯王OCGカードリスト
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