エンジンオイル単語

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エンジンオイル(motor oil; engine lubricant)とは

エンジンに使用されている潤滑油(ルブリカント)の一種である。

概要

血液のよう内部を循環し、様々な機能をもつ。
極論、これがなければエンジンが焼き付いてしまう。

• 潤滑作用　…　摩擦を減らす。
• 密封作用　…　ピストン/ピストンリングの隙間を密封する。
• 冷却作用　…　エンジン内部の熱を吸収して冷却する。^[1]
• 洗浄分散作用　…　エンジン内部の汚れを取り込み、分散させる。
• 防錆作用　…　エンジン内部の水分や酸によって錆びるのを防ぐ。

長期間の使用によってエンジンオイル・オイルフィルターは汚れていくため、交換する必要がある。

高高度を飛行する航空機などにおいては超低温に晒されることから、高い耐寒性も求められる。

悪質なガソリンスタンドや車屋においては、顧客の無知を利用して短期間で交換・買い替えを勧めてくるので注意。（さっき交換してきたばかりとか関係ない）

種類

エンジンオイルは使用対象のエンジン形式によって次の種類に大別される。()内はAPI規格によるグレード分類

1. ガソリンエンジンオイル
   1. 2ストローク用(TA〜TD)
   2. 4ストローク用(SA〜SN)
2. ディーゼルエンジン用オイル(CA〜CF、CF-4)

関連動画

エンジンオイルに関するニコニコ動画の動画を紹介してください。

関連項目

• オイル
• 潤滑油
• エンジン

脚注

1. *最終的な冷却は冷却水やラジエーター等で行う