エンドコンテンツとは、ゲーム用語の一つである。
概要
「思い知るがよい!エンドコンテンツの力を!」
「あの…勇者様、レベルもカンストしましたしそろそろ大魔王を倒しに行きませんか?」
簡単にいえば、ゲームをクリアしてエンディングを迎えたり、キャラクターのレベルをカンストまで上げてもなお、ゲームを末永くやり込んで楽しめるための要素のこと。元々は「エンドゲームコンテンツ」と称され、「ゲームが終わったあとのコンテンツ」という意味を示すが、いつしかゲームの部分がが略された。
「オワコンのコンテンツ(もう人気が再燃しそうにない不人気コンテンツ)」という意味ではない。
具体的には、例えばRPGの場合は、
- ストーリー本編をクリアした後に開放される隠しステージや高難易度モード
- 所謂強くてニューゲーム(2週目)の開放
- 収集アイテムやガチャ要素、アイテム図鑑及びモンスター図鑑のコンプリート、及びこれらをコンプする事で入手できる記念品アイテム
- ミニゲームの制覇、及びそれらのハイスコア達成
- ラスボスすら上回る強さの隠しボス
- レベルを限界まで強化し最強装備や必要なアイテムを全て揃えて知識も十分予習してやっと対等に戦えるほどの極悪な強さを誇る裏ボス
- それらの隠しボスに勝利して初めて入手できる隠しアイテム、及び見られるもう一つのエンディング
などといったもの。
アクションや格闘ゲームであれば、モンスターやボスキャラ達とひたすら連戦するモードだったり、製作スタッフでもクリアできなかったり「クリアの保証は致しかねます」と明言されている高難易度モードの開放など以外にも、ハイスコアやクリアタイムなどのランキング順位を世界中のプレイヤー達とオンラインで競うやり込みプレーも該当することがある。ゲームによってはゲーム内のさらなるストーリーや世界観を知る要素になっていたりもする。
エンドコンテンツを用意することで、やり込み要素が増加し一つのゲームを長く遊べるようになる以外にも、ゲーム製作側からすると「短時間でクリア・制覇できてしまうゲームはユーザーにも飽きられやすいので、エンドコンテンツを用意することによって続編や新作が作られるまで長く遊んで頂ける、或いは製作者も驚くほどのやり込みを提供できる」といった事情もあるとされる。
ゲームを愛好するプレイヤーによっては「ストーリーは前座、エンドコンテンツ解放後からが本番」と考えられている事も少なくない。
なお、エンドコンテンツの多くは大抵のゲーム作品においてネタバレ要素が強いため、エンドコンテンツに関する話題を出したり見に行く際には注意が必要である。ニコニコ動画やyoutubeでも、動画のサムネイルの画像だけでネタバレ内容を知ってしまう事例もあるので、未知(未クリア)のゲームに関する動画を検索する時には注意が必要だろう。
関連動画(ネタバレ注意?)
関連静画
関連項目
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