エンブロイダリー単語


ニコニコ動画でエンブロイダリーの動画を見に行く
エンブロイダリー
4.5千文字の記事
  • 8
  • 0pt
掲示板へ

エンブロイダリー(Embroidery)とは、2022年生まれ日本競走馬である。鹿毛

な勝ち
3歳(2025年):桜花賞(GⅠ)秋華賞(GⅠ)クイーンカップ(GⅢ)
4歳(2026年):ヴィクトリアマイル(GⅠ)阪神牝馬ステークス(GⅡ)

生産者はノーザンファーム、所有者は(有)シルクレーシング、管理調教師(美)。

概要

アドマイヤマーズロッテンマイヤー、クロフネという血統。
ダイワメジャー産駒香港マイルなどマイルGⅠ3勝。エンブロイダリーは初年度産駒である。
ブエナビスタなど重賞6頭を出した名ビワハイジ祖母に持つ良血で、競走馬としてもOP忘れな草賞勝利している。エンブロイダリーは第2
言わずもがなの名にして名種牡馬ブルーメアサイアーとしてもクロノジェネシススタニングローズなど多くのGⅠイナーを送り出している。フィリーサイアーの傾向はに入っても変わらない様子。

名の由来は「刺繍名からの連想」ということで、おそらく「アルプスの少女ハイジ」に登場する執事ロッテンマイヤーが暇さえあれば刺繍をしていることからの命名であろう。
3代ビワハイジから続く連想ゲーム的な命名で、2代アーデルハイトは「アルプスの少女ハイジ」の主人公ハイジの本名(「ハイジ」は「アーデルハイト」の短縮形)、ロッテンマイヤーは上述の通りで、エンブロイダリーの1歳上の半ゼーゼマンも「アルプスの少女ハイジ」に登場するクララ父親名前である。

シルクレーシングで1口6万円×500口の計3000万円で募集され、2024年に開業したばかりの美もり かずとも調教師に預けられた。

アルプス仕込みの刺繍家

2歳(2024年)

2歳6月東京マイルジョアン・モレイラ上にデビュー。中団のインから直線もスムーズに捌いて上がり最速で詰め寄ったが先行したミリオンローズを捕まえきれず2着に敗れる。

新潟に遠征し芝1800mの未勝利戦に出走。クリストフ・ルメールに乗り替わったここは、楽にハナを切ると直線軽く追われただけで後続をぶっちぎり7馬身差の勝。しかも最後50m近く流しているのに勝ち時計2歳コースレコードを0.9更新する1分455というとんでもない競馬をやってのけてしまった。

これはモノが違うのでは、ということで9月29日自己条件サフラン賞(中山1600m)は単勝1.2倍の一本被りとなった。しかし出遅れるわ引っ掛かるわで終始噛み合わず、さらに前残りの展開にも祟られ、上がり最速の末脚も不発の5着に敗れてしまう。

この後11月16日東京1400mの条件戦に回り、ここは中団から外を力強く伸びて1馬身1/4の着差以上の余裕を見せる快勝。GⅠ戦線には向かわず4戦2勝で2歳シーズンを終える。

3歳(2025年)

クラシックシーズン初戦は得意の東京コースを選びGⅢクイーンカップに出走。ライバルの格が上がったこともあったが、割れた3番人気と案外人気は集まらなかった。
このレースは前年課題だったゲートが決まり2番手追走の積極策。直線半ばで抜け出すと後続を全く寄せ付けず、2馬身半差の勝。1分322のレースレコードというおまけつきで初重賞制覇を飾った。アドマイヤマーズにとっても産駒の初重賞勝利となった。

このあと桜花賞に直行。2歳女王アルマヴェローチェGⅢフェアリーS圧勝のエリカエクスプレスなど多士済々のメンバーが集い、エンブロイダリーは単勝5.0倍の3番人気という支持を受けた。力は高く評価された一方、サフラン賞の大敗から右回りが不安というもあった。なおC.ルメール海外遠征で不在のため新馬戦以来のジョアン・モレイラ騎乗となった。

からので稍重の阪神競馬場。あまり速くはないスタートだったが、モレイラは促してポジションを取りにいき、ちょうど中間あたりでアルマヴェローチェの内にぴったり並ぶように位置取る。前はエリカエクスプレス逃げるよもやの展開で、群は均等にばらける形。これが4でギュッと一塊になり、内へ外へと入り乱れながら直線を向く。
4角アルマヴェローチェ上の岩田望来がそのまま外で仕掛けたのに対し、モレイラは一仕掛けを遅らせて内に2列ほど切れ込み、いたスペースから改めて1列外に持ち出しゴーサインという巧みな進路取り。外を抜け出そうとしたアルマヴェローチェに再び内から並びかけ前に出る。アルマヴェローチェったがクビ差振り切ってゴール。2歳女王を下してクラシック制覇を果たした。

上のジョアン・モレイラは前年のステレンボッシュに続き、史上7人桜花賞連覇。調教師は開業2年クラシック制覇。GⅠ初出走にして初勝利という快挙を達成した。アドマイヤマーズ産駒も初のGⅠタイトルとなった。また桜花賞当日は奇しくもアグネスタキオン誕生日だったため「アグネスタキオン誕生日にその子孫がG1を制覇した」という出来事が起こった。

「特別な三冠を狙ってもいい」とレース後モレイラが語っていたように、この後は牝馬三冠の次戦に向けて距離延長、オークスを狙う。不利の中で3着に飛び込んだリンクスティップらが虎視々と樫の女王を狙う中、アドマイヤマーズ産駒距離適性も試される舞台になった。
そうして迎えた本番は短期免許切れで帰したモレイラが降り、再びルメールが配され1番人気にこそ推されたものの3.3倍と抜けたものにはならず、2番人気の2歳女王アルマヴェローチェ(3.4倍)、3番人気リンクスティップ(3.7倍)と僅差であった。
スタートが切られると前につけてアルマヴェローチェを内に見ながら進めたものの、エリカエクスプレスが作ったスローペースで折り合いを崩し中かかりっぱなし、さらに前日の+曇模様で馬場が良馬場発表ながらききっておらずぬかるみ気味だったこともあったか、掲示板すら外し9着とキャリア最大の大敗を喫してしまった。とはいえを見れば納得も行く部分はあり、差も勝ったカムニャックから1程度ではあった。

オークス後は放牧を挟んで秋華賞直行となった。最近っぽい感じがするがテイエムオーシャンの頃から存在するローテではある。
ハチャメチャだったローズSを強い勝ち方でしっかり勝ってきた、距離に不安のないオークスカムニャックが2.1倍と抜けた1番人気。方や本オークス大敗から印更新がなかった上、2000は対応限界かちょっと長いと思われ5.5倍の2番人気となった。とはいえ人気っぽい形で人気した3番人気ヌーヴォレコルト産駒セナスタイルが二桁台だったので、タイトルを分け合った二頭による争いであるという認識ではあった。
レースではパドックから異常ハイテンションで前にすっ飛んでいったカムニャックマークしながら進めるが、向正面の時点でカムニャックはもうないと見たかみなくかつ理せず快調に逃げエリカエクスプレスマークスイッチし2番手まで押し上げる。でのルメール必殺技武豊ガンマークである。
直線入口では逃げ切りを狙ったエリカ様に離されたものの、徐々に差を詰めて残り100付近で捕まえると半馬身差をつけて勝利2007年ダイワスカーレット以来の桜花賞秋華賞二冠馬となったのであった。

秋華賞後に狙うのは香港マイル。相手はここが引退レースとなる日本ソウルラッシュマイルCSからの転戦となるDocklands、勝ちきれないものの欧マイルGⅠで上位入線の常連The Lion in Winter、中距離戦線から撤退こそしたものの香港ナンバーワン格には違いないVoyage Bubbleらが集った。
スタートダッシュがつかず、中団後方からの競馬。終始外競馬を進め、4から外を回って仕掛けたが直線で全く伸びず々に上位争いから脱落。Voayge Bubbleソウルラッシュが接戦を繰り広げるか後方で11着という結果に終わった。

4歳(2026年)

初戦は阪神牝馬ステークスに出走。カムニャックとの再戦、アスコリピチェーノと初顔合わせとなった。人気GⅠ3頭にラヴァンダを加えた四強の構図となり、本単勝2.8倍の1番人気となった。
体重+14kgで出走。好スタートを決めると他に行きたいもおらず、未勝利戦となる逃げの形。終始外からプレッシャーもかけられたが意に介さず、直線で他を突き放す。ゴール前でカムニャックの追撃を受けるもクビ差振り切って勝利レースレコード1分316の好タイムGⅠ戦線へ弾みをつけた。

次走についてはヴィクトリアマイル安田記念の方向で検討され、ヴィクトリアマイル出走が決まった。カムニャックもここへ出てきたがマイルでの実績や前走の結果から本単勝1.9倍と大本命になった。
6枠12番から難にスタートし、出たなりで外の6番手へ。すぐ内にカムニャック、背後に前年2着クイーンズウォークと人気3頭が固まり、全体の隊列はほぼ均等にばらける形となる。
3,4コーナー中団でカムニャックの前に出して直線に入る。ルメールはしばらく仕掛けを待ち、残り400mでゴーサイン。エンブロイダリーも待ってましたと言わんばかりに馬場ん中を猛然と駆け上がり、坂を登り切ったところで逃げエリカエクスプレスを捕まえ先頭に立つ。そのままゴールまで突っ切り、一足遅れて追い上げてきたカムニャックに1馬身1/4差をつけ完封横綱競馬GⅠ3勝を掴んだ。

C.ルメールは前年のアスコリピチェーノに続くヴィクトリアマイル連覇で単独最多の同競走5勝海外レースを含めてGⅠ通算100メモリアルVに「ずっとカウントしていた。1番人気で達成できて嬉しい」と喜びを爆発させた。

血統表

アドマイヤマーズ
2016 栗毛
ダイワメジャー
2001 栗毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
スカーレットブーケ *ノーザンテースト
*スカーレットインク
ヴィアメディチ
2007 栗毛
Medicean Machiavellian
Mystic Goddess
Via Milano *シングスピール
Salvinaxia
ロッテンマイヤー
2013 鹿毛
FNo.16-c
*クロフネ
1998 芦毛
*フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
*ブルーアヴェニュー Classic Go Go
Eliza Blue
アーデルハイト
2007 鹿毛
アグネスタキオン *サンデーサイレンス
アグネスフローラ
ビワハイジ Caerleon
*アグサン

クロスサンデーサイレンス 3×4(18.75%)

関連動画

関連リンク

関連項目

関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

  • 8
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

ニコニ広告 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: なかじき
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

エンブロイダリー

102 ななしのよっしん
2026/05/17(日) 15:52:42 ID: p+Q77ZFxdV
おめでとう
も楽しみだけどはどこかもう一回使うんだろうか
👍
高評価
0
👎
低評価
103 ななしのよっしん
2026/05/17(日) 15:55:36 ID: aDkytFJdyK
強かった VMが荒れるレースと言われても二冠牝馬には関係ない話だった
👍
高評価
8
👎
低評価
104 ななしのよっしん
2026/05/17(日) 16:31:30 ID: HPqPzRFN0Z
今回の勝利阪神京都よりも府中の方が適正あるってイメージができたな
👍
高評価
2
👎
低評価
105 ななしのよっしん
2026/05/17(日) 16:33:15 ID: oio8ypoJPO
つええやブロリー
👍
高評価
4
👎
低評価
106 ななしのよっしん
2026/05/17(日) 17:17:17 ID: K0qqWLnMH0
ブロリスト増えちゃう
👍
高評価
5
👎
低評価
107 ななしのよっしん
2026/05/17(日) 20:51:28 ID: Tnex+TmJtx
???「疲れをとる、エンブロイダリーを飲んで、寝ます!」
👍
高評価
0
👎
低評価
108 ななしのよっしん
2026/06/26(金) 23:55:14 ID: HPqPzRFN0Z
フランス遠征は回避かー
次走はまでお預けか
👍
高評価
0
👎
低評価
109 ななしのよっしん
2026/06/27(土) 19:55:29 ID: 5k21LUUv72
タイキシャトル級の実績とは言わんが欧州トップレベルに挑戦するならせめて混合G1レース勝ってからでいいだろと思ってたから良かった
👍
高評価
0
👎
低評価
110 ななしのよっしん
2026/09/04(金) 11:08:58 ID: U76oK89EMq
G1三勝してて立なのにイマイチ話題にならないのが不思議
👍
高評価
0
👎
低評価
111 ななしのよっしん
2026/09/04(金) 20:32:24 ID: 8eLuwjYt6E
>>110
G1勝ちだけだとそこまで存在感が出ないのは、メジロドーベルとかアパパネあたりの昔からそうだから…
そういう意味でも、今マイルCS辺りでの勝ちが見たい気持ちはある
👍
高評価
1
👎
低評価