エーデルワイス賞とは、ホッカイドウ競馬の門別競馬場で毎年10月に施行される2歳牝馬限定・ダート1200mの重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnⅢ。
概要
1998年、札幌競馬場(地方)ダート1700mの旧3歳牝馬限定、統一GⅢの交流重賞として創設。2000年~2002年は門別競馬場・ダート1800m、2003年~2005年は門別競馬場・ダート1200m、2006年~2008年は旭川競馬場・ダート1600mで開催された。
2008年は旭川競馬場の廃止に伴い同競馬場の最終レースとして開催。2009年から再び門別競馬場に戻り、以降はダート1200mに固定されて現在に至る。また、2007年から格付け表記をJpnⅢに変更。
2023年から、全国的なダートグレード競争の体系整備に伴い、開催時期が10月中旬から11月上旬に変更となった。
2歳限定のダートグレード競走では最初に開催されるレースで、2歳牝馬限定の交流重賞は本競走が唯一。
交流重賞としては珍しく地方勢が強いレースで、2023年現在、通算で地方勢15勝(道営13勝、岩手・佐賀各1勝)・JRA勢11勝と地方勢がJRA勢に勝ち越している。そもそもこの時期までに中央のダート短距離を勝ち抜ける2歳牝馬がどれだけいるかっていうと……。
歴代の勝ち馬でGⅠ級を勝利したのは、全日本2歳優駿を勝ったグレイスティアラとリエノテソーロがいる。他に本レース以外の交流重賞を勝った馬には、フェスティバル(北海道2歳優駿)、リアライズノユメ(兵庫ジュニアグランプリ)、タイニーダンサー(北海道2歳優駿・関東オークス)がいる。地方での活躍馬には、南関東牝馬二冠のナミ、同じく南関東牝馬二冠で戸塚記念を勝ったスピーディキックがいる。
歴代優勝馬
馬齢表記は現在のものに統一
第1回~第2回:札幌ダート1700m、第3回~第5回:門別ダート1800m、第6回~第8回:門別ダート1200m、第9回~第11回:旭川ダート1600m、第12回~:門別ダート1200m
関連コミュニティ
関連リンク
関連項目
- 0
- 0pt