オインゴとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part3スターダストクルセイダースのキャラクターである。
弟の概要は売り物じゃあねぇ……… とっとと消えな
DIOの配下の一人であり、弟のボインゴと共にジョースター一行を襲撃した。
性格は非常に憶病で内向的な弟とは対照的で、短気で口より先に手がでるタイプだが、弟を大事にする面もある。弟からは非常に頼りにされているが、弟の内気な性格を心配しており、少々過保護気味なところもある。
後述するスタンド能力「クヌム神」とボインゴのスタンド能力「トト神」をタッグにして巧みにジョースター一行に近づき、毒入りの紅茶で一行の暗殺を試みるもあえなく失敗。このとき、通りすがった一般人の顔が無性に腹が立つ顔立ちだったという理由でぶん殴って金をせしめる。その後、トト神の能力で承太郎が爆死する予言を読み、ジョースター達が乗るバギー内に爆弾入りのオレンジを仕掛ける。しかし、仕掛けている最中にジョセフとポルナレフに遭遇してしまい、止むを得ず自身のスタンド能力で承太郎に化けて爆弾入りのオレンジを持ったまま一緒に同行する羽目に。この際、オインゴはトト神の予言は承太郎本人ではなく、承太郎に化けた自分ではないのかと疑い始めて焦り始める。
トト神の予言から逃れるため、道中で何とかオレンジを車の外へ捨てようと策を講じるもイギーによってあえなく失敗。さらに、その際の妙な言動によってポルナレフとジョセフからニセモノかと疑われ始めてビクビクすることになる。その後、承太郎の特技だったらしい『火のついたタバコを口の中に5本入れ、火を消さずにジュースを飲む』という曲芸をやらせられたり、手を組んだ際の親指の位置でツッコまれたりと、ジョースター一行に悪意はないにせよ知らず知らずのうちに精神的にボコボコにされる。
最後は精神的に我慢できず、トイレのため車から降りるのを理由に逃走を図るも、ポルナレフが投げ捨てた爆弾入りのオレンジを踏んでしまい自滅。そこに駆けつけた弟が今度は自分が倒すと決意し、精神的に成長したのを見て感動するものの、ここで先ほど何となく殴った一般人が仕返しのため、屈強な男を複数人引き連れて現れる。攻撃手段自体はこれっぽっちも持っていないスタンドなうえ、爆発で多大なダメージを受けたばかりだったためにどうすることもできず、兄弟仲良く再起不能となる。
ジョースター一行は襲われていた事すら最後まで気付かなかった。
弟の言っていた通り途中で変身を解いていれば二人に半殺しにされるも病院前でオレンジに手をつけた本物の承太郎が爆裂していたと思われる。
名前の元ネタは同名のアメリカのロックバンド Oingo Boingo(オインゴ・ボインゴ)から。
なおTVアニメ版の登場回ではなぜかキャラソンつきの特殊EDが用意されており、
『アク役◇協奏曲 〜オインゴとボインゴ〜』という曲名でiTunesで配信されている。
おれたちのカードは書物の神「トト」と創造の神「クヌム」!
オインゴ ボインゴ 兄弟(ブラザーズ)!
- クヌム神
【破壊力:E / スピード:E / 射程距離:E / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:E】 - 自分の姿かたちを自在に変えるスタンド能力。具体的なスタンド像を持たないスタンドで、オインゴと一体化している。
- 粘土のように顔をこねることで、誰にでも化けることが可能。頭髪を変化させれば、髪形を模倣するだけではなく帽子のように見せる事も可能。変身すると、容姿だけでなく、身長や体重、体臭までもが変化するため、変装を見破るのは困難。ただし、あくまでも外見を完全に真似るだけなので、変身対象の性格や癖といった内面までは模倣できず、変装相手を知人からも怪しまれない程完璧に真似るにはオインゴの連日の人間観察と物真似の努力が必要不可欠。事実、承太郎に化けた時はオインゴが日本の服である「学ラン」の事を知らなかったため、首から下はオインゴの服装のままという奇妙な格好となり、ジョースター一行から怪しまれた。
- また、スタンド自体に戦闘能力は無いため、戦闘がしたければ本人が直接戦わないといけない。同じ変身能力スタンドであるイエローテンパランスには多くの点で負けているが、体臭も模倣できる点(イギーにもバレなかった)、本体そのものの身長体重を変化させるので小さいものにも変身できる可能性がある点などはこちらのほうが優っている。
- 以上のようにスタンドとしてイエローテンパランスに劣っている部分は少なくないが、肝心の持ち主に関しては、食べる時の癖についての前情報や優秀な変身能力を自身の奇行で台無しにしてしまう・戦闘も慢心に満ちた能力任せのものなど難点が目立つのに対し、こちらは一応、自身および弟のスタンドの能力の長所と短所をしっかり把握したうえで任務遂行に活かそうとする・標的のそばでは自分から奇行に走らず、失言も比較的少なかったことなど、総じてスタンド使いとしてはラバーソールよりマシな部分が結構あったため、イエローテンパランスよりは持ち主に恵まれたスタンドといえる。
- 後の第4部にも同じく変身を扱った「アース・ウィンド・アンド・ファイヤー」というスタンド能力が登場するが、こちらは本体であるミキタカの地球人観につき「人間以外のものになら変身できるが、人間には精巧に変身できない」という点が異なる。
担当声優
例の……関連動画ァ?………??
内気なお前がコ…コミュニティに入るというのか?
そ…そうだ この関連項目を捨てればいいんだッ!
- ジョジョの奇妙な冒険
- スターダストクルセイダース
- ボインゴ - 弟
- オレンジ
- エジプト9栄神
- オインゴとボインゴ兄弟大冒険
- 支倉未起隆(同じく「変身」能力を持つスタンド使い)
- アク役◇協奏曲
- お兄ちゃんの一覧
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
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