オオアルマジロ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどのメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:相沢舞(ゲーム版)、辻美優(アニメ版1期)、本宮佳奈(アニメ版2期)
概要
南米大陸に生息する(アマゾンやパラグアイではコイツを食うらしい)、頭や背中が頑丈な鱗状の板(鱗甲板)で覆われている動物・オオアルマジロのフレンズ。
明るく元気な性格の娘。鱗甲版をモデルとした装備による鉄壁の防御力が自慢。通称「オルマー」(アニメでは言われてない)。
アルマジロの名の由来(スペイン語で「武装したもの」を意味する)は、もうちょっと可愛い方がよかったと、あんまり気に入ってない。
外見
黒髪姫カットの女の子。半袖カッターシャツとオレンジ色のカーディガンに黄色のミニスカートを着ている。
自慢の鱗甲板は帽子や各種プロテクターという形で再現。亀仙流修行のように背負ったりはしない。腹部分がブヨついているが、自己紹介文を見るに戦闘に備えて追加したプロテクターのためなようだ。本人曰く「私だけのオリジナリティーさ!」。
ゲームでの扱い
やっほやほー!
『武装したもの』ってのが私の名前の由来だけど……もうちょっと可愛い方がよかったかなあ。
戦うときのことを考えて、お腹にもプロテクターを追加したんだ。これで完璧、私だけのオリジナリティーさ!
パッション属性(赤)のレアリティレベル5のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは近距離・サイズはM。所持スキル「堅牢堅固ガードスタイル」は15秒の間自身の防御力を35%アップさせる、オオアルマジロの見た目に違わぬ鉄壁の防御。
期間限定レイドイベント「悪魔の花 討伐大作戦!」において獲得アイテム「花の種」一定数との交換でのみ入手可能な新規フレンズの1人(もう1人はグレビーシマウマ)。
オオセンザンコウのセンちゃんと共に、何でも屋「ダブルスフィア」として行動している。マシンガントークを繰り広げてはセンちゃんに窘められたりするが、オーダー遂行中には高い推理力と、攻守揃ったコンビネーションを見せるなど、息はピッタリ。
メインストーリー第9章では、センちゃんと共にルルの居る遺跡アトラクションエリアに登場。マシンガントークでパーク・セントラルで遊びたいと愚痴を零しては仕事しなさいと一蹴されたり、謎解きに興味を覚えたラビラビをこれまたマシンガントークでダブルスフィアに勧誘しては後にしなさいと一蹴されたり、いつも以上に喋りたい放題な様子で一行を賑わせた。
アニメでの活躍
「やっちゃうですよー!」
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被甲目 アルマジロ科 オオアルマジロ属 オオアルマジロ Giant armadillo |
第6話「へいげん」で登場。へいげんで合戦ごっこを繰り広げる2陣営のうち、ヘラジカ率いる軍団に所属している。防御が得意なのだがヘラジカの戦法は「ライオン陣営の本拠地へ向け道に沿って突撃するのみ」という知波単学園戦法だったため、オオアルマジロの長所は全く活かされなかった。今まで51戦戦ってきたが、結果は51戦全敗という清々しいほどの負けっぷりで、しかもオーロックスとアラビアオリックスの2人に全滅するという有り様だった。
見かねたライオンから戦術指南役としてこっそり派遣されたサーバルとかばんちゃんがヘラジカ陣営に加入。加入後の模擬戦ではヘラジカと対戦。ヘラジカの超パワーに吹っ飛ばされ壁に叩き付けられている。しかし特にダメージも無くその後の模擬戦を観戦してる辺り、流石の防御力である。
かばんちゃんの協力によって個々に合った戦い方と戦略を身に付けたヘラジカ陣営の面々。ライオン陣営との52戦目の対決では、シロサイと共に防御重視の戦法を披露。アラビアオリックスの攻撃を頭や肘の鱗甲板で悉く防ぎ、あまりの鉄壁の守りに「私たち、守りに徹するとこんなに頑丈だったのか!」と自分たちのことながら驚いていた。
ちなみにこのとき、「割られたら負け」の紙風船を他の多くのフレンズは頭のてっぺんに付けているのに対し、オオアルマジロはお腹に付けている。動物だった頃の姿では腹部は鱗甲板で覆われていないため、「そこが弱点である」ということを再現したものか。
52戦目の合戦ごっこはライオンとヘラジカの相打ちによる引き分けで終了。戦闘後は両陣営一緒に楽しそうに騒いでいた。かばんちゃんがヒトだと判明した後も態度は変わらず、としょかんへ向かう一行を見送っている。
第12話「ゆうえんち」では援軍として駆け付けた、コノハちゃん博士・ミミちゃん助手率いるフレンズ軍団の1人として登場。目立って映る場面は無いが背景で超巨大セルリアンと戦うシーンが確認出来る。おそらくリーダーのヘラジカに付き従う形で参戦したのだろう。
けものフレンズ2での活躍
アニメ第2期ではOP映像及び第1話「きおくのかなた」から相方のセンちゃんと共に登場。理由は不明ながらキュルルが目覚めたカプセルを調べ、その行方を追っていた。また、謎の遠吠えを聞いた際には咄嗟に体を丸めて防御姿勢を採っていた。
第4話にてついにキュルルちゃんとサーバル・カラカルコンビと対に遭遇。雇い主の元へ連れて行こうとしたが、突然の事に警戒したカラカルの威嚇に相方共々ビビってしまい丸くなり、そのままキュルル達に逃げられてしまう。根が怖がりなのか相手が去ってもずっと防御姿勢を取り続けてしまい、そのまま夜が明けてしまっている。
その後しばらく出番も言及される事も無く、みんなすっかり存在を忘れかけていた所で第8話にて久々の登場。PPPの新曲ノメロディーを口ずさんでいた。その後センちゃんの捜査力によって一行が使用した車両のタイヤ痕をヒントに辿って行き、更にタヌキ・パフィンの立ち話を手掛かりにキュルルがPPP新曲披露ライブに参加している事を突き止める。
そのまま楽屋に乗り込み、オオセンザンコウと共になんとPPPのプリンセスとジェーンに掴みかかるという暴力を振るい(この際2人は悲鳴を上げ、コウテイとイワビーが必死に止めに入っている)ライブ開始時間を遅らせた末にキュルルを確保し、自分達の雇い主の下へと連行していった。
第9話で依頼主であるイエイヌと合流し、報酬であるジャパリスティックと引き換えにキュルルを引き渡した。しかし、これまで日常を華やかにしていた依頼を達成してしまった事で一種の燃え尽き症候群を発症してしまい、帰路の時点で早くも次の依頼を渇望し始めた。そこへキュルルを探していたサーバル・カラカルと遭遇、キュルルの行方を問いただす2人の問いをなんと依頼と判断。キュルルが居そうな場所であるイエイヌのお家を捜索・探し出しソコへ案内した。
第10話では事務所にてアライグマ・フェネックから「フレンズの形をしたセルリアン」についての調査依頼を受けていた。しかし自分たちにとって危ないと判断したのか依頼を拒否、セルリアンに詳しいかばんさんへ依頼するよう勧めた。
上記の通りこの作品でのみ、強者相手には弱気になり弱者相手には威圧的になるという、非常に性格の悪いキャラクターとなってしまっている。もはやゲーム版や第1期の面影はないキャラになってしまったといえよう。ゲーム版での愛称と同じだが、ゲーム版及びアニメ第1期との関連は今のところ不明。
ぱびりおんでの活躍
「いっちょやろーかー。」
2019年3月6日から観察可能になった。 けもトークの枠の色は緑。
けものフレンズのアニメ両方に出ており、性格も双方で大きく異なる彼女の扱いだが、
他のフレンズのけもトークなどを考慮するとぱびりおん内では「かっせんごっこ」が一段落した後に
一度解散・自由行動になっているようで普段はオオセンザンコウと困り事の解決をしているようである。
なお報酬などを受け取ったり要求する描写はなく、純粋に困っている子を助けているだけである。
ヘラジカ陣営との明確な絡みは、同年11月9日のアフリカタテガミヤマアラシの登場までお預けだった。
その際に変わらずヘラジカ様と慕っている辺り、関係性は変わっていないようである。
(※一部絡みがあったとも言えなくはないけもトークもあったが明確なものではなかった。)
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関連項目
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