オグロメジロザメとは、メジロザメ目メジロザメ科に属する鮫である。
概要
体長は最大2.5m。体色は背側は灰青色で、腹側は白色。体型は一般的なメジロザメ科と同様、スマートな流線型をしている。名前の通り、尾鰭の後端が黒くなっているほか、第1背鰭がやや白く縁取りされている。
定住性のナワバリを持つ捕食者で、おもに紅海、インド洋、西部および中部太平洋の海域の堡礁型サンゴ礁を取り巻く断崖に沿って活動している。時にはサンゴ礁に出現し、ダイバーと鉢合わせすることも多い。普段は大人しく、人間に危害を加えることは滅多にないが、時折攻撃的になることがあるので、明らかに威嚇とわかる行動をとっていたら、すぐにその場を離れたほうがいいだろう。
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