オシャボとは、ポケモン用語で“オシャレボール”の略称・通称である。
概要
ポケモンを捕獲するボールには、最も基本となる赤と白のツートーンで有名なモンスターボール以外にも、スーパーボール、ハイパーボールを始めとした様々な性能・デザイン・色・登場エフェクトのボールが存在する。オシャボにこだわるということは、ポケモンを捕獲する際に「安価な or たくさん持っている or 性能の良い or その状況に適したボール」を使うのではなく、
といったオシャレなボールを使うという、直接バトルに影響を与えない、いわゆるひとつのロマンである。
第5世代(~BW2)までは、タマゴから産まれたポケモンは例外なく全て基本のモンスターボールに入った状態で産まれてきた。その為オシャボはほぼ野生産に限られ、対戦で使うには、
などの理由から、(元々タマゴの産まれない伝説のポケモン以外には)本当にこだわる一部のプレイヤー以外にあまり普及しなかった。
しかし第6世代(XY)で、性別が♀のポケモンが入っているボール(マスターボール、プレシャスボールを除く)がタマゴに遺伝するようになってから状況は一変。特にORASで、ネットのレート対戦において過去作産の個体が使用できなくなったことや、教え技が解禁されたことをキッカケに、愛用のポケモンを入れたいボールで孵化・厳選するトレーナーが急増した。
第7世代以降はボール遺伝の条件がさらに緩くなり(後述)、その傾向に拍車がかかっている。
基礎知識
- オシャボはあくまで個人の好みが反映されるものではあるが、その中でもデザインやレア度から比較的人気の集中するオシャボといえば、プレミアボール、ゴージャスボール、ダイブボール、ムーンボール辺りが挙げられる。反対に、ストーリーを進めるだけでフレンドリィショップ全店舗で販売されるスーパーボールやハイパーボールのほか、クイックボール、ダークボールなどのオシャボに興味がなくても捕獲によく使われるボールはやや敬遠されがちな傾向にある。だが、先にも書いたように、オシャボはあくまで個人の好み。どのポケモンをどのボールに入れるのかは(当たり前ではあるが)完全に個人の自由である。“オシャボ派”が急増する中、あえてポケモンが入っているボールをモンスターボールで統一する“モンボ派”も存在する。このこだわりも1種のオシャボ派といえる。
- ガンテツボールは通常入手できるのがHGSSのみであり、第7世代や第8世代では入手自体は可能だが個数に制限があったり、複数入手の難易度が高い。ドリームボールも同様に第5世代限定であり、後述するように第8世代で入手は可能になったがガンテツボール同様に複数入手は難しい。こうしたコレクター心をくすぐる要素もオシャボの魅力の1つといえる。
- 今となってはかなり少なくなったが、最新作の御三家×モンスターボール以外のボールなど、場合によっては不可能な組み合わせも存在する。改造により不可能な組み合わせのポケモンが産まれ、それがミラクル交換などで流れてくることもあるため、オシャボに興味がないトレーナーも、自衛のために最低限の情報はもっておいたほうがいいだろう。オシャボ勢の同志達の手により、どのポケモンがどのボールに入れられる(入れられない)かを纏めたサイトも多数存在する。
- 世代が変わる(進む)と、グラフィックの進化と共に当然エフェクトも毎回変更されている。エフェクトのコンセプトが大きく変わる事は無いが、その点を考慮した上でオシャボは選択・採用していく必要がある。
- レーティングバトルにおいては、ボールによっては登場時点で教え技の有無や特性がバレてしまうパターンがある。対戦をたしなむ際には気をつけておいたほうがいいだろう。
第8世代におけるオシャボ
- 第8世代「ポケットモンスター ソード・シールド」(以下剣盾)では、なんとジムチャレンジに訪れるたびに不審者ボールガイからガンテツボール、さらにドリームボールやウルトラボールをそれぞれ1個ずつもらえるようになった。さらに、殿堂入り後のトーナメント優勝でも賞品としてそれらのボールがもらえる事も(ただし確率は非常に低い)。ドリームボールのみトーナメントの賞品には入ってないが、このボールがゲーム内で通常入手できるようになったのは何気に初めてである。これによりドリームボールに収めることのできるポケモンが非常に増えた。スピードボールのみ、ボールガイからではなくワイルドエリアでのミニゲーム「ロトムラリー」の10回クリア景品なので注意。
- また、剣盾における有料追加コンテンツ「鎧の孤島」ではなんと11年ぶりにぼんぐりが復活。これでオシャボが量産出来る…と思いきや、実際はぼんぐり4つを「ウッウロボ」というマシンに入れて合成しなくてはならず、その上ガンテツボールなどのレアボールが排出される確率は有志の検証では1%程と非常に低確率。ぼんぐりを渡した分だけボールを作ってもらえたHGSSとはえらい違いだが、これはガンテツの職人技を見たハイド少年がウッウロボにボールの作り方を組み込もうとしたもののその技術を再現しきれなかったためらしい。
- 合成をした時にウッウロボが吐き出す白い球が虹色に光った時はレアボール確定である。
- ちなみにこのウッウロボで合成出来るボールには、ガンテツボールだけでなくサファリボールやコンペボールも含まれている。これらのボールが通常プレイで手に入るようになるのは初である。
- 以上のようにぼんぐりが実装されたもののその希少価値は大して変わらず、今もレアボール入りポケモンはしばしばポケモン交換の際に通貨として用いられやすい。
第9世代におけるオシャボ
- 第9世代「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(以下SV)では、発売時点で以下の3つの手段で入手可能となっている。サファリボールとコンペボールは入手不可能。
- 図鑑達成報酬
捕獲数が240~400(コンプ)の間に、ガンテツボールとウルトラボールが1個ずつ手に入る。ただし、なぜかラブラブボールは報酬に入っていない。
400種類用意して新データを作ってボール回収…という動きも可能。ポケモンHOMEが解禁されたことでポケモンの輸送は容易になった。まあ、アイテムを輸送するにはSwitch本体も2台必要にはなるが。
DLC前半のキタカミ図鑑では、120~200(コンプ)の間にラブラブ・フレンド・ヘビー・ムーンボールが1個ずつ手に入る。
- マリナードタウンの競り
低確率でガンテツボールとドリームボールが競りに出される。ゲーム内時間で1日1回ラインナップが更新されるため、朝になったら確認しにいこう。
値段は相応に高い。一緒に競りに参加しているNPCの年齢層によってボーダーが決まっており(性別は無関係)、プレイヤーまたは他のNPCが一定以上の金額を提示すると諦める。子供の場合は20万、青年の場合は22万、中年の場合は24万、老人の場合は35万以上(ただしあくまで提示金額の最低ラインなので、競りの流れによってはこれより少し高い値段で買うことになる)。競りの直前にセリフを発したNPCはこのボーダーが更に上がるため、老人がセリフを発した場合は40万前後まで値段が底上げされてしまうこととなる。
方法としてはグレーだが、Switch本体の時間を弄ることで容易に再抽選ができるため、その気になれば大量確保も可能。
また、SVのソフトを起動していない間にゲーム内の日付を跨いだ場合(ゲーム内時間はリアルタイムの72分で1日が経過する)、起動→セーブせずにリセット→再起動を繰り返すとそのたびに競りのラインナップが変化する。
そのため、本体の時間を弄らずともリセマラで効率よく狙うことは可能となっている。
- 学校最強大会の報酬
低確率でガンテツボール・ドリームボール・ウルトラボールが貰えることがある。
連射コンで金策している人は多少なりとも貰っているのではないだろうか。
特にウルトラボールは競りでの入手ができないため貴重。
- 図鑑達成報酬
- 以上のように希少価値はまだ高いものの、剣盾よりはだいぶ入手しやすくなっている。
- 余談だが、今作はシンボルエンカウントであるため、色違いのポケモンが出現したら目の前でレポートすることで何度でも捕獲チャレンジが可能となっている。
そのため、「色違いのポケモンをオシャボに入れる」難易度がこれまでと比べて大きく下がっている。
証持ち色違いポケモンをウルトラボールに入れる、なんていうのもかなり現実的に可能。
余談
- XYではバトル開始直後、初手のポケモンのボールの外観は反映されるものの登場エフェクトは何故か反映されず、代わりに全てプレミアボールの(ものと同一と思われる)登場エフェクトが表示されていた。だがORAS発売直前の2014年10月29日のバージョンアップ(ver1.3)を受け、初手のポケモンの登場エフェクトも反映されるようになった(ORASはデフォルトで反映されている)。
- 性別不明、もしくは種族的に♂しかいないポケモンは、第6世代ではボール遺伝させることができなかった。元から遺伝できないマスターボールと共にもし良い個体が欲しければ、ORASの野生で図鑑ナビのサーチで粘るなどの努力が必要になっていた。
- これに関連して、第6世代は御三家やブイズなど♂♀の性別比率が極端(7:1)なポケモンのオシャボ孵化・厳選は大変骨が折れていたが、現在(第7世代以降)は「同じ種族同士ならば♂のボールも遺伝する」ように仕様が変更されたため非常にやりやすくなっている。
種類・解説
冗長的になるのを防ぐため、またオシャボ選出の実用性という2つの目的のため、以下の記述は第8世代をメインとしている。第9世代も大きくは変わっていないと思われる。
通常ボール
全国のショップで購入でき、主にストーリーを進めると購入できる種類が増える。捕獲率の差以外に特別な効果はない。
名称 | 外観 | 特徴 |
---|---|---|
モンスター ボール |
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水色のエフェクトで、環状の光と同時に多数の小さく丸い光と複数の十字状の光が飛び出す。当たり前だが、ビリリダマやマルマイン、タマゲタケやモロバレルにはよく似合う。通称モンボ。 |
スーパー ボール |
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紫色の環状の光と同時に、水色と紫色の多数の小さく丸い光と複数の紫色の十字状の光が飛び出す。ダイブボールの水の要素がいらない場合の青いポケモンの候補になるほか、ドククラゲやボーマンダ、色違いのビリリダマやマルマイン、タマゲタケやモロバレルによく似合う。 |
ハイパー ボール |
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黄色のエフェクトで、環状の光に包まれると共に、光の筋が9本程度、中心から外側に向かって放射状に拡散。同時に複数の小さく丸い光と多数の十字状の光が飛び出す。ボールのデザインからやや敬遠されがちではあるが十分に煌びやかであり、黒・黄色を基調とした飛行/電気タイプのエモンガやサンダーを中心に、体色に黄色のものが多い電気タイプとの相性は決して悪くない。 |
プレミア ボール |
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多くの地方で任意のボールを10個買うごとに1個おまけで貰える非売品のボール。黄色い環状の光と同時に、湾曲した細長い光がポケモンを囲むように飛び回った後拡散していく。小さく丸い光や十字状の光も飛び出す。「見た目だけ異なり性能はモンボと同じ」という意味ではある種公式のオシャボであり、オシャボ勢にも人気のボールその1。特に体色が白っぽいポケモンにはよく似合う。細長い光が風のようにも見えるので、飛行タイプっぽさもなくはない。 |
特殊ボール
特定の種類のポケモンを捕まえやすいなど、様々な効果を持っている。基本的に売られているショップが限られている。
名称 | 外観 | 特徴 |
---|---|---|
ゴージャス ボール |
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黄色いエフェクトで、十字状の光とひし形の光が一気に飛び出す。オシャボ勢に人気のボールその2。どんなポケモンでも合わせやすいほか、唯一“懐きやすい”という捕獲後にも継続する効果を備えている為、とりあえず迷ったらこれに入れておく人も多い。特にギラティナ、色違いギルガルド、ブラッキーはボールカラーと体色が完全に一致する。通称ゴジャボ。 また、第8世代の色違いのエフェクトには星形とひし形の2種類あるため、ひし形エフェクトに合わせるのもいいだろう。ただしこの色違いエフェクト、野生産ではほぼひし形なのに対し、卵孵化などでは1/16の低確率でしかひし形にならない。そのためそこまでこだわろうとするととてつもない労力がかかる(なお、第9世代は1種類に戻っている)。 アニメではムサシが |
ダイブ ボール |
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放射状に水が細かく弾けるような水色の光を放つ。オシャボ勢に人気のボールその3。水タイプや体色の青いポケモンはこれに入れておけばほぼOKとも言われる。中でも、特に色違いスイクン、マリルリ、シャワーズとの相性はバツグンである。通称ダイボ。 |
クイック ボール |
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横向きの青い環状の光が縦方向に複数積みあがって竜巻のような形になっており、同時に小さく丸い青色や黄色の光が複数飛び出す。こちらもデザインからやや敬遠されがちではあるがエフェクトは普通にカッコいい。竜巻状のエフェクトから飛行タイプに似合う。他にもライボルトやオトスパス、色違いのポワルン(ゆきぐものすがた)とはボールカラーと体色が完全に一致するほか、サメハダーとは青ベースに黄色いXのデザインや特性の加速から考えても非常に合っているといえる。 |
ダーク ボール |
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黒色と紫色が混ざったまさしく闇のような光と共に、小さく丸い紫色の光が複数飛び出す。緑と黒という |
ヒール ボール |
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ピンク(あるいは赤紫)色の環状の光と共にキラキラとしたエフェクトが放射状に拡散しながら輝き、ピンク色の丸い泡状の光が複数残留する。可愛らしいポケモン、♀のイメージの強いポケモンや、ピンク色の多いフェアリータイプにはイメージも含めて比較的合わせやすい。特にニンフィアはボールカラーと体色が完全に一致する。通称ヒルボ。 |
ネスト ボール |
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緑色の煙と共に、緑色の十字状の光が飛び出す。煙のエフェクトの癖はやや強いが、緑色という事で草タイプのポケモンに似合う。 |
リピート ボール |
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黄色の矢印2つが円を形作り、同時に黄色やオレンジ色の小さく丸い光が飛び出す。リピート要素である矢印の癖が強いが、体色に赤・オレンジのものが多く、ほかのボールには中々合わせにくい炎タイプのオシャボ候補筆頭。他にもグルグルととぐろを巻いているサダイジャや、キョダイサイセイやらリサイクルやらで道具を使い回す印象の強いカビゴンなどにも似合わなくもない。通称リピボ。 |
タイマー ボール |
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赤~オレンジ色のエフェクトで、環状の光と共に小さく丸い光が多数飛び出す。それと同時にポケモンの周囲を囲むように、アナログ時計そのままのエフェクトが複数出現する。ボールデザイン、エフェクト共に中々合うポケモンを探すのが大変なボール。オレンジ~赤系統のエフェクトはリピートボールとタイマーボールくらいだが、どちらも中々癖が強いのが難しいところ。時計という意味ではディアルガなどに合うかも知れない。 |
ネット ボール |
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網状の白い光と共に、青系統の光が飛び出す。クモの糸のようなものが若干残留する。とにかく網のエフェクトの癖が強く、バタフリーやクワガノンなど現実でよく網に捕らえられている虫がモチーフのポケモンにはとても似合うが、入れるポケモンを選ぶボールである。 |
ガンテツボール(通称)
第4世代、それもHGSSでしか通常入手できないボール。ぼんぐりという木の実を、ガンテツという職人に加工してもらう事で入手する。全7種。第7世代では再び登場したが、1シナリオで各1個しか手に入らないため、オシャボ勢を悶絶させた。なお、金銀VCから移送してきたポケモンは残念ながら全てモンスターボールになってしまう(その代わりUSUMでは、金銀VC産のポケモンがいるとガンテツボールを各1個ずつ追加で貰える)。
第8世代では一応複数入手は可能になったが、先述の通り低確率なので相変わらずオシャボ勢を悶々とさせている。
第6世代では登場エフェクトは共通で、色は黄色~紫のグラデーション。同時に小さく丸い黄色&紫色の光が数個飛び出すと共に、キラキラと輝く。
第7世代以降はそれぞれに登場エフェクトが設定された。
名称 | 外観 | 特徴 |
---|---|---|
ムーン ボール |
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青系の光と共に、三日月のエフェクトが数個出現する。オシャボ勢に人気のボールその4。“みかづきポケモン”のクレセリア、“げっこうポケモン”のブラッキーという、設定からして似合うであろう2種を長らく入れることができなかったが、第7世代で可能となった。通称ムンボ。 |
ラブラブ ボール |
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ピンク色のハートが大量に出てくる分かりやすいエフェクト。ミミロップ♀、クチート♀、サーナイト♀など、いわゆる“嫁ポケ”を入れたがる旦那トレーナーは数知れず。そのほか、ハートでピンクのデザインから、ラッキー系統などの体色がピンクで♀のイメージのあるポケモンとの相性が良い。通称ラブボ。 |
ヘビー ボール |
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シルバーの六角形が複数飛び出す。鋼タイプ感の強いエフェクトでボールのデザイン・イメージなどからも鋼タイプ最有力候補だが、他にもカビゴンなどの重いイメージのあるポケモンや、他のボールだとやや合わせにくい岩タイプとの相性が良い。通称ヘビボ。 ちなみに捕獲時の補正が他のボールと異なり特殊な仕様になっており、そのせいでSMではダンバルが絶対に捕まらなかったりする(USUM以降は修正された)。 |
スピード ボール |
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青(多少緑)色のエフェクト。放射状に細い線が多数飛び出し、小さく丸い光も複数出てくる。名前通り、閃光のようなスピード感のあるエフェクト。素早いイメージのある飛行タイプなどに似合う。通称スピボ。 アニメではタケシがクヌギダマを捕獲する際に使った |
フレンド ボール |
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緑色のエフェクトで、小さめの煙と共に泡状の光が多数飛び出す。選択肢の限られやすい草タイプのポケモンや、体色が緑のポケモンの候補になる。特にロズレイドは草タイプで体色が緑、なおかつ懐き度が進化条件(フレンドボールの効果は“捕獲した時点から懐いている”)という所からも非常に合っているといえる。 |
ルアー ボール |
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ダイブボールとほぼ同じエフェクトだが、こちらの方が飛び散る水の塊の大小がややハッキリしている。その外観のみならず“釣ったポケモンを捕まえやすい”というルアーボールの効果からも、ギャラドスを入れるのにはピッタリである。通称ルアボ。 アニメではサトシはワニノコに、カスミはサニーゴに使用。 |
レベル ボール |
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ボール本体の地味なカラーリングとは裏腹に、赤紫色の環状の光と共に、黄色や青色などの小さく丸い光や十字架形の光などが飛び出す。特定の色のイメージが無くカラフルなエフェクトだが、それゆえにレベルボールが一番似合うポケモンというのは少ないだろうか。 |
イベントボール
普段は持ち歩けない、特定の状況下でのみ使用可能なボール。存在する世代が限定されている物が多い。
第8世代では(確率も絡むが)全て通常プレイで入手可能。
名称 | 外観 | 特徴 |
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サファリ ボール |
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ネストボールのものとほとんど同じだが、こちらの方が若干緑の色が濃い。第4世代以前のサファリゾーン、もしくはノモセ大湿原で入手出来た。現在はウッウロボを使う事で入手可能である。その迷彩の外観や緑のエフェクト、またサファリのイメージから色違いガルーラや色違いケンタロスを入れるのにはピッタリである。通称サファボ。 |
コンペ ボール |
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ネットボールのものとほとんど同じだが、こちらは網の色が若干緑色になっている。以前は入手手段がHGSSの虫取り大会のみだったため、必然的に入れることのできるポケモンも虫ポケモンのみに限られていた。現在はウッウロボを使う事で入手可能であり、入れる事の出来るポケモンも大幅に増えている。 ちなみにドット絵ではない公式絵は「S」の字が付いたモンスターボールになっているが、これは誤りでゲーム中のグラフィックではモンスターボールのマークが描かれている。 |
ドリーム ボール |
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ピンク色の煙が大量に出現し、環状の光と共に上昇しながら消えていく。入手が『PDW(現在は終了した第5世代のネット連動サービス)』or『ARサーチャー(3DSダウンロードソフト)』のみであり、その大半がPDWのため、現在では自力での新入手が大変困難なボール…であったが、第8世代では(入手できるのは1個だけだが)ゲーム内での通常入手が可能となり、「ねむり状態のポケモンを捕まえやすい」という効果で実装された。エスパーやフェアリー、かわいいポケモンと相性がよくエフェクトが個性的で魅力的なので人気が高い。特にムシャーナとの相性の良さは言わずもがな。通称ドリボ。 |
ウルトラ ボール |
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ウルトラビーストが登場する際の空間が裂けるようなエフェクトで、デザインと合わせてコイルやダンバルなどの機械的なポケモンによく似合う。ただしウルトラビースト以外に対しては捕獲率がモンボの1/10と非常に低い。SMでも一応無限に入手はできたが、USUMでは普通に購入可能に。第8世代では1個は簡単に入手できるが、2個目以降は入手しづらい。なお、ガラルではどんなボールでも100%捕獲できるダイマックスアドベンチャー以外ではウルトラビーストが出現しないので、ボール性能としてはポケモンを捕まえにくいだけのボールとなっている。 |
遺伝不可能
名称 | 外観 | 特徴 |
---|---|---|
マスター ボール |
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紫色のエフェクト。環状の光が2つ、および直線の光が放射状に9本ほど飛び出し、同時に小さく丸い光が多数出てくる。そしてキラキラとした輝きが残留する。紫の外観とエフェクト、中央にデザインされた“M”の文字、そして最高性能のボールという設定から、登場時点からミュウツー専用ボールとして愛用されてきた。さらに伝説なのでボール遺伝は関係なくむしろ必ず捕獲出来るという点が捕獲しにくい伝説ポケモンの厳選とも好相性と、完璧で非の打ち処がない。余談だがメタモンやマタドガスにも似合う。ムゲンダイナにも割と似合うが、残念ながら普通に進めていると捕獲イベント時点でマスターボールは入手できていない。通称マスボ。 |
プレシャス ボール |
![]() |
赤い光が環状・湾曲した細長いもの・放射状に出る直線と様々出る。同時に小さく丸い黄色い光も多数飛び出す。真っ赤な外観とエフェクトから、配布限定としての特別感は十分。 |
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