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この項目は、独自研究を含んでいます。 ソースがあるならば脚注を導入してください。掲示板での議論もアリです。 |
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この項目では各地方ごとの事情が記されるため、全体的な編集が行いづらいです。 一応訪れる際の参考にはなりますが、先述の通り故に未だ不十分な状態です。 特に国内における各ご当地のオタク街について(オタク街になるまでの経緯 等) 詳しく加筆、並びに訂正をして下さる協力者を求めています。 |
オタク街とは、ゲーム、漫画・アニメ系ショップ、同人誌専門店などが密集している地域・施設およびそれらに類するオタクが集まる場所である。「ヲタ街」などと略される。
アニメ・ゲーム作品の舞台になった土地はオタクの間では聖地と呼ばれ明確に区別される。
本項でのオタク街
『オタク街』の定義は様々あり、先述のようにオタク向けショップが集まった場所全般を指す場合もあれば、秋葉原や日本橋など、これらの中でも非常に大規模な物のみを指すこともある。
一般人にとってみれば、オタク街と言われても秋葉原ぐらいしか浮かばないものである。
本項では、下の見出し通り、「国内の各地方で、オタク向けショップが集中している地域」を挙げて紹介する。
従って、下に挙げる街の殆どは、秋葉原などのようにオタク向けの店・建物がその地域の主体となっているものではなく、いわば、周辺のオタクにとって御用達の地域となっている街であり、この記事ではそれらを片っ端から紹介していくものである。
よって、例えば八王子が、北陸地方のBELSELビルや栃木県のFestaビルを規模的に大きく上回っているにも関わらず、秋葉原や中野の陰に隠れているためにこの記事ではオタク街として扱われていないとあっても、上述の2つは同地方のオタクにとって重要な地域であると言えるので、オタク街として紹介する。
国内各地のオタク街事情
北海道
アニメ「這いよれ!ニャル子さん」の舞台モデルにも使われた、札幌のオタク街 |
1970年代から映画館やゲームセンター、喫茶店、古着店、ライブハウス、リサイクルショップ、パソコンショップ、パチンコ店などが密集。近隣のホールや会議室では毎週のように同人誌即売会が開かれており古くから若者が集まる札幌の一大サブカル拠点であった。
2000年代に入ると大手チェーンの多くがこのエリアにオープンし、盛況している。なかでも南2条西1丁目にある丸大ビルにはアニメイト・メロンブックス・らしんばん等の大手ショップが集中し、すぐ隣の建物にはとらのあなや札幌市内でも最大規模を誇るブックオフもある。これらは地下鉄大通駅35番出口を出てすぐの場所、路線バスも各社の便が多数乗り入れる南1条バス停すぐでアクセスも至便。
一番街通りをほんの少し西へ足を延ばせば、ゲーマーズ。ここから徒歩10分ほどすすきの方面へ行った所にあるノルベサビルにはまんだらけもある。ノルベサビルや丸大ビル向かいのダイソーが入居している富樫ビルでは定期的にコスプレイベントも行われている。
一番街の三越の向かいには北日本最大の文具店であり、莫大な数の画材を取り扱う「大丸藤井セントラル」が存在し、道内在住の漫画家や同人作家、イラストレーター御用達の店となっている。
なお、(現在の本社は東京であるものの)メロンブックスの創業地は元々この札幌市であり、その名称の由来は夕張メロンである。1号店は1998年7月11日にアルシュビルに開店。2度の移転の後、現在の丸大ビル地下へと移る。アニメイトは旭川と函館にもあるが、規模では札幌店に遠く及ばない。事実上札幌の一極集中状態である。
道北の宗谷地区、及び道東の根室、オホーツク北部では、テレビ東京系列のテレビ北海道(北海道地区のU系アニメの受け皿)の視聴が出来ない状況にある。
東北地方
アニメイト以外の大手アニメ・同人ショップは、東北地方では仙台市・仙台駅西口前に集中している。
いずれも駅から200~300mの圏内にあり、仙台市営地下鉄の駅が集中している場所でもあるため、アクセスは容易。また、サードプラネットやヨドバシカメラは東口前にある。仙台のアニメイトは市場の2階にあり、魚臭いことで地元民には知られていた。
そんな中で、仙台駅西口前にあるファッションビル「イービーンズ」が、サブカルチャーを取り入れたリニューアルを開始。既存の喜久屋書店に加え、2014年11月に中核店舗としてソフマップがオープン。12月にはメイプルが移転。2015年1月にはアニメイト・ゲーマーズ・らしんばんが一斉に移転し、アニメイトカフェもオープンした。アニメイトにいたってはついに魚臭いイメージを脱出することになった。移転完了後は、仙台のサブカルチャー文化は「イービーンズ」中心になると思われる。
ちなみに魚臭いイメージがあったアニメイトの跡地には2月末にメロンブックスが移転する予定である。
そんな仙台市であるが、東北地方の中核都市であるにも関わらず、テレビ東京系列局がない。島田代表取締役は、地上波デジタル放送移行に合わせた系列局の新設に意欲的ではあるが、具体的な計画は今のところ為されていない。
また、現在宮城県では、村井知事が『児童ポルノを個人が趣味で持つ「単純所持」の禁止を含む条例制定を検討する』と表明するなど、児童ポルノ規制の独自条例案が検討されている。
2011年3月までに制定の是非を判断する予定だったが、東日本大震災の発生とこれに伴う復興活動による多忙化で、議論は中止されている。
対して仙台以北・日本海側には、アニメイト以外の大手オタク向けショップは全くといっていいほど展開していない。
加えて、青森県・秋田県では未だに民放4波化が完了しておらず、山形県も4波化されて約10年と、アニメ放送に関しては全くと言って良いほど恵まれておらず、宮城県も民放局の深夜アニメへの態度は冷淡。岩手県よりもひどかったりする。オタクにとっては寒風吹きすさぶ地域である。ただし仙台からは格安高速バスや青春18きっぷを駆使して2000~3000円ほどで東京へ出られる利点もある。
首都圏(関東・山梨地方)
南関東では、昼夜人口比が1を超える都市は東京ぐらいしかないため、南関東内の政令市で著名なオタク街は多くない。
埼玉県は大宮駅周辺、特に西口にある髙井ビル・第2髙井ビルの1~3階が一番濃いと思われる。もともとアニメイト(本館が第2ビル1階、コミック館が第1ビル1階)が入っていたビルに、2006年11月にらしんばん(第1ビルの2階)が、2007年2月にメロンブックス(第2ビルの2・3階)が入居し、2011年10月にはゲーマーズ(第1ビルの3階)が移転してきたため、外見も中身もオタクビル化している。
もともと、このビルはコンビニや学習塾が入ることを想定していたらしい。結局、学習塾は入ったが、コンビニはコンビニでもアニメのコンビニが入店する有様である。
ちなみに東口にはとらのあながあるが、このとらのあなはわかりにくい場所にある。とらのあな西口に移転しろよ…
神奈川県は、とらのあなやメロンブックスなどの大型チェーン、PCショップなどは、東海道本線横浜駅近辺、とりわけ南幸に集中している。
北関東では栃木県のFestaビルが一番濃い場所かと思われる。外観と1階内部では一見普通のビルだが、地下と2階から最上階の6階までほぼオタク向けショップが占めており、大型チェーンの支店もほぼこのビルに集まっている。
東京都
秋葉原は日本のみならず世界最大のオタク街である。 |
オタクの街と言えば何といっても秋葉原である。
大手アニメ・同人ショップ、ゲームセンターは言うに及ばず、電子機器や家電、模型やフィギュアなど、オタクが求めるありとあらゆるものが集まっているといってよい。
日本国内のみならず、世界でも他を寄せ付けない規模のオタク街である。
秋葉原を参照。
また、池袋は世界最大にして唯一の「女性向けオタク街」となっている。
全店舗中最大規模であるアニメイト池袋本店をはじめとして、女性向けのオタクショップが軒を連ねており、これらが並ぶ通り(国道254号線、サンシャイン60の西側の通り)は乙女ロードと呼ばれている(現在はアニメイト池袋本店は移転し、アニメイトサンシャインになっている)。
秋葉原に男性向けショップが集中したことで、必然的に女性向けショップがこちらに集中したともいえる。
乙女ロードを参照。
中野区にある中野ブロードウェイは、今や第二の秋葉原と言われるほどの盛況振りを見せるオタクビルである。
ビルといっても、その規模は大型ショッピングセンター並であり、大小さまざまなオタク向けショップが入居している。
まんだらけの創業地はここであり、中野TRFもここにある。
中野ブロードウェイを参照。
北信越・東海地方t;
名古屋は昔からの同人ショップがあり歴史は古い。最初は分散していたが、最近になりだんだんと大須に大型店が移転してきた。電気街としての完成と共に、オタク街としても密度が高まっている。秋葉原・日本橋に次ぐ第3のオタク街と称する者も多い。
が、近年アニメイト・らしんばん・メロンブックスなどは名駅前、太閤通沿線の椿町に集中しており、これらのショップのみならず特に女性オタク向けの店が名古屋駅付近に移転・開店することが増えている。さらにとらのあなが久屋大通からこの地区へ移転し、大須は若干オタク街としての地位が危ぶまれている。
とはいえ大須地区にも明るい兆しはある。2019年秋に笹島から移転したらしんばんがオープンし、更に駿河屋が2020年秋頃を目処に大須に大型店舗の建設を発表しているので大須地区のオタク街としての地位は未だ健在であろう。(とらのあなが1年足らずで撤退した黒歴史もあるが...)
その後、駿河屋は『駿河屋名古屋大須本館』として2020年12月26日に開店した。
新潟県には、北信越で唯一『メロンブックス』が展開している。主にJR新潟駅万代口付近にオタク向けのショップがパラパラと展開しており、特に旧石丸電器ビル内にアニメイト・メロンブックス・らしんばんが入店するなど、比較的充実している。また、日本海側で唯一とらのあなが進出しているが、前述のアニメイト等が入居しているビルから多少離れている。そのほか、2ヶ月に一回、同人誌即売会「ガタケット」が開催されるなど、同人活動は活発である。
長野県には、長野駅近くの二線路通り沿いの『ショッピングプラザagain』というビルにアニメイト、らしんばん、メロンブックス、カードラボが入店している。一つのビルにこの4店舗が全て集約されているので買い回りの利便性は高いと言えるだろう。なお、アニメイトに限り県内第二の都市である松本市にある松本PARCOにも店舗がある。
富山県には、桜橋通りの一角のビルにアニメイトがあるだけでこれといった街がないが、南砺市の城端地区に花咲いろはやtruetears、TARITARIなどを手がけた『P.A.Works』の本社がある。
金沢には、JR金沢駅前から郊外までに同人ショップが分散しているが、タテマチストリート沿いの『BELSEL』(ベルセル)というビルに、アニメイトをはじめ同人ショップやゴシックロリータの店が一挙に集中している。最近では石川県が舞台であるアニメ『花咲いろは』で聖地巡礼ついでに訪れる人も多い。また、北陸地方唯一のメイドカフェの『めいどりぃた』がアニメイト金沢店裏にあり、2013年にリニューアルオープンしている。また、秋葉原と日本橋を除いて、全国で唯一『ホワイトキャンバス』が展開する都市でもある。(2012年2月29日閉店)
福井には、JR福井駅前にある福井放送会館の地下1階にオタク向け店舗(模型屋、同人ショップ、ミニ四駆のサーキット)が集まっている。特にここにある模型屋は床から天井まで多種多様なプラモデルで埋まっており、通路は人一人通るのがやっとだ。この店では高確率で掘り出し物が見つかる。また、このビルと中央大通りをはさんで向かいのビルにはアニメイトがあり、両ビルの間には地下道が設けられていたが、現在はアニメイトは別のビルに移転している。
近畿地方
オタク街ではコスプレイベントやオフ会が開かれる(画像は第4回日本橋ストリートフェスタ) 。 |
西のオタク街といえば日本橋である。規模は秋葉原に次ぎ他を寄せ付けない。
が、アニメ・ゲームのショップ、メイドやコスプレ関連の喫茶店などは秋葉原と同じく非常に幅広く展開しているものの、梅田~難波の市中心部にオープンしたヨドバシなど大型量販店の影響で、電気街としての役割を失いつつある。
音々(ねおん)というマスコットキャラクターが存在する。
大阪市は日本橋一点集中の様相を呈しており、東京都でいう中野や池袋などのように他にオタク街と言える場所はあまりない。
日本橋(大阪府)を参照。
神戸の三宮にあるセンタープラザにはオタク向けショップが非常に密集している地域があり、オタク街としては名高い。西館・東館ともにアニメ・同人・フィギュアショップが多く出店している。最近はカードショップの新規開店が多く、また大手ショップ(アニメイト等)が続々と売り場面積を拡大しているため、以前に比べ品揃えが豊富になってきている。ウィキペディアン曰く、「さながら中野ブロードウェイに秋葉原や日本橋のマニアックな街を混ぜ合わせたような雰囲気」らしい。
[1]を参照。
京都の寺町通の四条~五条間は、PCパーツの専門店がひとつの通りに密集している電気街である。だが、景気はあまり芳しくなく、現在も断続的に店舗の閉店・移転が進んでいる。これは、京都駅周辺への大型家電量販店進出によるもので、ソフマップ・ビックカメラの他、2010年にはヨドバシカメラがオープンしている。
逆にこの通りの四条~蛸薬師間は、ファッションショップなどが数多く並ぶリア充御用達アーケード街だが、大手オタクショップが点在し、特に蛸薬師周辺には、密集度は低いものの一通りのショップが揃っている。
先述の四条通以南には、2011年になってとらのあなが大型店舗をオープンし、再び賑わい始めている。
→とらのあなは北側のアーケード内に移転。南側には元わんぱくこぞうのA-Tooがあり、中古のプライズ、ゲーム、円盤、エロゲ等が販売されている。
中国地方
広島市は地方中核都市に指定され、中四国最大の人口と繁華街を有する。中でも紙屋町と大手町は中区のメインストリートで、広島市も拡大都心核として開発に注力。若者の街として拡充し続けている。付近に広島電鉄とアストラムラインの駅があり、交通アクセスにも優れる。このため、わざわざ島根方面から紙屋町に遊びに来る猛者もいる。
そんな紙屋町・大手町だが、オタク街としての歴史は意外と浅い。元々はただの商店街に過ぎない土地で、せいぜいパソコンショップのデオデオ本店が進出している程度だった。だが、時代の変化とともにデオデオ近辺に同様のパソコンショップやゲームセンター、フタバ図書が次々に進出。次第に若者が集まってくるようになり、電気街の道を歩む事に。メイドカフェやコスプレ専門店が開店し、そしてアニメイト、メロンブックス、とらのあなの進出により2000年頃にはオタク街へと昇華していた。2019年6月23日にはエディオン本店のツインタワーが開店し、より一層電気街の色を濃くしている。
故に相応の数のオタク系ショップが中区大手町に密集しており、中国・四国地方ではダントツの店舗数である。また、アナロ熊の歌の3DPVでも使用された『パセラ』のある紙屋町にも、目立つ位置ではないもののPCショップやアニメショップが徐々に展開し始めている。そして2013年3月16日、紙屋町にあったアニメイトおよびメロンブックスが、大手町に移転。さらには、移転したビルに「アニメイトビル」と名付けた上に、らしんばん・カードラボも開店した。こんな電気街が原爆ドームのすぐ隣にあるのだから驚きである。
繁栄を極める紙屋町・大手町だったが、一方で喜ばしくない情報もある。大手町にあったとらのあなが、隣接する八丁掘へ移転。少し離れた場所に行ってしまった。同様にソフマップも紙屋町から広島駅前のビックカメラ店内へ移転している。2013年1月14日にはパソコン専門店のパソコン工房が統廃合される形で紙屋町から撤退。これにより紙屋町・大手町方面で生き残ってる専門店はドスパラのみになる。また、アニメイトビルに入っていたBL専門店コミコミスタジオ広島が、2019年9月16日に閉店。腐女子諸氏への痛撃となった。加えて中古エロゲの販売を行っていたVISCOが破産手続きにより閉店。広島市内で中古エロゲの入手が困難になるという危機的状況と化している。黎明期を支えたメイド喫茶も現在は閉店している(やや離れた場所に別のメイド喫茶があるものの)。
余話になるが、この地方の瀬戸内海に隣接した県を見ると、「テレビ東京系列局は有るけれどオタクショップは少ない」岡山県と香川県の東側と、「テレビ東京系列局は無いけれどオタクショップは多い」広島県と愛媛県の西側という、悲喜交々な分かれ方をしている。
四国地方
松山市は湊町を中心に周辺の千舟町、柳井町、三番町の一部を含めてオタク街が形成されている。Wikipediaには千舟町がオタク街と紹介されているが、最近では湊町にオタクショップが集中している。
少し離れた大街道町にもオタクショップが僅かにあり、これらも併せると、松山市内のオタクショップ数は、地方の中でも多い方だと言える。また、松山市内はメイドカフェが3店舗あり、それぞれ千舟町、三番町、大街道町にある。
なお、四国東部=徳島・香川県民にとっては、松山市よりも日本橋や三宮の方が近い。
例として、徳島~松山間を移動する際に、特急を利用した場合の費用と時間は片道4時間弱:8,600円、高速バスを利用する場合は片道4時間強:5,500円であるのに対して、徳島~難波間は、高速バスで片道2時間40分:3,600円である。
九州地方
北天神が九州地方で唯一のオタク街と言って良い。天神駅付近の、明治通りより北側、昭和通りを中心としたエリアである。
福岡市は、この地方の中でのオタクショップ数ではダントツの多さを誇る。
天神北交差点にあるまんだらけとメロンブックスを中心に、オタクショップが数店存在する。
その南には地区髄一のメイドカフェ「天神Style」があり、周辺にはとらのあなや、天神ACB(ヲタ系・ニコ系カラオケオフの会場となることが多い)がある。ちなみにライブハウスが多く立ち並ぶ親富孝通りは天神エリアを代表するリア充街としても知られる。
ただ、一部のオタクショップが北天神以外で運営されていることもあって、北天神はオタクショップの密集率が高くない。その上、家電量販店やPCショップもあまり存在せず、これらは博多駅周辺や天神一丁目付近に集中している。電気街の項を参照。
2010年には、アニメイトが天神一丁目の天神ビブレ内に移転し、オタク街は北天神一極集中ではなくなってきている。天神地域自体における店舗の数は増加したわけでもないので、密集率はさらに低くなっている。
沖縄県
- ない。
週刊マンガ雑誌の発売日が一日遅れなのは当たり前、台風の季節にはジャンプですら発売不能に追い込まれる、本土のオタクにとっては地獄のような地域。民放3局地域で日本テレビ系が存在しない(日本テレビの番組はフジテレビ系の沖縄テレビを中心に時差放送)。テレビ東京系が見られない程度で「不毛」といってはバチが当たる。
アニメイト以外の大手チェーンは一切出店しておらず、模型店・古本店などの殆どは、那覇市外にある。
唯一、観光の中心地である国際通りにアニメイトがオープンしているが、開店当初は長蛇の列が出来た。
余談であるが、九州・沖縄地方では「マンガ倉庫」というリサイクルショップがチェーン展開しており、フィギュア・コミック・ゲーム・同人誌などのオタク系商品(中古品が中心)を多数取り扱ってくれている。沖縄県内でも那覇市を含めて3店舗存在し、現地のオタクにとってはとても重宝される存在となる。
将来オタク街になりそうな地域
八王子駅周辺には、アニメイト/ビーワン/まんが王といったオタクショップやヨドバシカメラ/ドスパラといった電気店・PCショップが連なっている。また、かつては「cafe "curio"」というメイド喫茶が存在した。
が、2009年末~2010年初にかけて、とらのあな・メロンブックス・らしんばんが一挙に新規オープンし、三つ巴からむつ巴の戦場と化している。
電気街としても、2010年に駅南口へと直結するビックカメラがオープンし、ついでにソフマップもオープン。こちらの面でも競争が激化しており、活性化を期待されている。
長らくオタク向けショップとは縁がなく、これからもそうだろうと思われていた地域。
北天神が九州地方唯一のオタク街である状況を打破することになる。
2009年末、アニメイトが通町筋側の「ファインビル」3階へ移転し、同日、4階にメロンブックスもオープンした。
2010年には、その隣の「みどりやトーキビル」地下1階にらしんばんがオープン。10月には、ファインビル2階及び地下1階にゲームセンター「アムズ」がオープンし、一気にオタク向けの性格を強めている。
同市はテレビ東京系列局のない地域であるが、ここが発展すれば、九州南部のオタクにとっての聖地となりえる。宮崎県民にはあまり縁のない話だが(県北民にとっては朗報!?)。 なお沖縄県の項でも述べた通り、九州各県ではオタク系商品を多数取り扱う「マンガ倉庫」グループが展開しており、オタクショップの乏しい宮崎県では何と4店舗も出店しているので、「ほんだらけ」や「ブックマーケット・エーツー」が次々に消えた宮崎県のオタクにとっては非常にありがたい存在となっている。
現在、アニメイト/メロンブックス/らしんばん/喜久屋書店の各店舗地を併せたエリアを「熊本市下通アーケード街アニメエリア」と称し、『熊本市下通 アニメ・ゲーム・コミック ショップMAP』というものが配布されているが、配布している場所がそのアニメエリアだけとなっている。どうせなら、JR熊本駅や熊本空港を始めとする熊本市内各地の施設にも置いたほうが、下通への集客率向上的な意味も含めて効果的ではなかろうか…と思える。
北九州市にはオタク向けショップ自体は存在していたが、店舗がある場所が分散されており、オタク街と言える場所が存在しなかった。
しかし、小倉駅前に建設中の「あるあるCity」のテナントが発表され、アニメイト、メロンブックス、まんだらけが移転し、ゲーマーズ、らしんばん、カードラボが新規開店することが判明。このうち3階にはアニメイト、カードラボ、ゲーマーズ。メロンブックス、らしんばんとアニメイト系列が大集合と言う状態になった。
さらには5・6階には北九州市漫画ミュージアム(仮称)が設置されるほか、Fate/Zero ShopやANIMAX MUSIX CAFEなども開店している。
一つの建物にまとまって存在するので、小倉駅付近自体がオタク街となったわけではないが、駅北口とビルを結ぶデッキも連日の賑わいを見せている。また、いわゆる萌え系のショップだけでなくカードショップやまんだらけが同じ建物に入っている為、子どもから中高年まで幅広い層の客が見受けられる。
ただし小さなショップやゲームコーナーに乏しいので北天神の需要もまだまだ衰えてはいないが、天神・小倉が福岡で双璧を成すオタク街になることは予想できる。
小規模のオタク向けの店やゲーセンが点在していたものの、ここ最近でメロンブックス、とらのあな、らしんばんと一気に進出した。隣の川崎駅周辺があまりぱっとしない(ビックとヨドバシがある)のを見るとそちらとは対照的に発展してきている。また、横浜と秋葉原の中間的な場所にあるため、谷間を埋めれる存在になりつつある。
そして、大田区産業プラザPiOという、中小規模の同人誌即売会・オンリーイベントが頻繁に行なわれている会場もある。こちらは京急蒲田駅側にあるため、行く際には注意を。(とはいえJR・東急の蒲田駅と京急蒲田駅は1kmぐらいしか離れてないけど。) あまり知られていないがここでコミケが開かれたこともあるのだ。
水戸市は他の多くの地方都市同様に長らくオタク向けショップとは縁がなく、せいぜい南町のツルヤビル(ツルヤブックセンターと石丸電気(エロゲなども販売)が入居)か、水戸駅からだいぶ離れたあじさい通りの同人ショップ「チャオ」か、郊外のワンダーグーくらいであった。
2002年頃、やはり南町にある自称日本二番目のファッションビルであるサントピアの最上階にアニメイトが進出。その後、市街地の衰退などによりサントピアとツルヤブックセンター→大野書店・石丸電気は閉店し、石丸電気の跡地にアニメイトが移転した。
しばらくは他にこれといった店は何もなかったが、なんと2010年に「コミケでまちおこし」ということで「コみケッとスペシャル5in水戸」が大工町の京成百貨店跡地で開催。前後してオタク向けの店が進出を始め、翌年の2011年に水戸駅南口に「ビックカメラ」と「ソフマップ」が開店。更に2012年2月にはアニメイトが「丸井水戸店」ことマイムビルの地下1階に移転し、6月にはアニメイト移転の数年前よりマイムにて営業していた文教堂が「アニメガ」を開店。その一方でチャオが惜しまれつつも閉店するといった出来事もあったが、この年の10月に隣町の大洗町を舞台とした「ガールズ&パンツァー」が放送開始し、ガルパン旋風が巻き起こる。そして、2013年にらしんばん、2015年にRejet shop、2017年にカードラボ、2018年にメロンブックスと、同ビルへその手の店が次々とオープンしていった。
一方、ソフマップは2015年に閉店し、アニメガとRejet shopは上層階を運営していた丸井[2]の閉店により2018年に南口のOPAへ移転、その翌年には経営母体の文教堂の経営危機により移転して僅か1年閉店してしまった。オタク街への道はまだまだ遠いようである。
なお、丸井水戸店・水戸OPAはどちらも「ガルパン」のオンリーショップが出店していたことがある。
参考文献
- いちらん屋「オタク街・ヲタク街・オタ街の一覧」
- いっちゃってる~日々「仙台オタク街」
- ワーカホリックの日記「大宮オタク街マップ」
- S&E総合研究所「集客装置としてのオタク街」
<PDFファイル>
- asahi.com:まちぶら「寺町通(下京区)」
... AND YOU !!
関連動画
関連項目
脚注
- *センタープラザ - Wikipedia
- *当時のマイムビルは当時1階より下を地元の管理会社、2階より上を丸井が管理していた。
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