オモリ単語

オモリとは、ゲーム『OMORI』に登場する、ひきこもりの主人公である。

能力

概要

ゲーム『OMORI』の主人公。黒いタンクトップに縦縞模様の半ズボンをはいた男の子。他のお友達が紫を基調とした色なのに対し、オモリは白黒で描かれている。

「ずっとずっとひきこもってる」らしいが、それ以外の記憶は曖昧になっているようだ。パソコンの日記を見ると、外に出る日と白い部屋（ホワイトスペース）にいる日がほとんど。彼がホワイトスペースに横になっていたところから、扉を開けて部屋の外へ冒険に出るところからゲームが始まる。

ホワイトスペースのスケッチブックには、彼が描いた黒・赤のクレヨンを使った狂気的な絵が載っている。また、ホワイトスペースには猫のニャーゴ(MEWO)もおり、普段から一緒に過ごしているようだ。

ホワイトスペースに落ちてきた愛用のナイフを片手に持っており、攻撃でも多用する。フィールドでは小さな木や三角コーン、クモの巣など、様々なものを切ることができる。

連携攻撃の「畳みかけ」では味方4人の中で唯一、他の仲間に対して個別に働きかけることができない。ただ、オモリ専用の畳みかけとして、

• 2回目の攻撃ができる「もう一発！」
• ダメージを与えて相手の素早さを下げるなどができる「つまずかせる」
• やる気が10の時に使用可能な4人協力の必殺技「やる気解放」

がある。特に「やる気解放」のアニメーションは必見。

感情変化の技は「悲しいポエム」が代表的。相手を悲しい感情にさせる。自分で読んで自分を悲しくさせることも可能。

彼のみの能力として「屈しない」がある。致命的な攻撃を受けても倒れず、一回だけHPが1のまま耐えることが可能（他のゲームでいうところの「ガッツ」や「きあいのタスキ」等にあたる）。ただし、HP1の状態でさらに攻撃を受けるとオモリが倒れ、ゲームオーバーになってしまうので油断は禁物。

他のお友達と比べて、「タッチ」や写真では無表情であることが多い。ただし、一部の写真や「やる気解放」では表情が変化している。また戦闘時には、味方4人の中で唯一、感情が3段階目まで変化する。例えば、「にこにこ」系の3段階目である「さいこ～」の顔になると、口からよだれを垂らす狂気的な笑みを見せる。「PSYCHO～」。

ほとんど台詞は無いが、周囲との関係は良好。オーブリーからは好意を持たれており、ケルやバジルとも仲が良い。ヒロからも信頼されているほか、マリからも大切な存在として扱われている。

敵図鑑の説明を多く書いている。ユーモアが利いている一方で割と毒舌であり、苗モグラに対しては「実際バカ」とかなり辛辣な評価を下している。

高所・クモ・深い水中への恐怖症があり、それを連想させる場所には近づくことができない。豆腐やチェリーソーダも（コマンドで選択すれば食べはするが）嫌いらしい。

誕生日は7月20日。料理でのイメージは「白いおにぎり」。塩と海苔だけのシンプルな味付け。好きなものは友達全員とグレープソーダ。

以降の記述は、ゲームをクリアした後の閲覧を推奨します。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

「オモリ」の由来

メタ的には「HIKIKOMORI」を始めとして由来が多数考えられるが、ゲーム内での直接的な由来としては、ピアノメーカーの「OMORI」が挙げられる。サニーと関わりがない教会のピアノにも「OMORI」の銘が見られる。

つまり、「プレイヤーの世界でのYAMAHAやKAWAIにあたるものが、このゲームの世界では『OMORI』」、ということである。創業者が大森さんだったんだろうか。

ピアノの「OMORI」が主人公の名になった理由については、ゲーム内では明言されていない。展開されるストーリーや、「ピアノの鍵盤に両手で触れる虚ろな目のサニー」等の各所のムービーから、プレイヤーが想像することになる。

余談

もともと、主人公はツインテールでスカート姿の子と選択できる予定だったが、グラフィックが増える都合でメインストーリー中では没となった（→参考画像）。ただし、隠し要素ではオモリがその子に変身することが可能。

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