オリコンとは、
- ニュースコンテンツの提供並びにWEBサイトの制作・運営・広告販売、音楽ソフト・映像ソフト・書籍のマーケティングデータを提供するグループ会社を統括する企業(法人名:オリコン株式会社)である。由来はOriginal Confidence (絶対的な信頼)の略
- 1.の子会社が提供するオリコンチャートのこと。
- オリジナルコンボの略。
ここでは1と2について述べる。
1の概要
株式会社オリコンは、1967年5月に小池聰行がエンタテインメント週刊マーケティングリサーチ誌「総合芸能市場調査」(後のコンフィデンス)を創刊し、1967年11月1日に法人として「株式会社オリジナルコンフィデンス」を設立した。1992年に商号を「株式会社オリコン」に変更。2001年6月にオリコン・グローバルエンタテインメント株式会社(現:オリコン株式会社)の子会社となる。2002年7月に商号を「オリコン・エンタテインメント株式会社」に変更。2015年10月に(株)oricon MEに吸収合併され解散した。
オリコン株式会社は、1999年10月1日に株式会社オリコンの音楽作品のデータベースを引き継いだ「株式会社おりこんダイレクトデジタル」として設立された。2001年6月に(株)オリコンを株式取得により子会社化。 商号を「オリコン・グローバルエンタテインメント株式会社」に変更した。2002年7月に商号を「オリコン株式会社」に変更した。2005年10月にマーケティングデータベース事業の分社化し純粋持株会社となった。
かつては雑誌事業やモバイル事業、マーケティングデータベース事業が売上高の中核であったが(2020年3月に雑誌「コンフィデンス」の休刊に伴い雑誌事業から撤退、2024年10月に音楽ダウンロード・電子書籍配信サービスの売却に伴いモバイル事業から撤退)、2024年12月現在は顧客満足度調査事業およびニュース配信・PV事業が収益の大黒柱となっている。
2の概要
日本で最も知名度のある音楽ヒットチャートであり、過去にはこのチャートに掲載される順位、売り上げが絶対的に評価されていた。
1967年11月2日付から実験的に、正式スタートは1968年1月4日付から開始され、日本の音楽界に売り上げ枚数というダイレクトな形で、良い意味でも悪い意味でも影響を与えてきた。集計方法は、毎週月曜からの7日間集計し、火曜日に発表される。
現在では、着うた、DL配信、音楽ストリーミングサービスなど音楽販売の多様化により、シングルCDチャートの重要性は薄れている。2000年代後半から、ジャニーズ系、アイドル系、アニソン系(パッケージ買いが高いもの)が上位を占めることが多くなり、本当に日本で流行している曲がランクインしているのか信憑性に欠けることが多くなった(それらを勘定したトラックスチャートと呼ばれるチャートが2008年まで存在した)。
そうした時代の流れを反映する形で、2016年から順次ダウンロードチャートを開始、2018年12月からはストリーミングチャートを開始するとともに、CD・ダウンロード・ストリーミングの3チャートを合算した新たなシングル・アルバムのチャートを開始している。
ストリーミング配信が主流になってからは、ヒットの指標としてBillboard JAPANチャートや、Apple Music、Spotify、LINE MUSICなどそれぞれのランキング、YouTubeの再生数が言及されることも多くなったため、ヒットの指標としての相対的な権威は低下している。
2chにおいて、J-Pop嫌い、avex、ジャニーズとの癒着、集計方法に疑問を呈するものなど、いわゆるアンチが多いが、ランキング(アニソン、アニメDVD)で一番騒いでいるのは他ならぬネラー自身である。ニコニコ動画では、「アニヲタ用オリコンCDランキング→アニヲタ用」や、「年間アニソンランキング」で使われている。
集計対象一覧
- シングルチャート
- インディーズシングルチャート
- アルバムチャート
- 洋楽アルバムチャート
- ロングヒット・アルバム・カタログチャート
- カラオケチャート
- PC音楽配信チャート
- 着うたチャート
- 着うたフルチャート
- デジタルアルバムチャート
- デジタルシングルチャート
- ストリーミングチャート
- 合算シングルチャート
- 合算アルバムチャート
- DVD(総合・音楽・映画・アニメ)チャート
- Blu-ray Discチャート
- 本(書籍総合・コミック・文庫)チャート
- 劇場映画チャート
関連動画
関連リンク
関連項目
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