オリハルコン(古代ギリシャ語: ὀρείχαλκος、oreikhalkos、オレイカルコス、古典ラテン語:orichalcum オリカルクム)とは、古代ギリシア・ローマ世界の文献に登場する、銅系の合金と考えられる伝説の金属である。
概要
ギリシャの哲学者プラトンが『クリティアス』の中で「アトランティスに存在したという幻の金属」と記して以降、アトランティス大陸で作られていた幻の金属として人々の想像力を刺激し、今日に至るまで様々な創作物に登場している。
ゲームを始めとする創作物の中では最強武器の加工に必要だったり、オリハルコン製の装備はやたら物理防御力が高かったりととにかく硬い金属というイメージが強い。
架空の希少金属の代名詞のような存在だが昔の科学者、というか錬金術師の中にはオリハルコンの錬成に命をかける者も少なくなかった。
1979年に発刊された佐治芳彦氏著書「謎の竹内文書」にて著者がオリハルコンとヒヒイロカネを比較した事がきっかけとなり、日本ではヒヒイロカネと同一視されることもある。
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