オルバ・フロストとは、アニメ「機動新世紀ガンダムX」の登場人物である。声優は佐々木望。
概要だね、兄さん
二卵性双生児フロスト兄弟の弟。自分たちにニュータイプの成り損ない＝カテゴリーＦの烙印を押した世界に復讐しようとしている。19歳。身長171ｃｍ、体重58㎏。
兄シャギア・フロストとはどんなに離れていても心を通じ合わせる程度の能力を持つ。兄と共に、度々ガロードの前に立ちはだかる。
基本的にクールだが兄と比べて切れやすくプライドが高い。基本的に兄の命令には服従するが感情に流されて暴走することもしばしばよって外交的なことは主に兄がやっていたようだ。
口癖は「兄さん」。特技はチェス。ちなみに、オルバという名前は、髪型が「オールバック」だから。
兄の「愛馬」ほどではないがフロスト兄弟の想いの詰まった台詞「僕らが求めた戦争だ」が有名（36話のタイトル）。
他にも
「愛しています、殺したいほど」
「OK、腕がムズムズしてたところさ」
「僕達の美学のために」
など。
主な搭乗機はガンダムアシュタロン、ガンダムアシュタロンハーミットクラブ。
雑談だよ、兄さん
- 総「兄さん」数
劇中でオルバが「兄さん」と言った数、実に108回。もっとkwskという好き者は こちら
を参照のこと。
- 声変わり
声を演じる佐々木望氏の90年代後半から00年代にかけての激しい声変わりは有名である。1996年に放映されたガンダムXがその後様々なゲームに参戦するにあたり、佐々木氏の演じるオルバの声は当然激しく変動し、ゲームのプレイ動画などではよく突っ込まれている。
現在の声にもファンは多く、「昔の方が良い」「いや今もなかなか良い」という会話もよく見られる。
- 鳥頭
フォートセバーンでは激昂しやすい性格が災いし、冷静な兄の命令を聞かず感情に流され、そのせいで窮地に陥りしかも彼をかばった兄が負傷してしまう。それなのに「ごめんよ兄さん、僕のせいで…」「いや、いいんだオルバよ」で済ましてしまう兄。その後オルバが反省することはなく、ローレライの海では「兄さんには内緒で」勝手にフリーデンを沈めに行き、また窮地に陥ったり兄に諌められたりする。
- 実は兄も……？
激高しやすい性格で有名なオルバだが、最終決戦におけるツインサテライトキャノンとサテライトランチャーの砲撃戦では、送電施設のコントロールを奪われたことに動揺する兄に対し、まだチャージが完了していないことを告げるが、強引に発射を敢行されてしまった。
それ以外手はなかったとはいえ、いつもは抑え役の兄がオルバに諌められるという珍しいシーンであった。というより兄さんも意外と短気なのかもしれない。
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