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もしかして→音撃(仮面ライダー響鬼) |
オンゲキとは、セガ フェイブ[1]開発の音楽ゲームである。2018年7月26日以降順次稼働開始。
開発はmaimaiチーム(ゲキ!チュウマイチーム)が担当しており、関連する機能や名称は一部引き継いでいる。現在のバージョンは「オンゲキ Re:Fresh」。
キャラクターとオリジナル楽曲に関する記事は、個別記事をお探しいただくか、「オンゲキのキャラクターとオリジナル楽曲の一覧」へ。
各バージョンごとの概要
以下、各バージョンごとに概要を載せている。PLUS以降は、そのバージョン時に変更が加わった部分も掲載している。
オンゲキ Re:Fresh
約3年振りのタイトル変更大型バージョンアップとなる。季節は再び"春"。キャッチコピーもbright以来の復活。
初出は2025年2月24日の「KING of Performai The 6th 全国決勝大会」。稼働日とティザー告知、新バージョンテーマ曲発表がなされた。一部注意点は口頭のみで説明があった。
その後、同年3月20日より小出し発表が開始。稼働直前まで続けられた。
楽曲削除は2025年1月21日時点で既に発表されている。印刷期間終了についてはバージョンアップと関係なく既に実施されているため省略。SSR確定書のリセットはない。
季節は春だが、最新章は第5章のまま維持される。また、筐体上部の「オンゲキ bright」ロゴについては、稼働に間に合わず変更されない。
恒例となっている「俺は虹レだぞ!○○」だけでなく、多くのレーティング関連称号が新規獲得不能となる(新たな称号が用意される)。また、スペシャルプレート増加の関係で、称号「音撃」の入手難易度が上昇する。既に獲得済みであれば使用可能。
Re:Freshでのシステム変更点は、記事更新時点で下記の通り。影響が大きい部分は太字強調している。
- 新チャプター「オンゲキアドベンチャー」、新購入専用チャプター「しずくショップ」
- MASTERの制限廃止、誰でもいきなり選択可能・ALL BREAK+の正式導入
- レーティングシステム大幅変更 リーセント枠→プラチナスコア枠、マークボーナス追加、小数点第3位まで表示、区分け変更、虹(極)の追加、各枠の計算比率変更
- 従来、レーティングシステムでは「新曲枠」「ベスト枠」「リーセント枠」という3種類から計算されていた。これら既存分は下記の通り変更される。
- リーセント枠の代替として「プラチナスコア枠」が追加。"☆"をより多く獲得できている順で、50譜面が格納される。
- マークボーナス追加。FULL COMBO、ALL BREAK他、各テクニカルスコアランク、FULL BELLに応じたボーナスが、レーティングに加算される。
- レーティング計算は、従来SSS+にて頭打ちとなっていたが、テクニカルスコア理論値=ALL BREAK+まで計算対象に含むようになった。
- 枠の割合が均等割ではなくなった。下記へ変更される。
- レーティングが小数点第3位まで表示されるようになる。
- レーティング色の区分けが一新され、虹色は4段階に分割。光るエフェクト版と、虹(極)、更に名称不明ながら別の虹(極)が追加される。
-
レーティング色 過去 新 水 0.00~ 0.000~ 緑 2.00~ 4.000~ 橙 4.00~ 7.000~ 赤 7.00~ 9.000~ 紫 10.00~ 11.000~ 銅 12.00~ 13.000~ 銀 13.00~ 15.000~ 金 14.00~ 17.000~ 白銀
(プラチナ)14.50~ 18.000~ 虹 15.00~ 19.000~ 虹+光 ---- 20.000~ 虹(極) ---- 21.000~ 虹(極)上位 ---- 22.000~ - 上記のため、bright MEMORY Act.3およびそれ以前と、レーティングに関する一切の互換性はないため注意。
- EXPERT以下であってもプラチナスコア常設、"☆"追加
- ランキングイベント関連緩和 イベント楽曲選択で完走ボーナス2倍、ミッションとの並行可、ランキングイベント期間外の9倍解禁
- カードスキン着せ替え
- 設定拡充
- その他
- "敵の攻撃"が判定ラインを通過した場合、原則として即座に消滅するよう変更された。
- 1曲毎のコンティニュー画面は「現在の残りGPが40未満」でなければスキップされるようになった。
- 各キャラクターの親密度:9900、プレイヤーレベル:Lv.9999が上限解放され、その先をカウントするようになった。
- 既存収録曲を除き、「藤沢 柚子」のCV名が「保科 李沙」に置換された。これは「久保田 梨沙」氏が芸名変更の上で活動再開し、オンゲキにおいては継続起用となったため。
- スペシャルプレートに「閃撃」「想撃」追加。条件はそれぞれ、bright MEMORY Act.2カテゴリ格納楽曲の全楽曲名称号保有・bright MEMORY Act.3カテゴリ格納楽曲の全楽曲名称号保有。
- これに伴い、称号「音撃」の購入条件に上記2つが追加される。
- 東方Project CHUNITHM編イベントチャプター、オンゲキbright MEMORY大感謝祭(原文ママ)イベントチャプターが廃止される。この2つのジュエルは引き継がれず消滅する。
- Memories of O.N.G.E.K.I.関連
- オンゲキ-NET関連
- デイリーログインボーナス強化。1枚目および2枚目以降全て、アイテムの入れ替えが発生する。
- その他、称号「RATING HOLDER/○○」「ULTIMATE RATING MASTER」の追加、一部楽曲の名称変更、ソート機能がLUNATICカテゴリでも適用、など
旧バージョン
大百科記事『オンゲキのバージョン履歴』参照。
ゲームシステム
本作の特徴は「レバー操作」と「カードスロット」である(詳細は後述)。コントロールパネルの高さが一般的な音ゲー筐体のそれよりも低いため、椅子に座ってプレイすることが推奨されている。
(立ってプレイすることもできるが、GP制による長時間プレイで腰に大きな負担がかかる)
プレイ料金支払方法は、アーケード音楽ゲーム初のGP消費型となっている。
GP制
ゲームスタート時にGP(ゲームポイント)と呼ばれるポイントを購入し、これを消費してゲーム中の機能を利用する方式。
有料でしか購入できない「スタミナ」という考え方、あるいは専用の通貨に引き換えて尽きるまで遊ぶという考え方である。
GPは投入したクレジットで購入できる。投入数の制限(1~3クレジット)・プレイ中のGP追加購入の可否・その他GP設定は、店舗側の設定による。チャプター選択や選曲中のタイムカウントはGP消費の対象外。
クレジット→GP
オンゲキ PLUSから、GP設定は2パターン存在する。どちらを選ぶかは設置店舗が決定する。
旧パターンは1クレジット 90GP、2クレジット 220GP、3クレジット 360GPであった。
GP→各種機能
- 楽曲プレイ
- ジュエルブースト(楽曲獲得後のジュエル・マニーなど各種アイテムやポイントが増加する)
- 選曲中のタイムカウント延長(0になった時点で購入可能)
- GPを残してゲームを終了する場合、残りGPは10GPあたり150マニーへ変換される。
基本操作
本作では、左右に動くレバーを操作して、キャラクターを動かしつつボタンでノーツを処理する。なお、プレイに使用しないボタンとして、赤い「L-menu」、黄色い「R-menu」ボタンが存在する。
レバー操作
レバーは中央に戻らない。倒した(手を離した)位置で固定される。
- フィールド(レーン)が狭まる・動く場合
- それに合わせてキャラクターを動かさなければいけない。
- フィールド外に出た場合はノーツが白黒になり、ボタン操作が無効となって強制MISS判定となる。
- 端が黒く塗られている箇所はガードレールになっていて、そこから外には出られない。スクロールに押しつぶされそうになっても、レバー位置に関係なく内側に押し戻されるが、ガードレールの外側までレバーを倒している限りはガードレールに張り付くような挙動を見せる。
- 逆に言えば、ノーツが無いときにフィールド外に出ても、"敵の攻撃"が飛んできて当たってしまう可能性以外のデメリットはない。
- 譜面により、フィールドが途切れて道無き道を行かざるを得ない場合もある。この場合も冷静に画面上のベルや敵弾の配置から進むべき道を探そう。
- 敵の攻撃(赤い弾)
- 強化弾(紫色)
- 危険弾(オレンジ色)
- 針弾(針状)、棒弾(棒状)
- ベル(黄色い弾)
- FLICKノーツ
ボタン操作
フィールド上に流れてくる四角い物体のことを「ノーツ」と呼ぶ。
単に押すだけのノーツを「TAP」、長く押し続けるノーツを「HOLD」と呼ぶ。フィールドから飛び出している間MISS判定なのはHOLDも変わらないので注意。
選曲時の操作
- 選曲のボタン操作
また、選曲以外の操作を行うこともできる。
曲を選んだ後は、最終確認をすることができる。
- 店内マッチング募集…設定されたグループ内の全筐体に募集告知をする。参加者は選曲時に「募集中」フォルダから選曲することでエントリーできる。
- ジュエルブーストの使用…GPを追加消費することで、ジュエル獲得数と獲得イベントポイント(ランキング、ミッション)を2倍/3倍/9倍[2]にすることができる。
- オプション設定…スピードや効果音などの設定をすることができる。
- ヘッドホン音量…ヘッドホンの音量を調整できる(20段階)。ここ以外ではチャプター間のストーリー進行中に調整することができる。
- デッキ選択…左右のサイドボタンを使ってデッキを選択できる。
バトル
本作は物語の設定上、必ず『誰かと対戦』という形をとる。対戦相手は楽曲ごとに設定されていて、相手のレベルは先のチャプターほど高くなっていく。
ジュエル
チャプター内でのアイテム交換や曲の解禁などに使う。チャプター(各章)とオールマイティの2種類がある。
PLUSからは使い道が増え、マニー(10個→120マニーが基本)やエンドチャプタージュエル(10個→エンド1個)への変換が可能になっている。なおSUMMERよりエンドチャプターが廃止されたため、同等のレートでオールマイティジュエル→最新章ジュエルへの変換が可能となっている。
一部で「石」と呼ばれている。
楽曲の解禁方法
本作は「マイリスト」と呼ばれるリストに"追加"することで楽曲解禁となる。マイリストとは各カテゴリでソートされているフォルダ(デフォルト)のことである。マイリスト追加をしない限り、そのチャプター以外で遊ぶ事はできない。
ジュエルを支払う必要がある場合、先にジュエルを支払わないとプレイ自体ができない。
SUMMERより、"課題楽曲"として指定されたものはマイリスト追加が必要となる(R.E.D.以降では例外あり)。楽曲選択時にゲージが表示され、規定数(80%、250%、1,000%など)に達すると解禁扱いになる。ジュエルを支払っていない場合はゲージが出現しない。
- ゲージの蓄積方法
表示されている期限までに課題をクリアすることが出来た場合は、表示されているボーナスアイテムが獲得できる。
なお、PLUS以前では、対戦相手を撃破=クリアすればマイリスト追加となっていた。
キャラクター
本作にもキャラクターにスキルが設定されている。当然、条件を満たせば効果が発動する。
CHUNITHMのシステムとほぼ同等であるが、オンゲキでは攻撃力上昇というかたちでバトルスコアのみスコアに関与する。
オンゲキでは3人1セットで使用し、それぞれスキル発動効果も異なる。中央の1人が操作キャラクターであり左右2人はオプション装備扱いとなる。キャラクターは仮想カードとして入手するが、後述のCARD MAKERによって実物のカードを印刷することもできる(DIGITALと記載のあるもの、印刷期間終了カードは不可)。
同じカードは2枚以上使えないが、別のカードであれば同じキャラクターを2枚以上使うこともできる。この場合、2枚なら2人、3枚なら1人だけが画面内に登場し、複数枚使ったキャラクターの親密度が上がりやすくなる。
集めたジュエルを用いて、楽曲選択画面で曲の解禁とチャプター内で入手可能なカードの購入と限界突破が可能。ただし、手っ取り早くカードを入手したいのであれば、CARD MAKERでガチャを回したほうがよい。(ガチャで引いたカードは最初から解花済なので、印刷は任意)
Nカードは原則として「初登場チャプターのストーリー冒頭で」手に入る。ただし、第2章 チャプター7で初登場の「柏木 美亜」はNカードが当初存在せず、第3章(SUMMER)にて追加された。
スキル
基本的にスキルはカード1枚に1つしか持てないが、本来より効果が弱い別のスキルをサブスキルとして持っているカードもある。
- ATTACK…単純に攻撃力の上昇。
- BOOST…特定カテゴリに属しているカードの攻撃力上昇。
- GUARD…プレイ中のダメージ軽減。
- ASSIST…プレイそのもののアシスト。(代表として特定ノーツに対する自動攻撃)
2018/09/06以降実装のカードから導入されたスキルには、通常スキルより能力上昇が高い代わりに、LIFEに対する何らかのデメリットが付随する「(危)」タイプ(アイコンではドクロマークつき)が登場する。
「セットしたカードの位置」「親密度」など、一見関係のない別のステータスを参照してスキル効果を発動する特殊なものも存在する。
限界突破
1回でそのカードのレベル上限を5上げると同時に印刷可能回数が1回増えるだけで、それによる攻撃力の底上げやスキルの強化はない。Nは最大10回、他のレアリティは4回まで。限界突破方法は以下の通り。
- チャプター内で購入するカード…カード購入と同じ操作。1回突破するごとに次回の必要量が多くなる。
- ガチャでしか引けないカード…そのカードを再度引くと無条件で突破できる。無料ガチャで上記のカードを引いても同様。
- イベント限定カード(SR+以外)…イベント開催期間でしか入手できないが、ポイントやランキングイベントの順位で貰えるか、イベントチャプタージュエルで買うことになる。
- SR+カード…ミッションの報酬が基本。R.E.D.ではイベント側で追加された場合、専用のSR+スターチケットがメダルショップ・同一チャプター内販売などで必ず入手可能となっているため、それを用いる。
- Nカード…ほかに入手方法がないため、そのキャラクターの親密度を上げることで限界突破が可能となる。
- スターチケットを使う場合…選曲時の「キャラクター強化」で実行する。
実物のカード・カードスロット
CARD MAKERを用いて印刷したキャラクターをデッキ編成時にカードスロットへ挿すことで使用出来る。使用時のルールは以下の通り。
- カードとAimeの結びつきはないため、一時的に他人のカードを借りて使用することは可能。
- 該当する仮想カードを入手していない状態で、実物カードを使用した場合の制限は以下の通り。
- カードスロットにはそれぞれ1枚ずつしか挿すことができない。
- 右下のQRコードが存在しない、または傷ついて読めないカードは使えない。(カードスロット内部のカメラでQRコードを読むため)
- 同一カードの重複使用(デッキ内にあるものも含む)はできない。
- プロモーションカードは単なるカード引換券であるため、上記の内容は適用されない。ログイン時、ゲームスタート前の状態でR-menuを押して指示に従う。
なお、下記動作を行うことで、カードレベルキャップ解放や強化を行うことが出来る。
判定表記・スコア・クリア条件
判定は、上から順に"PLATINUM CRITICAL BREAK(R.E.D.以降・現在は一部難易度のみ)"・"CRITICAL BREAK"・"BREAK"・"HIT"・"MISS"。これとは別に、BELLを拾った個数とダメージを受けた回数もカウントされる。全BREAK以上で"ALL BREAK"、全BELL取得で"FULL BELL"。
スコアは、一度のプレイでバトルスコアとテクニカルスコアが算出される。一定期間中に一部譜面をプレイした場合は、プラチナスコアも算出される。
- バトルスコアとオーバーダメージ
評価 | オーバーダメージ量(%) | 表示色 |
---|---|---|
不可 | (敗北) | |
可 | 0.00(完走) | 黒 |
0.01~99.99 | 青 | |
良 | 100.00~199.99 | 銅 |
優 | 200.00~299.99 | 銀 |
秀 | 300.00~399.99 | 金 |
極 | 400.00~499.99 | プラチナ |
500.00以上 | 虹 |
- テクニカルスコア
- プラチナスコア
- ランクS以上の評価基準は以下の通り。
バトルポイント・バトルランク/レーティング
- バトルポイント(BP)
- バトルスコアによって上昇する指標。その仕様上、必ずしも実力を表しているとは言えない。
- BPは全曲中のベストバトルスコア上位3曲と、それらを除いた各属性の上位3曲ずつの計12曲(複数の難易度でプレイした場合は最も高いスコアが対象)から1万点あたり1BPで集計、その合計によって「バトルランク」が決められる。
- 上記のため、高い段位を目指すには全ての属性で高いBPを叩き出せるデッキ、それとは別に全ての属性で高いOVER DAMAGEを叩き出せるデッキを用意しなければならない。OVER DAMAGE理論値を目指す場合、その理想デッキが更新されるたびに関与する楽曲全てプレイし直しとなる。
- バトルランクはいわゆる「段位」であり、BPによって昇格していく。
- リセント枠が存在しないため、直近のプレイによって下がることはない。
- レーティング
バトルスコアとテクニカルスコアのまとめ
バトルスコア | テクニカルスコア | |
得点方法 | ||
影響する指標 |
小ネタ
オンゲキアドベンチャー
Re:Fresh以降に存在する特殊なイベントチャプター群。Re:Freshでのストーリーはこちらで展開されている。
オンゲキアドベンチャーでは独自の解禁システムが搭載されている。オンゲキアドベンチャーへ属するチャプターにてプレイした場合、最後に必ず独自の解禁システム演出が挟まる。
- 演出が発生した場合、専用ポイント「ap」を獲得する。
apはマンスリーミッションポイント"mp"の1倍計算結果を10で割り、小数点が切り捨てられたものである。このためカードボーナスはマンスリーミッションと全く同じ、ジュエルブーストはapの計算後に有効。
※小数点切り捨て・ジュエルブースト計算の仕様につき、"mp"→"ap"は高確率でロスが生じる。 - 以下はオンゲキアドベンチャーの進行状況によって異なる。
- マップ画面が開いている場合は任意で、エンドレスアドベンチャーの場合は任意・強制どちらか(要検証)でapを消費する。
- マップ画面であればアイテム・「!」・「♪」アイコンが表示されている場合、エンドレスアドベンチャーであれば右端にたどり着けば、各種報酬がその場で手に入る。
※後述しているMemoryチャプターと異なり、楽曲は即時マイリスト追加、カードもその場で獲得となる。
オンゲキ-NETでは記事更新時点で非表示。ただし、「オンゲキアドベンチャー関連でプレイした解禁楽曲」のみは表示される。そのため、楽曲個別ランキングは解禁者以外確認できない仕様となっている。
マップ画面は必ず特定チャプターにて楽曲をプレイしないと現れない。貯めている場合でも一度はプレイする必要がある。
マップ画面の仕様
ナビキャラに設定しているキャラクターが"コマ"として表示されている。"コマ"は本記事で独自に便宜上用いている名称。
- 戻る:確認画面を表示せずにマップ画面を即時終了する。
- カーソルを移動:次に解放可能なマスを選択する。一度移動させた場合、後述の操作をしない限り元には戻せない。また、少々独特な移動となっており、マップ全体の左上から縦に探索しつつ右に向かう仕様である(直感的な相対移動ではない)。
- 決定:"コマ"であれば、終了確認画面を表示する。そうでなければ、apを消費してそのマスを"解放"する。
- 現在地に戻る:"コマ"以外を選択中の場合に限り、カーソルを"コマ"に戻す。
- ズーム:"コマ"を選択中の場合に限り、一段階ズームアウトすることができる。カーソルを移動、もしくはもう一度ズーム操作をした場合は元に戻る。
マスに「錠」が表示されている場合、先に適合する「鍵」をマップにて獲得していなければ解放できない。鍵は少なくとも同一チャプター内で永続的に使用可能。
「♪」は楽曲、「!」はカードもしくはストーリー、「アイテムのアイコン」は表示されているアイテムが手に入る。
Memoryチャプター(Memories of O.N.G.E.K.I.)
bright MEMORY以降に存在する特殊なイベントチャプター群。その演出から、maimai FiNALE限定で実施された「PANDORA BOXXX」のオンゲキアレンジ版といえる。
※以降の記載内容はbright MEMORY無印時点であることに注意。Re:Freshでは下記の変更が加わっている。
- 全チャプター最初から出現
- 楽曲演出なし、SECRET MUSICなし
- memoryゲージは1回につき最低保証2曲分以上
- END CHAPTERの題材バージョンは"bright MEMORY Act.3"に変更
- 店内マッチング可
前提・チャプター一覧
Memoryチャプターは全て隠されており、筐体上では解放条件を何も記載していない。公式では最短2週間後に解放条件が記載される。
該当するMemoryチャプターは下記の通り。解放条件は後述。
チャプター名 | 追加日 | 題材バージョン |
---|---|---|
Spring Memory | 2022/3/3 | 初代~初代 PLUS |
Summer Memory | 2022/4/7 | SUMMER~SUMMER PLUS |
Autumn Memory | 2022/5/19 | R.E.D.~R.E.D. PLUS |
Winter Memory | 2022/6/23 | bright~bright MEMORY |
O.N.G.E.K.I. Memory | 2022/6/23 | (なし) |
END CHAPTER | 2022/6/23 | (なし) |
END CHAPTERは、初代 PLUSまでに存在したチャプターと同名だが別物である。
Memoryチャプターは全て、下記の制限と利点が加わる。
- 店内マッチングの募集・参加共に不可。
- そのチャプターで購入した「Make UP Future!」カードを使用することで、カードボーナス発生。シルバージュエルイベントのように、完走ボーナスへ追加ジュエルが2個~3個(☆3=2凸以上)加わる。
- ジュエルを全額、当時の最新章=第5章チャプタージュエルへ変換可能。1:1の等価交換となっている。
- 題材バージョンに対応したチャプターセレクトBGM・リザルトBGMへ強制変更される。題材バージョンがない場合は新規BGMに差し替えられる。
解放条件
共通条件として、必ず直前のチャプターを解放してストーリー閲覧まで完了していること。例えばいきなりAutumn Memoryを解放することは出来ない。
楽曲が記載されていた場合、2曲以上は連続プレイ必須=一度でもミスしたらリセットの順不同となっている。またLUNATIC(『その他』参照)/ボーナストラック(音源差し替え版)からの選曲は対象外である他、既にプレイしていても再度プレイが必要。
- Spring Memory
- STARTLINER、Jump!!!Jump!!!Jump!!!を連続プレイ
- Summer Memory
- 最強 the サマータイム!!!!!、Splash Dance!を連続プレイ
- Autumn Memory
- No Limit RED Force、STARRED HEARTを連続プレイ
- Winter Memory
- STARTLINER、最強 the サマータイム!!!!!、No Limit RED Force、Transcend Lightsを連続プレイ
- O.N.G.E.K.I. Memory
- 1. Spring Memory~Winter Memoryの専用解禁システム(後述)を全て終了=メモリーコンプリート!とナビボイスが流れるまで進行させる。チャプター画面に戻った際「4つのMEMORYを巡ってみましょう!」と表示されればフラグが立った状態
- 2. Op.I《fear-TITΛN-》、MarbleBlue.、Stardust:RAY、光焔のラテラルアークを連続プレイ
- END CHAPTER
- 1. O.N.G.E.K.I. Memoryの専用解禁システム(後述)を終了=メモリーコンプリート!とナビボイスが流れるまで進行させる。O.N.G.E.K.I. Memoryのイベント対象フォルダに、曲名「????」が2つ出現していれば良い
- 2.「????」の左、もしくは右の選曲条件を満たして選曲・プレイする。本来ジャケットが表示されている部分の下部に、達成度だけは記載されている。
※参考として初日~第1週の条件は、左が「Memoryチャプターにて解禁できる、難易度15(当時)のMASTER譜面全てテクニカルスコア理論値」、右が「Make UP Future!カード全17枚の限界突破を完了させる(超解花不要)」。それ以降は緩和が実施されている。
※どちらも選択時はMASTER譜面が強制されるため注意。
解放された場合は「新しいチャプターが出現しました」「○○が出現しました」と、チャプター画面に戻ってから表示される。
専用解禁システム
END CHAPTER以外のMemoryチャプターは、全て専用解禁システムを使用し解放する。便宜上memoryと呼ばれることがある。
マンスリーミッション終了後、ナビボイスに設定したキャラクターのSDキャラがナビニャンへ向かう演出が追加される。ナビニャンへ達した場合は「GOAL!!」と表示され、アイテムか課題楽曲を解放し次へ切り替わる。
進行度は下記の順で乗算される。
解放しただけでは何も獲得できておらず、別途購入か課題クリアが必要であるため注意。
早い話がCHUNITHMの「マップ」、maimai でらっくすの「ちほー」であるが、そちらとは異なり課題楽曲でも止められることはない。そのまま最後まで進行可能。
曲名「????」(SECRET MUSIC)
条件を満たさないと選曲が出来ない楽曲。O.N.G.E.K.I. Memory、END CHAPTERに合計3曲存在する。
O.N.G.E.K.I. Memoryに存在する「????」はEND CHAPTERの解放条件であるため、その条件を参照。
END CHAPTERに存在する「????」の条件は、カーソルを楽曲に合わせている状態でASTERISM 3名(星咲 あかり・藤沢 柚子・三角 葵)のMake UP Future!カードを正確に差し込むこと。LEFTに藤沢 柚子、CENTERに星咲 あかり、RIGHTに三角 葵が必要。
上記は認識できればFRIEND CARD=カード未獲得でも問題はない。「Are You READY?」と表示されるため、その状態で選曲すると難易度選択が可能。後はカードを取り外しても問題はない。
なお、特定の称号を所有しており、なおかつEND CHAPTERの「????」を解禁・プレイした場合に自動解禁される楽曲もあるが、そちらは「????」ではなく完全に隠されている。
細かい仕様
オンゲキ-NETでは「解放したMemoryチャプター・プレイした解禁楽曲」のみが表示されていた。そのため、個別ランキングも解禁者以外は確認できない仕様となっていた。2022/7/26以降、楽曲に関しては未解禁でも一覧に表示される。
専用解禁システムの進行ゲージは正確に数値化されたものが表示されないため、後何曲必要なのかはこれまでの進行度から逆算するしかない。
その他
- 難易度はBASIC~MASTERの4段階が基本。一部楽曲には「LUNATIC」が搭載されており、凶悪な譜面が待ち構えている。
- 初回ロケテストでは、「No Remorse」がLUNATIC限定として登場。途中ボタン操作を一切せず、超密度の"敵の攻撃"を避けるだけになっているなど、『音ゲーじゃない別ゲー(コハD発言)』
となっている。
- 一部変更された製品版LUNATICは、稼働2週間後に登場している。エンドチャプターでの開放が必要だったが、2019/1/31から解禁不要に。
- bright MEMORY Act.3までMASTERはロックされており、EXPERT以上で「テクニカルスコア・ランクS以上」を取得するか、未解禁の時点で50GP払うとプレイ出来た。この状態でもジュエルブーストは可能だが、ブースト込みの必要GPが100・150(50の2~3倍)ではなく90・130(40の2~3倍に+10)であることに注意する必要があった。
- 初回ロケテストでは、「No Remorse」がLUNATIC限定として登場。途中ボタン操作を一切せず、超密度の"敵の攻撃"を避けるだけになっているなど、『音ゲーじゃない別ゲー(コハD発言)』
- 電子マネー払いに対応。下記銘柄が使用できるが、店舗によって対応している銘柄が異なるほか、電子マネー自体が使えない店舗もあるので、注意が必要。
- 選曲画面はCHUNITHMをベースとしたものになっている。
- 楽曲をプレイ中、残りGPが30GP未満の場合は筐体上部のLEDがオレンジ色に光って知らせる。
- オンゲキ-NET(プレイデータ連動サイト)は基本無料だが、ゲキチュウマイ-NET スタンダードコースに加入しないと一般的な機能を使えない。スタンダードコースに加入することでオンゲキ/チュウニズム/maimai でらっくすのサイト全てがスタンダード会員として利用できる。
- 『オンゲキ』プロジェクトの一員として、KADOKAWAが強く関与している。お渡し会・試聴動画・単独ライブなど、キャラクターCD展開・販売に関することは全てKADOKAWA主導となっている。
キャラクター・楽曲一覧
大百科記事「オンゲキのキャラクターとオリジナル楽曲の一覧」を参照。
CARD MAKER(カードメイカー)
オンゲキと同日に稼働した、印刷用ターミナル筐体。その性質上、オンゲキでは一時期CARD MAKER使用前提のゲームバランスとなっていた(現在は解消)。
詳しくは大百科記事『CARD MAKER』を参照。オンゲキの印刷関連は全てあちらの記事に掲載している。
関連サイト
関連項目
脚注
- *ロケテスト~2020年3月31日:株式会社セガ・インタラクティブ、2020年4月1日~2024年3月31日:株式会社セガ、2024年4月1日~:株式会社セガ フェイブ
- *R.E.D.~bright MEMORY Act.3ではランキングイベントチャプター以外全て、Re:Freshではランキングイベント開催期間外全てのチャプター、もしくは開催期間中ランキングイベントチャプター以外全てのチャプター
親記事
子記事
兄弟記事
- SG-1000
- CARD MAKER
- ゲームギア
- サクラ大戦
- ジェットセットラジオ
- STARHORSE
- セガサターン
- セガマークIII
- ソニック
- ダイナマイト刑事
- CHUNITHM
- デイトナUSA
- 電脳戦機バーチャロン
- ドリームキャスト
- NiGHTS
- キッズコンピュータ・ピコ
- ぷよぷよ
- maimai
- maimai でらっくす
- マスターシステム
- メガドライブ
- リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産
- 龍が如く
- rintaro soma
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