オーシャン東九フェリーとは、北九州・徳島・東京の3路線を結ぶフェリーのサービス名である。
概要
海運会社のオーシャントランス株式会社フェリー事業部が運営するフェリーのサービス名で、2015~2016年に次世代型フェリーの「びざん・しまんと・どうご・りつりん」の4隻が就航し、旧型との入れ替えが完了した。いずれも全長約190m・定員252名・車両搭載数約268台である。船内にはパブリック・スペースやリラクゼーション・スペース、バスルームやコインランドリー、売店などがあるが、食堂やレストランがないので注意が必要である。個室は2名から4名、相部屋は8名から16名、ペットが同伴できる部屋やバリアフリールームもある。
上り便は北九州を夕方に出発して徳島に翌日の朝到着、徳島を昼ごろ出発して東京に翌日の朝到着、下り便は東京を夕方に出発して徳島に翌日の昼過ぎに到着、徳島を午後に出発して北九州に翌日の朝到着、というパターンであるが、運行ダイヤは常に最新のもので確認する必要がある。北九州は新門司のりば、徳島は沖洲のりば、東京は有明のりばより乗船。フォワードロビーからは進行方向の海が望める。
比較的安価でクルマやトラック、バイクと共に移動できるのがフェリーの長所でもあり、特に長距離を走らなければならない職業ドライバーにとってはありがたい交通手段である。旅行者は愛車に乗ってフェリーから旅先に降り立てば、余裕を持って目的地へ向かって走り出せるだろう。
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