オーゼンとは、漫画及びアニメ作品「メイドインアビス」の登場人物である。別名「怪力おばあさん」。CV:大原さやか
概要だよー
探窟家においての最上階級である白笛の一人であり、「不動卿」「動かざるオーゼン」の異名を持つ。アビス2層の監視基地(シーカーキャンプ)の防人。屈指の怪力の持ち主であり、「30人乗ったゴンドラを引き上げた」「10mもある大岩を支えた」などの噂も出ていた。実際、ライザと共に遺物「呪い除けの籠」に入ったリコをアビスの深層から運び出している。
見た目は妙齢の女性であるが、およそ2メートルの長身。白笛の経歴も50年以上とかなり長いものであることが判明している。長年の上昇負荷がかかる環境暮らしのため頭皮がめくれ上がっており、それをカバーするために独特の髪形をしている。作者ツイッターによればデザインコンセプトははミノタウロス+魔女とのこと。
本気になったり、他人を脅しにかかると表情が一変する。その描写は最早ホラゲの領域である。
本気でやらなきゃ伝わらないだろ?
性格はかなり飄々としており、白笛マニアのハボルグ曰く「ちょっと曲者」。ちょっと?また話しぶりは冷静だがヒトやモノに対する扱いはかなり荒っぽい。監視基地を訪れたリコとレグに対しあることを明かし、精神的に追い詰めたうえ「私は君が嫌いなんだよ」と本人の目の前で言い放った。子供騙しは嫌い、との発言も。
一応彼女なりの考えがあってのことなので、無意味に彼らを痛めつけていたわけではない。が、リコに少しずつ恐怖心を植え付け、怒ったレグに対し平然と受け流しながら物理で痛めつけるという描写は大変度し難いものであり、初見ではおそらく好感の持ちにくいキャラだと思われる。
???「彼女も人が悪いですね」
弟子のマルルクがオーゼンについて「いいお師匠さんだね!」との問いに笑顔で「ええ、本当に」と返していること、最終的にリコ・レグの両名に稽古をつけて下層に送り出していることから、彼女は悪人ではなくむしろかなり面倒見のいい人物だということが判明する。裸吊りやメイド服好き疑惑に関しては擁護できないが…
健康の秘訣だよ
白笛は各自、アビスの遺物を用いて戦闘・探窟を行っている。オーゼンの武装は”ひと刺しで千人力を得られる”遺物「千人楔」と呼ばれるもの。彼女はこの楔を体に刺して使用しており、その怪力を駆使している。腕中に楔が刺さっているさまはレグをもってしても人間離れしている、と言わしめた。
さすが私の弟子だ
弟子には監視基地の見張り・来訪者対応をしているマルルク、オーゼン私設の探窟隊”地臥せり”(確認できるのはイェルメ、シムレド、ザポ爺の3名)、そしてリコの母親であるライザがいる。
ライザとの出会いは「鬱陶しがって蹴り飛ばしても話しかけてきたうえ、師匠にならないかと自信たっぷりに持ちかけられる」という滅茶苦茶なものだったが、年月を重ねるに従って強い信頼関係でつながることとなる。ライザが絶界行(ラストダイブ)に旅立つ前には、リコが大きくなったらライザと同じく探窟家としてアビス深層に送り出すことを承諾していた。
だんだん興奮してきちゃってねぇ…
劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」の2020年公開が決定し、公式サイトに各情報が掲載されたが2019年4月、エイプリルフール期間の間だけ「劇場版メイドインアビス『深き魂の黎明』は諸般の事情により、『マルルクちゃんの日常』に変更になりました」としてキービジュアルを変更していた。
ビジュアルはマルルクがファンシーな日傘をさし、降り注ぐ花びらのなか町へおつかいに出ているというかわいらしいものだったが、物陰からオーゼンが背後霊みたいな立ち姿でマルルクをいとおしそうな表情で見つめているという彼女の性格をよく表している描写がなされていた。ライザが「あんた性格は度し難いが最高の師匠だよ!」と発言する所以であろうか。
などど言っていたらなんとこの『マルルクちゃんの日常』、入場者特典として本当に劇場で本編上映前に流されることが決定した(しかも週替わりで全4話)。まったくもって度し難い。
関連静画
関連項目
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