オーバーウォッチとはブリザード・エンターテインメント(Blizzard Entertainment)の製作・販売する、アクション・シューティングゲーム、および同作品の世界においてヒーローの集団が所属していた組織名である。
日本語版は2016年5月24日に、Windows PC向けがブリザード・エンターテインメントより、PlayStation 4向けがスクウェア・エニックスより発売された。
概要
ブリザード・エンターテインメントが2014年11月7日のファンイベント「BlizzCon 2014」において発表した新作で、会場ではムービー公開のほかβテストの参加者受付と来場者向けの試遊も行われた。また発表時点で公式サイトもオープンしている。
翌年の2015年10月27日には予告どおりβテストがクローズドβとしてスタート。2016年の5月5日~5月9日までは限定でオープンβテストになっており、公式からの発表では、5月10日までの間に参加したプレイヤー数は全プラットフォーム合計で970万人に達したという。
日本語対応については、スクウェア・エニックスからPS4版が発売されることが2015年11月9日に発表されており、ブリザード・エンターテインメントからも2016年3月11日の発表において「PC版と併せて発売日からサポートとされる」としているため、PC版プレイヤーとPS4版プレイヤーはどちらも日本語音声・日本語字幕でプレイ可能である。
ストーリー
未来世界の地球、自意識を持ったロボット「オムニック」による反乱「オムニック・クライシス」が起こり、人類は未曽有の混乱に陥った。 それを鎮圧するため各国の精鋭ヒーローが集められた組織「オーバーウォッチ」が結成され、人間とオムニックとの間に和平をもたらし、世界は平和を取り戻した。しかし、平和な世界ではオーバーウォッチは新たな脅威でしかなく、やがて衰退と迫害が訪れ最終的に解体されてしまう。
オムニック・クライシスから30年・・・・・・再び世界に危機が訪れる。テロ組織タロンがヒーロー無き世で活動を始めたのだ。強力なデバイスの強盗、元オーバーウォッチ隊員の始末、オムニック融和派の暗殺。
「誰かが、何とかしないと!」
元・オーバーウォッチのウィンストンは、自身も敵に命を狙われた事を機会として、各国のヒーロー達にコンタクトをとり、違法となったオーバーウォッチを再結成させたのだった。
作中では既にオーバーウォッチは解体されているため、登場するキャラクターの多くは元オーバーウォッチという肩書きになっている。また、オーバーウォッチ以外の組織に所属するキャラクターも多数存在する。
キャラクターごとのバックボーンやストーリー等は、公式サイトやその他メディアで公開されている。
プレイヤーは世界各国をめぐりながら、ゲームを行うことになる。
システム
ゲームモード | 説明 |
---|---|
ペイロード | ペイロードを目的地まで運ぶことができれば攻撃チームの勝利。 時間切れまで進行を阻止できれば防御チームの勝利となる。 |
ポイントキャプチャー | 攻撃側と防御側に分かれた2チームが、マップ上のコントロールポイントをめぐって争う。 攻撃チームはコントロールポイントの制圧を、防御チームは時間切れまでコントロールポイントを守り抜け! |
Weekly Brawl | 週ごとにルールが変わるゲームモード。[1] |
ゲームは6人 vs 6人で行われ、プレイヤーはオフェンス、ディフェンス、タンク、サポートの種別の中から一人キャラクターを選択して、ゲーム毎に定められた目標の完遂を目指す。[2]
ゲーム内に用意されているモードの大半は攻撃側と守備側に分かれて戦う。ただ、このゲームではマルチプレイでのチームワークに焦点をおいたものとなっており、多くのシューティングにあるような相手を倒した数での評価ではなく、どれだけ攻撃を防いだか、どれだけチームメイトを回復したかといった、チームに貢献した内容が評価を受けるシステムとなっている。
また、他人のスコアが見えないことも特徴の一つとなっている。既存のFPSなどでは自分のスコアが他プレイヤーにまる分かりだったが、オーバーウォッチでは個人プレイでの勝利よりもチームプレイでの勝利が前提となったバランス調整であるため、スコアが見えず、他者に比較されることがない。
戦闘開始前に同じチーム内で誰がどのキャラクターを選んでいるかを確認できる。また、チームヒントというものが存在し、開始前のキャラクター選択で、チームのロールバランスが偏っている場合は警告してくれる(オフェンスが不足している、設置系が居ない、同じキャラクターが多すぎる等)これを見ながらプレイヤーはチームのバランスを整えてプレイに望む。また、ゲーム中はリスポーン地点に移動するか、リスポーン時に別のキャラクターに変更することもできる。
キャラクター
種別 | 能力 |
---|---|
オフェンス | 敵の制圧などが主な役割。所持するスキルの多くは攻撃的な物や、自身の生存率を高める物が多い。 |
ディフェンス | 索敵や敵の進行を妨害する壁やタレットを設置するなど、敵の妨害・撹乱が主な役割。 後述するサポート的なスキルを持つ者なども存在する。また、いわゆるスナイパー的なキャラクターもこの役割に属している。 |
タンク | 他の役割のキャラクターと比べ、高い体力を持ち防御的なスキルを持つ。 シールドを展開し、敵の攻撃を引きつけ、拠点の確保や前線の押し上げなどが主な役割。 |
サポート | 体力回復やバフ・デバフ、体力の最大値を上昇させるアーマー等を付与し、味方を支援する役割。 自身の戦闘力こそ高くないものの様々な支援で前線の崩壊を防ぐ。 |
- ・ゲンジ(種別:オフェンス)
- 本名:シマダ・ゲンジ
- 年齢:35歳
- CV:川原慶久
- 有利なキャラクター:後衛キャラ全般(機動力によって後衛を狩ることが得意)
- 不利なキャラクター:ロードホッグ、マクリー(動きを止められると弱い)、ファラ(飛んでいるファラを落とすのが困難)、ザリア、メイ(ザリアのビームやメイのブラスターは木の葉返しで反射できない)、トールビョーン、シンメトラ(オートエイムのタレットには機動力での有利が取れない)
- 2段ジャンプと壁登りにより高い機動力を持つオフェンス。
- 主武器は3連射する手裏剣であり、扇状に投擲することも可能である。
- スキルは前方に素早く移動し、敵を居合抜きで切り裂く「風斬り」、アルティメットや爆発物を含めた殆どの射撃攻撃を敵へと反射する「木の葉返し」。「風斬り」は敵をキルすることによってクールタイムが短縮される。
- アルティメットは刀を抜き、一定時間高威力の斬撃を繰り出す「龍撃剣」。「風斬り」の特性と組み合わせることで、高速移動をしながら次々と敵を切り捨てていくことが可能となる。
- しかし、必殺技中は無敵ではなく、また接近戦を挑む必要が出てくるため、タイミングを見誤ると1キルも取れないまま散ることがある。その他のスキルも強力ではあるが使用者に熟練を求めるものであるため、プレイヤースキルが必要なキャラクターである。
- ・ソルジャー76(種別:オフェンス)
- 本名:不明
- 年齢:不明
- CV:大川透
- 有利なキャラクター:リーパー(スプリントを使って引き撃ちすることで有利な距離を保てる)、ファラ(バースト射撃の精度で飛んでいるファラを楽に落とせる)
- 不利なキャラクター:ラインハルト、ザリア(シールドを壊しきれない)
- 精度と発射レートが高く中距離戦闘に強い「ヘビー・パルス・ライフル」、高威力のロケットランチャーである「ヘリックス・ロケット」、高速で移動する「スプリント」、範囲内の味方を回復させる「バイオティック・フィールド」というバランスの取れたスキルを持つオフェンス。
- アルティメットは一定時間オートエイムを発動する「タクティカル・バイザー」。効果中は「ヘビー・パルス・ライフル」のリロード時間が超短縮され、「ヘビー・パルス・ライフル」と「ヘリックス・ロケット」が敵を追尾するようになる。
- いわゆるオーソドックスなFPSのキャラクターに近い能力を持ち、初心者には非常に扱いやすく、熟練者が使えば強力な万能キャラクター。ベータ版のチュートリアルでは、このキャラクターを使い操作を覚えることになっていた。
- ・トレーサー(種別:オフェンス)
- 本名:レナ・オクストン
- 年齢:26歳
- CV:加藤英美里
- 有利なキャラクター:バスティオン、ラインハルト(裏を簡単に取れる、パルス・ボムをくっつけやすい)
- 不利なキャラクター:メイ、マクリー(動きを止められると弱い)、トールビョーン、シンメトラ(オートエイムのタレットには機動力での有利が取れない)
- 発射レートと威力の高い「パルス・ピストル」を二丁持ち、短距離を瞬間的に移動する「ブリンク」、自身の位置・状態・残弾数を3秒前に巻き戻す「リコール」のスキルを持つ、機動力に特化したオフェンス。
- 「ブリンク」を使った高い機動力によって敵の裏を取り、タンクの後ろにいるサポーターを倒し、敵を撹乱する戦法を得意とする。
- ただし、全ヒーローの中でも最低クラスの体力を持つため、上手く「ブリンク」「リコール」という2つの強力なスキルを使って敵の攻撃を回避・無効化し、また機動力に振り回されずに「パルス・ピストル」を命中させるだけのプレイヤースキルが必要となる。
- アルティメットスキルは物体や敵の体に付着し、タンクを除く殆どのキャラクターを即死させる高威力の粘着爆弾「パルス・ボム」を投擲するもの。投擲距離は短いため「ブリンク」「リコール」を使い、敵に上手く貼り付ける必要がある。
- パッケージの表紙にもなった、オーバーウォッチの主人公的なキャラクターである。
- ・ファラ(種別:オフェンス)
- 本名:ファリーハ・アマリ
- 年齢:32歳
- CV:朴璐美
- 有利なキャラクター:ゲンジ、リーパー、ザリア、トレーサー(ゲンジやリーパー、ザリアやトレーサーの攻撃の届かない位置から一方的に撃てる)、ラインハルト(上空からの爆撃を防げない)
- 不利なキャラクター:ソルジャー76、マクリー、ゼニヤッタ、トールビョーン(撃ち落とされる)
- 背中のジェットパックを使い高く飛び上がる「ジャンプ・ジェット」、着弾地点で爆発し、範囲内のキャラクターを弾き飛ばす「コンカッシブ・ブラスト」、スラスターによる滑空能力により滞空し、弾速こそ遅いものの高威力かつ爆風を巻き起こす「ロケット・ランチャー」による爆撃を得意とするオフェンス。
- 空中から奇襲を行うことができ、開けた場所では非常に有利に攻撃が可能であり、一部のキャラクターやタレットの射程外から一方的に攻撃することが可能。
- 「コンカッシブ・ブラスト」は敵だけではなく自分自身も弾くことが可能であり、「ジャンプ・ジェット」と組み合わせることでより高々度に移動することも出来る。
- アルティメットスキルは全身から大量の小型ミサイルを発射する「バレッジ」。発動中はその場から移動できないものの、ミサイルによる弾幕は広範囲に大きな被害を与えることが可能。
- ・リーパー(種別:オフェンス)
- 本名:不明
- 年齢:不明
- CV:竹内良太
- 有利なキャラクター:タンク全般、バスティオン(裏取りと高火力のショットガンはタンク相手でも有利を取れる)
- 不利なキャラクター:ファラ、ソルジャー76(得意距離に持ち込めないと撃ち勝てないが、ファラの高度にたどり着くのは難しくソルジャーには引き撃ちされると撃ち負ける)
- 死ね死ねおじさん発動前と発動後に硬直があるものの、中距離間をテレポートする「シャドウ・ステップ」、一定時間攻撃が不可能になる代わりに無敵になり移動速度も上昇する「レイス・フォーム」のスキルによって敵に近づき、接近戦で高い威力を発揮する「ヘルファイア・ショットガン」で攻撃を行うオフェンス。また、敵をキルした場合自身のヘルスを回復する自己回復能力も持つ。
- アルティメットスキルは殺人盆踊り ガン=カタ踊るような動きで、回転しながら二丁ショットガンを周囲に連射する「デス・ブロッサム」。接近状態で発動すると真価を発揮するスキルであるため、「シャドウ・ステップ」などを使い、上手く敵集団に忍び寄ってから発動したい。
- ソルジャー76とは逆にFPS初心者かつMOBA経験者のような立ち回りが得意な人向け。
- ・マクリー(種別:オフェンス)
- 本名:ジェシー・マクリー
- 年齢:37歳
- CV:小杉十郎太
- 有利なキャラクター:ファラ(リボルバーの距離減衰がアップデートで大きく減少したことで撃ち勝てるように)、トレーサー、ゲンジ(フラッシュバンで動きを止められる)
- 不利なキャラクター:スナイパー全般(リボルバーは超遠距離だと大きく威力が下がる)
- 高威力のリボルバーである主武器「ピースキーパー」と、敵を数秒間行動不能にする「フラッシュバン」、敵の攻撃を回避しつつリロードを行う「コンバット・ロール」のスキルを持つオフェンス。
- 「ピースキーパー」は中距離戦に高い効果を持ち、更に近距離で効果を発揮するファニングによる6連射を使い分けることが可能。「フラッシュバン」で動きを止めた相手にファニング撃ちやヘッドショットを行うことでヘルス200帯までのキャラクターは即死させられる。
- 「ピースキーパー」の精度と威力もあいまって、的確にヘッドショットを行えれば中距離では最強に近い。が、エイムがなければ足の遅さと並程度のヘルスにより屍を無駄に積み上げることになるだろう。
- アルティメットスキルは発動中、敵のヘルス量に比例した時間、視界内に敵を捉えることで敵を即死させる「デッド・アイ」。シールドや遮蔽の後ろに隠れられないかぎり、視界内の敵を一掃させられるが、発動中は自身の移動速度が大きく低下する。
- ・ジャンクラット(種別:ディフェンス)
- 本名:ジェイミソン・フォークス
- 年齢:25歳
- CV:後藤ヒロキ
- 有利なキャラクター:トールビョーン、バスティオン(物陰から安全にタレットやバスティオンを処理可能)、ラインハルト(シールドを簡単に割ることができ、コンカッション・マインのノックバックでシールドの後ろのキャラクターに射線を通せる)
- 不利なキャラクター:ザリア(パーティクル・キャノンの威力がグレネードで大きく上がってしまう上有効打を与えられず圧倒的不利)、ファラ(飛んでいるファラには攻撃が届かない)
- 放物線を描いて飛び、敵に命中するか壁や地面で数回跳ねた後爆発するグレネードを発射する主武器「フラグ・ランチャー」、地面に張り付き任意のタイミングで起爆する「コンカッション・マイン」、引っかかった相手を数秒間移動不能にする「スティール・トラップ」、死亡時にグレネードをばら撒く「トータル・メイヘム」のスキルを持つディフェンス。
- 「フラグ・ランチャー」の特性故に遮蔽越しの爆撃を行え、また「コンカッション・マイン」と「スティール・トラップ」で裏取りをしてきた相手を返り討ちにすることを得意とする。ただし、「フラグ・ランチャー」には自爆ダメージがあるため、接近戦は不得手であり、逆にタレットや一部の移動速度が遅いキャラクターには一方的に撃ち勝てる。
- また、「コンカッション・マイン」の爆風を利用することで自身を空中に打ち上げ、敵と距離を離す・意外な場所から奇襲する、といった行動も可能。
- アルティメットスキルは遠隔操縦可能なタイヤ爆弾を取り出し、敵に突撃させる「RIPタイヤ」。爆風にさえ巻き込めばほとんどすべてのキャラクターを即死させられるが、移動中は馬鹿でかいエンジン音がし、またある程度攻撃を受けるとその場で爆発してしまうため、うまく相手の裏を掻いて爆発させる必要がある。また、アルティメット中は本体は動けないため、タイヤを爆発させた後でいつの間にか死亡している……ということもあるので、発動させる位置には注意が必要である。
- ・トールビョーン(種別:ディフェンス)
- 本名:トールビョーン・リンドホルム
- 年齢:57歳
- CV:高岡瓶々
- 有利なキャラクター:ゲンジ、トレーサー、ファラ(高機動力のキャラクターにオートエイムのセントリーガンは超有利)
- 不利なキャラクター:ザリア(バリアを貼っていてもタレットはザリアを撃ってしまうためバーティクル・キャノンの威力がどんどん上がる)、D.VA(タレットの有効な距離ではディフェンス・マトリックスで弾を消され、ブーストで近寄られて安全にタレットが処理される)、ジャンクラット(タレットの射線が通らない場所から本体もろとも爆破される)
- 釘をスラッグ弾や散弾のように発射する「リベット・ガン」を主武器とし、また範囲内の敵を自動で狙い攻撃を行う強力なセントリーガンを設置する「タレット設置」、倒された敵や味方が残すスクラップを回収してアーマーに変える「アーマーパック」のスキルを持つディフェンス。
- タレットは近接武器である「フォージ・ハンマー」を使い叩くことで修理を行え、叩き続ければ一段階武装をアップグレードでき、また「アーマーパック」は味方の生存能力を大きく上昇させる。
- しかし、タレットは置く位置を考えなければ統率の取れた相手には一瞬で破壊され、再設置とアップグレードには時間がかかること・「アーマーパック」を積極的に使用するためには前線に出ていく必要があるが、キャラクター自身の戦闘能力はセントリーガンなしでは並程度なことから、前線を見極めてタレットを素早く設置・アップグレードし、また自身もタレットとともに十字砲火を行うだけの立ち回り能力が必要となってくる。タレット自体もオートエイムは強力であってもDPSはさほどでもないので、トールビョーンに熟練するほど、タレットが囮になり、本体が「リベット・ガン」を使ってキルを取る立ち回りに自然となっていくだろう。
- アルティメットスキルは自身とタレットを一時的に超強化する「モルテン・コア」。効果中はタレット・自身ともに耐久力と攻撃性能が大きく上昇するため、効果中に積極的に前線を押し上げ、キルした相手からスクラップを回収すると良い。
- ・ウィドウメイカー(種別:ディフェンス)
- 本名:アメリ・ラクワ
- 年齢:33歳
- CV:伊藤静
- 有利なキャラクター:アナ、マクリー、ロードホッグ(自分の得意距離であれば撃ち勝てる)、トールビョーン(タレットの射程外から本体もろとも射殺可能)、ファラ(簡単に撃ち落とせる)
- 不利なキャラクター:トレーサー、ゲンジ、ウィンストン(狙撃位置に簡単にたどり着ける)
- 遠距離狙撃が可能で、かつ変形させれば突撃銃にもなるライフル「ウィドウズ・キス」を主武器とし、狙った地点の屋根や手すりに引っ掛け、高速で移動する「グラップリング・フック」、接触した相手を毒に冒し、継続的にダメージを与える「ヴェノム・マイン」のスキルを持つディフェンス。
- 「ウィドウズ・キス」はスコープを覗いている間ゲージがチャージされ、それに比例して威力が増大する。最大までチャージした状態でヘッドショットをすれば、タンクを除く全てのキャラクターを一撃キル、タンクであっても二発でキルすることが可能。
- アルティメットスキルはすべての敵を壁越しに透視する「インフラサイト」。この情報は味方に伝わるため、全てのキャラクターが有利に戦闘を継続できる。
- スナイパーという特性上使用者は高いエイム力を必要とされ、またスナイプに弱い敵をキルしていけなければ、役割分担とチーム戦がメインのこのゲームでは地雷扱いされてしまう。また、アルティメットスキルは全てのキャラクターに情報を与えるものであるため、その頻度が低い場合は露骨にプレイヤースキルの低さが伝わってしまう。そのため、初心者には最も向かないキャラクターである。
- ・メイ(種別:ディフェンス)
- 本名:メイ=リン・チョウ
- 年齢:31歳
- CV:Lynn
- 有利なキャラクター:ゲンジ、トレーサー(凍結ブラスターで動きを止められる)
- 不利なキャラクター:ゼニヤッタ(不和のオーブで防御する前に溶かされる)、ザリア(凍結でできた隙をパーティクル・バリアで防がれるため撃ち勝てない)
- 射程距離は短く、ダメージは小さいものの、敵を一時的に凍結させ行動不能にする冷気と、着弾までにわずかながらラグがあるが高威力のつらら弾を発射する「凍結ブラスター」を主武器とし、自身の体を氷で包み込み、一定時間行動不能ながら無敵状態になり自己回復を行う「クリオフリーズ」、高い氷の壁を作り出し味方の遮蔽にする「アイス・ウォール」を持つディフェンス。
- 「凍結ブラスター」の冷気を当て続け凍りつかせた相手をつらら弾でヘッドショットすることで、射程内であれば殆どの相手を狩ることが可能であり、また敵に囲まれても「クリオフリーズ」による無敵化を行うことで時間を稼ぐことが出来る。
- アルティメットスキルは天候制御ドローンを射出し範囲内の敵を凍結させる「ブリザード」。長時間にわたって敵を行動不能にするため、他のキャラクターの攻撃と組み合わせれば敵を一方的に壊滅させることが出来る。
- 攻撃の特性故にエイム力は必要ないものの、「アイス・ウォール」は味方の射線を塞いでしまい、「クリオフリーズ」は一時的に戦線から自身が離脱してしまうので、立ち回り能力が必要なキャラクターである。
- ・ハンゾー(種別:ディフェンス)
- 本名:シマダ・ハンゾー
- 年齢:38歳
- CV:阪口周平
- 有利なキャラクター:バスティオン(矢散五裂によるキルが一番やりやすい相手)、ロードホッグ(フックの届かない距離から一方的に攻撃可能)
- 不利なキャラクター:ラインハルト、D.VA(矢を止められる)、ゲンジ、トレーサー(矢の発射レートが低いため高機動力のキャラクターには不利)
- 僅かに放物線を描きながらも遠距離まで届く矢を放つ「嵐の弓」を主武器とし、着弾地点の周辺の敵を数秒間壁越しに映し出す矢を放つ「鳴鏡矢水」、分裂しながら壁で跳ね返る矢を放つ「矢散五裂」のスキルを持ち、壁を這い登って移動する能力を持つディフェンス。
- 弓の威力・判定は非常に強いが、つがえてから引き絞るまでの隙が大きい・撃った後次の矢をつがえるまで僅かな時間がある・スコープがなく着弾までに少しラグがあるため慣れるまで当てることも難しい、といった非常に使いづらい特性がある。
- アルティメットスキルは龍の精霊を宿した矢を放ち、直線範囲内の敵を食らわせる「龍撃破」。壁を貫通し、非常に高い威力を持つが、龍のスピードはあまり速くなく、上手く敵を逃げられない状態に追い込んでから発動する必要がある。
- ・バスティオン(種別:ディフェンス)
- 本名:SST研究所 シージ・オートマトンE54 バスティオン
- 年齢:製造から30年
- CV:$☆▲%
- 有利なキャラクター:D.VAを除くタンク
- 不利なキャラクター:アナ(スリープ・ダートで眠らされると何も出来ないまま処理される)、D.VA(ディフェンス・マトリックスで火力の押し付けができなくなる)、リーパー、トレーサー(裏取りの餌食)、ジャンクラット(遮蔽の後ろから安全に処理される)
- それなりの発射レートと威力を持つサブマシンガンを主武器とした「偵察モード」と、圧倒的な発射レートと威力、長射程、短いリロードタイムを持つガトリング砲を主武器とした「セントリー・モード」の2つの状態に変形し、また自身のヘルスを回復する「自己修復」のスキルを持つディフェンス。
- 「セントリー・モード」中は移動こそ不可能なものの、圧倒的なDPSと射程によって射程範囲内の殆どの敵を一瞬でキルすることが出来る。
- アルティメットスキルは強力な砲弾を発射し、キャタピラで素早く移動する状態に変形する「タンク・モード」。超火力によって敵を壊滅させることが可能である。
- 特に連携の取れていない相手・正面からの突撃しか行わない相手には強いキャラクターであるが、スナイプ・遮蔽越しのグレネード・空中からの爆撃・裏取り・スタンによる変形解除などには滅法弱く、またキャラクターの当たり判定も大きいため、連携の取れている相手と上手く戦うには味方タンクやサポートとの連携が不可避。また、前線を上手く見極めなければ、囲まれた状態から抜け出す能力がないため何も出来なくなってしまう。一見高火力の強いキャラクターのように見えるが、その火力を活かすためには味方との強力が必要である。
- ・D.Va(種別:タンク)
- 本名:ハナ・ソング
- 年齢:19歳
- CV:種田梨沙
- 有利なキャラクター:バスティオン、トールビョーン(ディフェンス・マトリックスを使うことで簡単に処理可能)
- 不利なキャラクター:ラインハルト、ザリア(自爆をシールドで簡単に防がれてしまい、ロケット・ハンマーやパーティクル・キャノンのビームはディフェンス・マトリックスで消すことが出来ない)、ゼニヤッタ(不和のオーブが付くと瞬時に溶ける)
- 射撃中は移動速度が低下するもののリロード不要の散弾を発射する「フュージョン・カノン」を主武器とし、自身の前方内に存在するアルティメットを含めた射撃攻撃を全て消去する「ディフェンス・マトリックス」、機体をブーストさせ高速移動し、体当りした相手を弾き飛ばす「ブースト」のスキルを持つ二足歩行ロボ・メックと、メックが破壊された時に中から飛び出し、連射の効くエネルギーピストル「ライト・ガン」を主武器とする本体の2つの形態を持つタンク。
- 「ブースト」と「ディフェンス・マトリックス」を使い一気に距離を詰めて敵中に飛び込み、「フュージョン・カノン」で敵陣を荒らすことを得意とする。また、メック状態のヘルスが0になっても本体が飛び出すため、少々無理な戦闘を行ってからも敵に囲まれた状態から逃走が可能。
- アルティメットスキルはメックに乗っている状態ではメックを大爆発させて非常に広範囲の敵を巻き込む「自爆」、メックから降りた状態では壊れたメックを再度呼び出し乗り込む「メック召喚」である。
- 「自爆」の威力は圧倒的であり、上手く扱えば戦況を一瞬でひっくり返すことが出来る。7/19配信のアップデート1.10によってディフェンス・マトリックス及び自爆が大きく強化されたことによって、機動力と防御力を兼ね備えた便利なタンクキャラとなった。
- ・ロードホッグ(種別:タンク)
- 本名:マコ・ラトリッジ
- 年齢:48歳
- CV:楠見尚己
- 有利なキャラクター:ゲンジ、トレーサー、ルシオ(フックさえ当たれば機動力を封じた上でワンコンボでのキルが可能)
- 不利なキャラクター:ラインハルト(得意距離に持ち込まれると負ける、フックはシールドで弾かれる)、リーパー(火力で撃ち負ける)、ゼニヤッタ(不和のオーブが付くと瞬時に溶ける)
- ゴミを弾薬とし、散弾として射出する「スクラップ・ガン」と主武器とし、遠距離の敵をスタンさせ強制的に引き寄せる「チェイン・フック」、自身のヘルスを大きく回復する「テイク・ア・ブリーザー」のスキルを持つタンク。
- 「チェイン・フック」で引き寄せた相手に「スクラップ・ガン」を命中させ、近接攻撃を行うことで中程度のヘルスを持つキャラクターまでを一方的にキルすることができ、少々のダメージを受けても「テイク・ア・ブリーザー」で自己回復してしまえるため、一対一かつ中距離程度までの戦闘では非常に強い。更に「テイク・ア・ブリーザー」を使用すれば、アルティメットゲージが大きく上昇する。
- アルティメットスキルは武器に大量のゴミを詰め込み、ガトリングのように連射する「ホール・ホッグ」。この攻撃は威力だけではなく高いノックバック性能を持つが、攻撃の射程はあまり長くないため、閉所や崖などで発動するなど使いどころを考える必要がある。
- 初心者にも使いやすいキャラクターではあるが、移動速度が遅く当たり判定が大きいという欠点がある。
- ・ウィンストン(種別:タンク)
- 本名:ウィンストン
- 年齢:29歳
- CV:伊丸岡篤
- 有利なキャラクター:ゼニヤッタを除く後衛キャラ全般、ゲンジ、トレーサー(テスラ・キャノンはエイムが不要なためジャンプ・パックの機動力と合わせ低ヘルスキャラに粘着できる)
- 不利なキャラクター:バスティオン(弾幕の前ではバリアごと瞬時に溶ける)、ゼニヤッタ(不和のオーブが付くと瞬時に溶ける)
- 近距離の相手全てを追尾し、継続的にダメージを与える「テスラ・キャノン」を主武器とし、種族特有の跳躍力を強化する「ジャンプ・パック」を使った高速移動と、設置点を中心とした半球内のダメージを防ぐドーム状シールドを展開する「バリア・プロジェクター」を持つゴリラタンク。
- 「ジャンプ・パック」を使用して敵中に飛び込み、サポーターなどのライフの低いキャラクターに追尾性能の高い「テスラ・キャノン」によって攻撃を行い、ピンチになれば「バリア・プロジェクター」を使って居座り、再び「ジャンプ・パック」を使って味方の元に戻る、といった荒らし・めくりを得意とする。
- アルティメットスキルは掛けている眼鏡が割れることによって理性を失い、野生に戻って暴れ狂う「プライマル・レイジ」。この効果時間中はライフが2倍になり、格闘攻撃の威力及びノックバック性能がアップ、「ジャンプ・パック」のクールタイムが半減する。近づいた相手をノックバックで弾き飛ばしてしまうため攻撃力は今ひとつであるが、敵陣を撹乱し混乱させ、敵の注意を引き付ける能力はピカイチである。
- ・ラインハルト(種別:タンク)
- 本名:ラインハルト・ヴィルヘルム
- 年齢:61歳
- CV:乃村健次
- 有利なキャラクター:ロードホッグ(得意距離でもロケット・ハンマーとチャージにより殴り勝てる)、スナイパー全般、ソルジャー76(シールドで射撃を完全に防ぐことが可能)
- 不利なキャラクター:トレーサー、リーパー、ゲンジ、ファラ(裏取りや上空からの攻撃に対抗できない)、バスティオン(シールドを一瞬で割られる)、ジャンクラット(シールドを簡単に割られる、コンカッション・マインのノックバックでシールドの後ろの味方に射線を通してしまう)
- 広範囲を攻撃する巨大な戦槌「ロケット・ハンマー」を主武器とし、前方に長方形の強力なシールドを張り、殆どの攻撃を通さない「バリア・フィールド」、敵に強力なタックルを行い、命中した相手を押しつぶす「チャージ」、ハンマーから火炎弾を発射する「ファイア・ストライク」のスキルを持つタンク。
- 遠距離攻撃をスキルでしか持たず、移動速度も遅いものの、シールドは耐久値が残っている限り前方からの殆どの攻撃を防ぐため、味方を守るタンクらしいプレイが可能である。
- アルティメットスキルはハンマーを地面に叩きつけて衝撃波を生み出し、範囲内の敵をスタンさせる「アース・シャター」。効果範囲は近距離に限られるものの、スタン中には一方的に攻撃が行える。
- タンクの中では最も使いやすいキャラクターであり、仲間の前に出て積極的に敵からの攻撃を受けることで貢献もしやすい。
- ・ザリア(種別:タンク)
- 本名:アレクサンドラ・ザリアノヴァ
- 年齢:28歳
- CV:斎賀みつき
- 有利なキャラクター:メイ(凍結を受けてもパーティクル・バリアで問題なく防御可能)、D.VA、ゲンジ(木の葉返しやディフェンス・マトリックスでパーティクル・キャノンのビームが消せない)、ジャンクラット(パーティクル・バリアでグレネードを受けることで簡単にパーティクル・キャノンの威力を上げられる)
- 不利なキャラクター:バスティオン(バリアを張ってもバリアもろとも一瞬で溶かされる)、ファラ(射程距離外から一方的に撃たれる)
- 近距離に光線を発射する他、着弾地点で爆発するプラズマのグレネードを発射することも可能な「パーティクル・キャノン」を主武器とし、自身の周りに張り巡らせ、数秒だけ攻撃を完全に無効化するシールド「パーティクル・バリア」と、同じく数秒だけ攻撃を無効化するシールドを味方に張る「バリア・ショット」のスキルを持つタンク。
- 「パーティクル・バリア」と「バリア・ショット」が張られたキャラクターが攻撃を受けた場合、それに応じて「パーティクル・キャノン」の威力が増加する。
- アルティメットスキルは重力弾を発射し、敵を吸い寄せ一定時間移動不能にする「グラビトン・サージ」。範囲攻撃能力を持つ味方とともに発動することで、敵を壊滅させることも可能。
- 「パーティクル・バリア」と「バリア・ショット」の効果時間は短く、攻撃を受け続けていなければ「パーティクル・キャノン」の威力はさほど高くないため、戦況を読み上手く立ちまわるプレイヤーとそうでないプレイヤーの間では大きく強さが変わってくるキャラクターである。
- ・シンメトラ(種別:サポート)
- 本名:サティヤ・ヴァスワニ
- 年齢:28歳
- CV:生天目仁美
- 有利なキャラクター:ラインハルト(フォトン・プロジェクターはシールドを貫通する)、トレーサー、ゲンジ(タレットやフォトン・プロジェクターのオートエイムは機動力の高い裏取りキャラクターに効果的)
- 不利なキャラクター:ファラ(爆風で複数のタレットが一瞬で壊れる上エネルギーボールはファラに当てることが困難)、ウィンストン(テスラキャノンで複数のタレットが一瞬で壊れる)
- 近距離の敵を追尾して継続的にダメージを与える光線と、ゆっくりと浮遊するエネルギーボールを発射する「フォトン・プロジェクター」を主武器とし、接近した相手に継続的なダメージと移動速度低下効果を与える小型タレットを設置する「セントリー・タレット」、味方に少量のシールドを付与する「フォトン・シールド」のスキルを持つサポート。
- 特に防衛戦では無類の強さを発揮し、大量の「セントリー・タレット」が置かれた部屋は、ヘルスが満タンのアタッカーを一瞬で溶かすほどの攻撃力を持つ。
- アルティメットスキルは設置地点とリスポーン地点の間を繋ぐ「テレポーター」。TeamFortress2のエンジニアが作ったものとは違い、出口さえ設置すれば入り口は自動でリスポーン地点に設置される。効果的に使用すれば、味方の前線復帰スピードが大きく上昇し、特に前線とリスポーン地点が離れている防衛戦では高い効果を発揮する。
- 「セントリー・タレット」、「テレポーター」はともに強力なスキルではあるが、どちらも敵の攻撃によって簡単に破壊されてしまうため、いかにしてセントリーの射程内に敵を誘い込むか、いかにテレポーターを敵に発見されずに味方を前線へ運ぶか、といった、マップを熟知したうえでの運用を行う必要があるキャラクター。
- ・マーシー(種別:サポート)
- 本名:アンジェラ・ジャーグラー
- 年齢:37歳
- CV:大原さやか
- 有利なキャラクター:なし
- 不利なキャラクター:全て(特に裏取りを行うキャラクターには弱い)
- ターゲットした味方の体力を高速で回復、もしくは攻撃力を上昇させるビームを発射する「カドゥケス・スタッフ」と、護身用のエネルギーピストルである「カドゥケス・ブラスター」を主武器とし、ターゲットした味方の元へ高速飛行する「ガーディアン・エンジェル」、滑空してゆっくりと落下する「エンジェリック・ディセント」のスキルを持つサポート。また、ある程度のダメージを受けた状態でも、しばらく時間が立てばヘルスが自動回復するという能力を持つ。
- 「カドゥケス・スタッフ」の回復量は全サポート中最高であり、瀕死状態の味方タンクであっても数秒で完全回復する。また、「カドゥケス・スタッフ」のビームは一定距離内であれば味方を追尾し続けるため、回復をしつつ背後を確認するなど、戦況を把握する行動が出来る。
- アルティメットスキルは範囲内の味方を蘇生する「リザレクト」。倒された味方が完全な状態で蘇生する状況は戦況を容易にひっくり返すものである。それゆえに使用の際には、敵のアルティメットスキルで複数の味方が倒された直後など、最大限の効果を発揮する時を見計らいたい。
- マーシーだけに言えることではないが、サポートは味方をバフ・回復する能力を持っているため、敵に最初に狙われる事が多い。特にマーシーは自身が「リザレクト」を使えば味方が多少死亡したところで逆転が出来る。逆に死亡した場合リスポーンまで「リザレクト」の発動が行えない上に、サポートが断たれた結果前線が崩れてしまう、ということもありうる。したがって、マーシーのプレイヤーは、味方を壁にしてでも生き延びるよう、上手く立ちまわるべきだし、マーシーが味方にいる場合は他のプレイヤーは積極的に壁になるといいだろう。
- ・ルシオ(種別:サポート)
- 本名:ルシオ・コレイア・ドス・サントス
- 年齢:26歳
- CV:興津和幸
- 有利なキャラクター:なし
- 不利なキャラクター:ウィンストン、ゲンジ、トレーサー(粘着された時逃げきれない)
- 3連射される音波弾と、近距離の敵を大きくノックバックさせ吹き飛ばす衝撃波を発射するスピーカー「ソニック・アンプリファイア」を主武器とし、スピーカーから流れる音楽を切り替えることによって自身を含む範囲内の味方のヘルスを継続的に回復/スピード上昇の2つの効果を発揮する「クロスフェード」、そしてスピーカー音量を上げる事によって音楽の効果を強化する「アンプ・イット・アップ」のスキルを持つサポーター。また、履いているローラーブレードによって壁を走ることも出来る。
- アルティメットスキルは範囲内の味方に一時的に大量のヘルスを付与する「サウンド・バリア」。敵のアルティメットなどに合わせて使えば、強力な攻撃から味方を生き残らせることが可能となる。
- 機動力上昇、もしくはヘルス回復の効果を、ただ味方の後ろでウロウロしているだけでもかなりの範囲の味方に付与することが出来、ゲームに慣れてくれば、「アンプ・イット・アップ」と「クロスフェード」を効果的に使用することで常に味方を有利な状態に持っていくことが出来るという、初心者/経験者のどちらが使っても強力かつ使いやすいキャラクター。
- 更に音楽の効果は常に自身にも発生しているため、素早く前線に駆けつけてから音楽を切り替え味方を回復する、敵がアルティメットを使用した時にスピード上昇の音楽に切り替えて味方を逃がす、スピード上昇効果と壁走りを併用して敵の攻撃をかいくぐる、逆にスピード上昇状態で敵を奇襲し衝撃波のノックバックで敵を落下死させる、など上手いプレイヤーが使えば手が付けられなくなる。
- ・ゼニヤッタ(種別:サポート)
- 本名:テカルサ・ゼニヤッタ
- 年齢:20歳
- CV:マンモス西尾
- 有利なキャラクター:ザリアとラインハルトを除くタンク全般、ファラ
- 不利なキャラクター:アナ(ULTがバイオテック・グレネードで完全に封殺される)、トレーサー、ゲンジ、リーパー(裏取りによって近寄られると脆い)
- 破壊的なエネルギーが込められた数珠のような球体を飛ばす「破壊のオーブ」を主武器とし、敵に付与することで対象の被ダメージを大きく上昇させ、一時的に敵の位置を壁越しに表示する事が出来る「不和のオーブ」、味方に付与することで対象のヘルスを継続的に回復する「調和のオーブ」のスキルを持つサポート。
- 「不和のオーブ」は敵を追尾する上に強力なデバフであり、使用することで敵をキルすることが非常に容易になる。「破壊のオーブ」の高い火力と長射程も相まって、積極的に自分からキルを取っていけるだろう。また、「調和のオーブ」の回復量はマーシーのヒールには劣るものの決して悪いものではない。
- アルティメットスキルは自身を高次元の存在に昇華し、一時的に無敵になるとともに周囲の味方のライフを超回復する「心頭滅却」。スキル使用中は自身は攻撃が不可能になるものの、範囲内の味方はほぼ無敵状態になる。自身の無敵状態とも合わせ、敵のアルティメットスキルを無効化する/前線を押し上げ敵の防衛を切り崩す、などといった戦法を取ればより効果的だろう。
- ゼニヤッタの最大の欠点はヘルスの低さと機動力のなさにより、非常に死にやすいことである。サポートどころか全キャラクターの中で最も低い体力でありながら、他のサポートや低ヘルスキャラクターのように逃走手段を持たず、防御的なスキルもアルティメットスキルでしか持たないため、タンクなどの味方に守ってもらえなければデスばかりを重ねることになる。
- 7/19配信のアップデート1.10によってヘルスの合計値が200に増加し、そのうち150がシールド、調和のオーブと不和のオーブの投擲スピードが上昇、心頭滅却の効果量が1.5倍になり使用中の移動速度が2倍になるという大きな強化を受け、かなり使い勝手が良くなった。
- 味方と連携を取り、デバフと回復、長射程の主武器によって積極的に味方の後ろからキルを取っていく、独特の立ち回りが必要となるキャラクターであるため、サポートの中では初心者向きではない。
- ・アナ(種別:サポート)
- 本名:アナ・アマリ
- 年齢:60歳
- CV:榊原良子
- 有利なキャラクター:ファラ、マクリー、ソルジャー76(スリープ・ダートでULTを完全に封殺可能)、ゼニヤッタ(バイオテック・グレネードでULTを完全に封殺可能)バスティオン(スリープ・ダートで安全に処理可能)
- 不利なキャラクター:他のスナイパー(撃ち合いになるとまず敗北する)、タンク全般、トレーサー、ゲンジ、ウィンストン(裏取りに非常に弱い)
- 当たった敵にはダメージと毒、味方には回復効果を与える「バイオテック・ライフル」を主武器とし、爆発範囲内の敵はダメージを受けた上一定時間体力が回復しなくなり、味方は回復した上で回復効果が一定時間大きく上昇するグレネード「バイオテック・グレネード」と敵を5秒間昏倒させる「スリープ・ダート」をサイドアームに持つサポート。
- 「バイオテック・ライフル」にはヘッドショット効果がなく、DPSもあまり良いわけではないので、あくまでも遠距離から味方を回復し続けられる武器として考えたほうがいいだろう。「バイオテック・グレネード」は乱戦時には高いサポート効果を発揮し、特にロードホッグやバスティオン、ソルジャーなど自己回復能力を持つキャラクターやルシオ・マーシーといったヒーラーが力を発揮できなくなり、「スリープ・ダート」で眠らせた相手は攻撃を受けるか5秒経過するまで一切行動ができなくなるので、前線から一歩引いた状態を維持し、ライフルやスリープ・ダート、グレネードを前線の中に撃ち込んでいくという立ち回りが効果的。
- アルティメットはユーバーチャージ8秒間味方1人の攻撃力を1.5倍、被ダメージを半減、移動速度を1.3倍にする「ナノ・ブースト」。タンク及び一部のオフェンスに掛けることによって一気に敵を殲滅できるだろう。特にアルティメットの溜まったソルジャー・リーパー・ゲンジ・ロードホッグ・ラインハルトに掛けることで、チームキルすら可能になる。
関連動画
関連静画
関連商品
ゲーム
その他
関連コミュニティ
関連項目
関連リンク
脚注
- *なお第1回目は、敵同士として反目する兄弟のハンゾーかゲンジのみで、マップも日本風の「ハナムラ」でプレイするという内容。タイトルはその名も、完全に某ゲームのパロディである「Super Shimada Bros (スーパーシマダブラザーズ)」。
- *4Gamerのインタビューによると、「6 vs 6」という人数は、チームベースで戦うゲームにおいては最適であるとしてブリザード・エンターテインメントが設定したものだという。
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 3
- 0pt