オーバーテクノロジーとは、その時代・その世界の一般的な科学技術の水準を遙かに超えた技術のことである。
YMによるGUMIオリジナル楽曲についてはオーバーテクノロジー(YM)を参照のこと。
概要(1)
オーバーテクノロジーは、実際の考古学や現代科学の分野などで用いられる語ではなく主にSF上で使われる。
ただ、いわゆるトンデモ説ではあたかも実在のものであるかのように伝えられ、例えば「UFOの飛行原理」や「超古代文明の超科学」などが発表や吹聴され、関連書籍(いわゆるトンデモ本)も出回っている。
SF作品などでは地球外文明・未来・超古代文明から伝えられた技術として登場することが多い。これらは作品を面白くしたり、あるいは説明困難な実在しない技術を手っ取り早く作中に盛り込むために利用されるが、しばしばロストテクノロジー(失われた技術)として作中に登場することもあるために、実在のロストテクノロジー(文明の後退で発生した後世に伝えられていない技術)までもがオーバーテクノロジー的な何かだと誤解されるケースもみられることもある。
こういったSF作品では、一種の未来予測的な技術形態を作中に盛り込むために利用される。例えば
- 兵器における光線銃やレールガン、あるいは超兵器全般
- エネルギー関係での常温核融合や常温超伝導、対消滅機関や縮退炉、永久機関など
- 通信・交通機関では恒星船に関連して超光速航法や超光速通信
- 建築物としてはダイソン球や軌道エレベータなど
以上のようなものは、現代科学の分野で概念としては存在しているが実用化には高い技術的ハードルが存在しているものを実現させ、物語の舞台やエッセンスとするために登場する。
概要(2)
概要(1)ではSF内でのオーバーテクノロジーについて述べたがニコニコ動画ではまた別の意味をもつこともある。
一般的にこの現代において到底なしえないであろう技術を使った動画、特にニコニコ技術部に主につけられる。
ニコニコ技術部以外にもスクリプトを用いた謎の技術すぎる動画にも稀にではあるが付けられている。
関連動画
関連項目
- と学会
- とんでも理論
- えせ科学
- オーパーツ
- メテオール(ウルトラマンメビウスにおけるオーバーテクノロジー)
- OTM(マクロスシリーズにおけるオーバーテクノロジー)
- スプリガン(週刊少年サンデーで連載された皆川亮二作の漫画)
- 謎の技術
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