オーバーラップ(overlap)とは、以下のことを表す。
- 映像技術の一つ。2つの映像の片方がフェードアウトしながらもう片方がフェードインする手法。
- サッカー・ラグビーで、後方の選手がボールを持っている味方選手を追い越して、前線へ走り上がること。
- 日本のエンターテインメント系出版社。この記事で解説する。
3の概要
株式会社オーバーラップ (OVERLAP,Inc.) とは、日本のエンターテインメント出版社である。
(株)オーバーラップは、リクルート傘下の出版社だったメディアファクトリーが角川グループホールディングスへの買収が発表された際、そのアニメ事業とポケモン事業の担当者が独立準備のために設立した会社である。法人番号は4011001072882
当初はリクルートが持つメディアファクトリーの株式をMFの経営陣が買い取るMBOを目指す動きもあったことから買収が決定した際に独立を目指したとも見れる。
ポケモン事業はメディアファクトリー時代はポケモンカード事業をしていたことから任天堂や株式会社ポケモンと縁深く、また小学館とも縁深く、設立の際に協力されている(後に顧問に小学館で少年サンデーの編集者やビッグコミックスピリッツの編集長や小学館副社長を務めた白井勝也が2015年に就任している)。このポケモン事業は音楽事業と攻略本事業が主である。
ポケモン事業のみならず、アニメ事業を行っていた(アニメ事業のプロデューサーの半数と宣伝担当者はメディアファクトリーに残留)。
代表取締役社長の永田勝治など役員はMFアニメの多くにもプロデューサーとして関わっていたため、その引き継ぎのためか、いくつかのアニメで協力の名のもとに資本参加していた。
2013年4月にはメディアファクトリーから権利を引き継いだIS〈インフィニット・ストラトス〉等を擁するライトノベルの新レーベル『オーバーラップ文庫』も創刊した。
2015年5日にはライトノベル(Web文芸)の四六版新書サイズのノベルスのオーバーラップノベルスを創刊している。そこから分岐した女性向けサブレーベル『オーバーラップノベルスf』を2020年4月に創刊。
Web直販の通販事業も行っており、公式のオーバーラップストアからオーバーラップ社制作の小説、グッズ、漫画が購入出来る。
漫画事業においても2016年12月よりWeb漫画サイト『コミックガルド』を創刊した。発売レーベルはガルドコミックス。オーバーラップ文庫のサイトのコーナーを改組発展された形となっている。
新規上場企業トップインタビューで永田氏は、自社のIP事業の内訳について、漫画が8割弱、ライトノベルが2割弱、残りがアニメやその他であり、漫画を中心とした出版社であると述べている。
沿革
- 2011年11月:法人設立
- 2012年2月:事業開始
- 2012年7月:『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2公式ガイドブック 完全ストーリー攻略ガイド』発行。『ポケモンブラック2・ホワイト2 スーパーミュージックコンプリート』CD販売
- 2013年4月:ライトノベル系小説文庫レーベル『オーバーラップ文庫』創刊
- 2013年6月:オーバーラップ文庫Webサイトにて初のWebコミック「ISシュガー&ハニー」の連載開始
- 2013年10月:初の製作出資作品、アニメ「IS<インフィニット・ストラトス>2」をTBS他にて放送
- 2013年12月:初のコミック『ISシュガー&ハニー』刊行
- 2015年5月:『オーバーラップノベル』創刊
- 2016年1月:BL電子コミック誌「LiQulle」創刊
- 2016年2月:女性向け実用書「顔弁 フタを開けたら、元気になる」「毎日かんたん作りおきおかず 盛るだけつめるだけ」刊行
- 2016年12月:Web漫画誌「コミックガルド」創刊
- 2018年2月:女性向け電子コミック誌「ラブパルフェ」創刊
- 2019年4月:Web漫画誌「コミッククリエ」創刊(2024年1月サイト内での配信は終了)
- 2020年4月:女性向け小説単行本レーベル「オーバーラップノベルスf」創刊
- 2021年5月:「はちみつコミックエッセイ」創刊
- 2021年3月:ユーザー向けのマンガの配信事業等を行う目的で、100%出資子会社(株)オーバーラップ・プラスを設立
- 2021年11月:iOS/Android向けマンガアプリ「コミックガルド+」リリース
- 2022年6月:(株)オーバーラップが、(株)日本企業成長投資がアドバイザーとして関与するNIC5ファンドから出資を受け入れることとなり、NIC5ファンドが株式会社Musa、及び、株式会社Musaの100%出資で株式会社オーバーラップホールディングスを設立
- 2022年7月:株式会社オーバーラップが株式交換により(株)オーバーラップホールディングスの子会社になる
- 2022年11月:初の実写ドラマ化作品「目の毒すぎる職場のふたり」Huluにて配信
- 2024年12月:株式会社Musaが旧株式会社オーバーラップホールディングスを吸収合併し、商号を株式会社オーバーラップホールディングスに変更
- 2025年4月:ティーンズラブ小説新レーベル 「ロサージュノベルス」創刊
- 2025年10月:株式会社オーバーラップホールディングスが東証グロースに上場(10月3日)。
- 2025年11月:ビジュアルノベルを中心としたブランド「OVERLAP GAMES(オーバーラップゲームズ)」を設立。第1弾として、ねこねこソフトが開発を手がけるビジュアルノベル『恋しかるべき ~迷い家からの手紙~』を発表
書籍レーベル
小説レーベル
漫画レーベル
主な作品
小説作品
- IS<インフィニット・ストラトス>(著:弓弦イズル)
- 灰と幻想のグリムガル(著:十文字青)
2016年1月TVアニメ放送 - Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-(著:志倉千代丸)
2016年10月TVアニメ放送 - ありふれた職業で世界最強(著:白米良)
2019年7月・2022年1月TVアニメ放送 - 現実主義勇者の王国再建記(著:どぜう丸)
2021年7月TVアニメ放送 - 最果てのパラディン(著:柳野かなた)
2021年7月・2023年10月TVアニメ放送 - 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中(著:秤猿鬼)
2022年4月TVアニメ放送 - 黒の召喚士(著:迷井豆腐)
2022年7月TVアニメ放送 - とんでもスキルで異世界放浪メシ(著:江口連)
2023年1月TVアニメ放送 - ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する(著:雨川透子)
2024年1月TVアニメ放送 - 望まぬ不死の冒険者(著:丘野優)
2024年1月TVアニメ放送 - Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ(著:鬼ノ城ミヤ)
2024年4月TVアニメ放送 - ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで(著:篠崎芳)
2024年7月TVアニメ放送 - ひとりぼっちの異世界攻略(著:五示正司)
2024年10月TVアニメ放送 - 最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(著:じゃき)
2024年10月TVアニメ放送 - 俺は星間国家の悪徳領主!(著:三嶋与夢)
2025年4月TVアニメ放送 - 完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる(著:冬月光輝)
2025年4月TVアニメ放送 - 追放者食堂へようこそ!(著:君川優樹)
2025年7月TVアニメ放送 - 暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが(著:赤井まつり)
2025年10月TVアニメ放送 - お気楽領主の楽しい領地防衛(著:赤池宗)
2026年1月TVアニメ放送 - 信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略(著:大崎アイル)
TVアニメ化決定
漫画作品
アニメ
- ISインフィニットストラトス2(プロデュース・製作・ビデオグラム販売)
- 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(製作協力・ビデオグラム販売)
- 灰と幻想のグリムガル(製作)
- BanG Dream!(TVアニメ第1期)(製作・ビデオグラム販売)
- 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(製作協力・ビデオグラム販売)
- ありふれた職業で世界最強(製作・ビデオグラム販売)
- 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中(製作・ビデオグラム販売)
- 最果てのパラディン(製作・ビデオグラム販売)
- 黒の召喚士(製作)
- ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する(製作・ビデオグラム販売)
- 望まぬ不死の冒険者(製作)
- Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ(製作)
- ひとりぼっちの異世界攻略(製作)
- 最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(製作)
- サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話(製作)
- 完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる(製作)
- 俺は星間国家の悪徳領主!(製作)
- 追放者食堂へようこそ!(製作)
- 暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが(製作)
関連会社
外部リンク
関連項目
親記事
子記事
兄弟記事
- 秋田書店
- KADOKAWAグループ
- 講談社
- 新潮社
- ジータ
- TOブックス
- 一ツ橋グループ
- ふゅーじょんぷろだくと
- マガジンハウス
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