オーブ連合首長国とは、テレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」及び続編の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場する架空の国家である。
概要
南太平洋のソロモン諸島に位置する島国。五部族と呼ばれる原住民が興した小さな国だったが、コズミック・イラに移行する直前の西暦末期、沢山の日本人が入植して大きく発展。地球連合にも無視できない一大勢力を築き上げた。SEED放映当初は南太平洋ではなく、日本列島に位置する設定だった。このような経緯から、公用語は日本語である。
オーブ本島(ヤラファス島)とオノゴロ島が国の中枢を担っている他、その他大小の島嶼を国土として保有している。海岸線に至るまで高層ビル群が占めており、経済発展著しい国だと容易に判断できる。C.E.30、マスドライバー施設「カグヤ」と資源衛星「ヘリオポリス」の建設を開始。C.E.58にはオーブの獅子と呼ばれるウズミ・ナラ・アスハが代表首長に就任し、軌道エレベーター「アメノミハシラ」の建設を開始。「カグヤ」から打ち上げられた資源は、「ヘリオポリス」と「アメノミハシラ」に届けられていた。
地球上の国家としては珍しくコーディネイターの居住を認めており、国内ではナチュラルとコーディネイターが混ざって生活している。この事から地上の楽園とも呼ばれている。
C.E.70、地球連合軍とザフト軍による戦争が勃発。世界が二分される中、2月8日にオーブは中立を宣言。「他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入しない」という理念を掲げ、軍事力を以って中立を貫いた。しかし地球軍の圧力に屈し、国営企業モルゲンレーテが新型モビルスーツの開発に協力。中立を隠れ蓑にヘリオポリスで開発が進められていたが、ロールアウト直前にザフト軍のクルーゼ隊に奪取された挙句、戦闘の余波でヘリオポリスが崩壊した。地球軍に協力した事で、プラント側から不信感を持たれるも制裁等は課されなかった。
関連項目
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