カイカク君とは、伝説のカルトアニメである。
正式タイトルは「世界の為に!カイカク君」。放送時間は約2分で、全4話。
この概要で!
昭和の低予算アニメの一つ。
情報元によって記載された情報に差違があり、不確実ではあるが1970年頃に放送されていたとされる。
制作陣が3人程、声優を合わせても4~5人しかおらず、この時点でお察しだと思うが突っ込み所満載の低クオリティアニメである。
まず目に付くのは何故か実写の背景。カイカク君とヒダリ君の二人組が「か~いかく!」の一言で問題を解決していくと言う、子供向けアニメにありがちな一話完結物のお話なのだが、解決方法が意味不明且つ何を伝えたいのか全く分からない脚本、倫理観のぶっ飛んだ発言等々、狂気的な電波めいた内容に仕上がっているのみならず、挙句の果てに最終回が放送されなかったと言う異常なアニメ作品として語られる。
製作意図すら分からないこの作品、当然ながらソフト化や配信等は一切されておらず、各家庭で録画されていた物しか映像が存在しない幻のアニメとなっている。
この手の作品の例に漏れず、このアニメを素材としたBB劇場等のMADが投稿されている。
この登場人物で!
- カイカク君
- CV : 不明
学ランと上向きの矢印の付いた帽子が特徴。改革で世界を良くしている。 - ヒダリ君
- CV : 不明
カイカク君の相方で球状のボディと左向き矢印が特徴。たまに矢印が右を向いている。 - おじさん
- CV : 不明
食物アレルギーにより飢餓となって倒れていたが観光客を食べて解決。 - スク水おっさんネコモドキX-1
- CV : 不明
ヒダリ君の故郷の村の宗教の偉い人。→個別記事参照。 - 村人
- CV : 不明
この拳で! - ヘイト君
- CV : 不明
カイカク君やヒダリ君の新しい仲間。頭を改革された。
この各話リストで!
- 第一話 飢餓を救おう!
- 飢餓で倒れている人をミイラと間違えるヒダリ君。話を聞くと、豚や牛や野菜や果物が全てアレルギーである為、一週間も何も食べていないと言う。カイカク君の一言で、観光地でもない村に観光客が集まり、僕達をお食べとアンパンマン精神を発揮する。こうしておじさんは飢餓から救われた。
- 第二話、正義で戦おう!
- 文明が遅れ土地も栄養が無いヒダリ君の生まれ故郷は、隣の村の人に負けていた。カイカク君の一言で、この村の宗教を纏める人物であるスク水おっさんネコモドキX-1は色んな人の体の中が見えるようになり、村が負けている原因である悪霊が分かるようになった。女の人を取り込み悪い事をしようとしていた悪霊を拳で倒し、同じ悪霊に取り込まれた隣の村の人も助けるべく村人が集まった。
「僕達も助けますよ。この拳で!」 - 第三話、悪い子は反省!
- 二人組の新しい仲間、ヘイト君は蛙よりも頭が悪かった。カイカク君の一言で、ヘイト君は頭が大きくなり頭が良くなったが、頭を良くし過ぎると敵に攫われてしまうかもしれない為、金庫部屋の中で貢献し、もし敵がヘイト君を見付けた時はカイカク君達がやっつけてあげる事となった。
- (最終回、詳細不明)
- 先程は放送されなかったと書いたものの、正確には2秒間だけ放送されたと言う。
デマや噂扱いされる事もあったが、ネット上に当時の放送を録画していた者が現れた事で事実であると判明した。
何故2秒間しか放送されなかったのか、(存在するなら)全編がどんな内容なのかは依然不明。
この関連動画で!
2018年1月頃からニコニコ動画を始めとした各動画投稿サイトで権利者の申し込みによる大量削除が行われている。なーんだぁ・・・。
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この記事はこれでおしまい。次回も、また観てねー!
告発します。驚かれるかもしれませんが聞いて下さい。
あいつらはリモデリ
実は、この記事に書かれていた事は、全てフィクションである。
釣り記事とか、そう言うのでは無いのだが・・・
概要
カイカク君とは、ND氏による現代入りシリーズ「秘封霖倶楽部」とレインコート兄貴によるホラー淫夢「怪談金玉袋」に登場する架空のアニメ、所謂作中作である。
これらの動画は同時投稿の合同企画となっており、世界観を共有している。
カイカク君の製作はND氏。声優は蜘蛛馬陸氏。「星の子ポロン」や「agamemnon counterpart」と言った作品を参考に作ったと言う。
「星の子ポロン」は大量発掘以降こそ一部で一定の広がりを見せるジャンルとなっているものの、初期には謎の多さから同年代アニメのファン界隈から未知の怪異めいた存在として語られる事のあるカルトアニメとなっていた。「カイカク君」はその頃の「星の子ポロン」への認識や空気感が反映されているとの声も上がっている。
また、ND氏による「カイカク君 解体書」がBOOTHにてダウンロード販売中。考証や裏設定、ギャグ漫画やカイカク君第五話が収録された副読本の様な内容となっており、作中世界でのカイカク君への認識が掘り下げられている。こちらではカイカク君の没案らしい「カイカクリフォームちゃん」がリメイク萌化アニメと言う設定となっている。
作中での扱い
昭和時代に放送された支離滅裂な内容の低クオリティマイナーテレビアニメであり、タイトルからしてアレな感じを漂わせていたが、動画投稿サイトで弄くられ、前衛的な動画や二次創作により一つのコンテンツと呼べるまで成長していた。
そんな中、権利者の申し立てによる本編の削除が始まり、本編の視聴が困難な状況となった。
関係者はごく少数のみで、生きていたとしても相当な高齢である中でである。
一部の界隈で研究が続けられていたものの、何もかもが謎と思われていたが、カイカク君と現実の出来事との背筋の凍る一致を目の当たりにする事となる。
ちなみにカイカク君のお話で描かれる出来事はシリーズ過去作の内容を想起させるとの指摘が存在する。
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