カオス(ファイナルファンタジー)とは、ファイナルファンタジーシリーズに登場する存在である。
概要
キャラクターとしてのカオス
FF1
記念すべきシリーズ第一作のラスボス。四本の腕を持つ禍々しい悪魔、といった姿。
2000年前の世界に存在しており、カオス神殿の最奥部で光の戦士たちを待ち受けていた。
その正体は、最初のボスであったガーランド。光の戦士たちに倒されたガーランドが2000年前の過去へとタイムスリップし、そこでカオスへと変貌する。そして世界に闇をもたらし、いずれ再びガーランドとなり、過去へ遡り、カオスとなって……と無限ループし続ける閉じられた時間の流れを作り出していた。
また、四つのクリスタルの元に配下のモンスターを送り、クリスタルの輝きを遮っていた。
火炎・津波・地震・竜巻と、火・水・土・風のクリスタルに対応するような攻撃を行う。
なおFC版ではゲーム容量の都合かボス専用曲というものが存在せず、今では考えられないことだがラスボスなのに通常の戦闘BGMであった。さすがにリメイク版では専用のBGMが追加されている。
ディシディア
歴代FFシリーズキャラが共演する『ディシディア』及び、その続編となる『デュオデシム』におけるラスボス。
担当声優は若本規夫。
秩序の女神コスモスと対をなす混沌の神であり、カオス陣営の戦士たちを召喚した存在。
プレイヤーキャラとして操作することができない。なお『デュオデシム』では、その代替措置として分身ともいえる「デスペラードカオス」が操作可能となった。
上記以外のFFシリーズにおけるカオス
FF1では四つのクリスタルの元に派遣された配下のモンスターたち(マリリス、クラーケン、リッチ、ティアマット)も「カオス」と呼ばれる。また歴代FFシリーズのセルフオマージュ要素が濃いFF9にも同名のモンスターたちが登場しており、こちらもカオスと呼ばれる。
FF7では、ヴィンセントの究極リミット技が『カオス』という悪魔的な姿に変身するものであった。
なおヴィンセントが主役となるDCFF7では、この『カオス』がストーリー上で重要な意味を持つ存在としてクローズアップされる。
FF12の召喚獣は歴代FFシリーズのラスボスをモチーフにしているが、その中に『輪廻王カオス』が存在する。
「イヴァリース・アライアンス」として世界観を共有するFF12RWやFFTA2にも登場する。
FF:Uにおける混沌(カオス)は物語の元凶。階層宇宙を順に食らっていく存在であり、主人公である黒き風のウィンダリアや宿敵白い雲のミステリアといった世界も餌食となっている。異界の大半を支配下に置くガウディウムのタイラント伯爵は混沌の落とし子で生命体の感情エネルギーを糧としている。彼の執事的な存在であるオスカーも同じく混沌から生まれ出でている。
関連動画
FF1
ディシディア
それ以外
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関連項目
- ファイナルファンタジー(第1作)
- ガーランド(ファイナルファンタジー)
- ディシディア ファイナルファンタジー
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー
- ウォーリア・オブ・ライト
- ファイナルファンタジー7
- ヴィンセント・ヴァレンタイン
- ファイナルファンタジー12
- ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング
- ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア
- FF:U
- ファイナルファンタジーの関連項目一覧
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