カオス・アンヘル－混沌の双翼－とは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。
（一部遊戯王カードWikiより引用）
概要
カオス・アンヘル－混沌の双翼－/Chaos Angel
シンクロ・効果モンスター
星１０/闇属性/悪魔族/攻3500/守2800
チューナー＋チューナー以外の光・闇属性モンスター１体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの光・闇属性モンスター1体をチューナーとして扱うことができる。
(1)：このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象に発動できる。
そのカードを除外する。
(2)：このカードは、S召喚の素材に使用したモンスターの元々の属性によって以下の効果を得る。
●光：自分フィールドのSモンスターは相手が発動したモンスターの効果を受けない。
●闇：自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
「CYBERSTORM ACCESS」（2023年1月14日発売）で登場。
大きな注目点は光または闇属性をチューナーとして扱いシンクロ召喚できる効果外テキスト。
特定モンスターをチューナー扱いできる効果外テキストは既出だが、それらよりも指定が緩く、光・闇属性モンスターの合計レベルが10ならチューナー不要でシンクロ召喚可能である。
1つ目の効果は特殊召喚時にフィールドのカードを除外する効果。
シンクロ召喚に限定せず蘇生などでも発動可能で、除外なため再利用されにくく強力な除去効果といえる。ターン1制限が無いため、複数回特殊召喚して盤面を荒らすこともできる。
2つ目の効果は素材に応じた効果の取得。
両方獲得している場合、自身を含めたシンクロモンスター全てにモンスター効果耐性を付与、モンスター全てに戦闘破壊耐性を付与する。除去をモンスターに依存したデッキに対して、他のカード(特にシンクロモンスター)と併用して強固な盤面を構築可能。片方の耐性だけでも使いやすく、攻撃力3500と戦闘破壊されにくいため光属性だけでも十分機能するだろう。
総じて、シンクロ召喚を主軸としない光・闇属性テーマでも運用可能かつ、光・闇属性モンスター主体のシンクロ召喚デッキにおいて更なる活躍が見込める優秀なカードといえる。
魔法・罠カードには一切耐性がないほか、一度でも場を離れると耐性が無くなるため注意。
余談
- 「アンヘル」はスペイン語で「天使」を意味し、英語名はそのまま「Chaos Angel」である。
- 規格外な効果と汎用性を持ち合わせながら字レアで収録され、決闘者達からはレアリティが（低い意味で）おかしいと云われている。TCGでは例に漏れず引き上げられシークレットレアで収録された。
- マスターデュエルではウルトラレアで実装され、召喚演出もあり、さらにセレクションパックの表紙を飾る破格の待遇を受けている。やはりOCGの扱いがおかしい
関連動画
関連項目
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