曖昧さ回避
カスミとは、以下を表す。平仮名表記のものについては「かすみ」を参照。
- 茨城県に本社を置くスーパーマーケットチェーン。
- ゲーム・アニメ「ポケットモンスター」シリーズの登場人物。 → カスミ(ポケモン)
- ポケモン実況者、生主。 → カスミ(ポケモン実況者)
- ゲーム「プリンセスコネクト! Re:Dive」の登場人物 → カスミ(プリコネ)
- ゲーム・アニメ「ToHeart2」の登場人物。
- アニメ「カスミン」の登場人物。
- ゲーム「ルミナスアーク インフィニティ」の登場人物。
- 霞 - 霧などで遠くが見えなくなる現象。または朝焼け・夕焼けなど、意味が複数ある。
概要
茨城県を地盤とする地方系のスーパーマーケットチェーン。
「地元」である茨城県を中心に、千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県にも店舗を構える。
特に茨城県南地域での勢力は絶大であり、同県民に取って「毎日の買い物=カスミ」というケースも特に珍しくはない。
創業者一族が経済学者の家系であるためか、他のスーパーマーケットチェーンが思いつかないような行動を取るケースも稀によくあることらしく、某流通系雑誌では「変態企業何をするかわからない興味深いチェーン」として扱われていたこともある。この面妖な、変態商人共め!
また、業態の一つであるディスカウント系食品スーパー「フードオフ・ストッカー」は、ホームセンターの「ジョイフル本田」と並び「茨城県南地域の物価を異常に引き下げている要因」とChakuwikiで揶揄られていたりする。(実際、『おい俺いつのまにショップ99に来たんだよ?ちょっとビールを買いに近くのストッカーに来たはずなのに』と唖然としてしまうような価格ばかりである。また、ストッカーの価格にうっかり慣れてしまうと親玉のカスミを含めた他のスーパーマーケットの価格が割高に感じるが、何もおかしくはない)
1985年頃から「茨城県に於ける流通コングロマリットでも目指すつもりか?」と言わんばかりに経営の多角化を進め、ファミリーレストラン「ココス」や家電量販店「カスミ家電」(現ワンダーコーポレーション)、コンビニエンスストア「ホットスパー」、さらには不動産業や旅行代理店などの運営にも手を出したものの、経営の悪化により2002年頃までに事業を大幅に縮小、2003年にイオングループ傘下に入った。この後、イオンクレジットサービス系のクレジットカード「KASUMIカード」の発行開始、イオングループのプライベートブランド商品「トップバリュ」の取り扱い開始などで徐々にイオン色が強まっている・・・はずなのだが、どうにもまだ変態プレイ独自路線は続けているようで、イオングループの中でも色々「とんがった」存在となっているようである。
つくばエクスプレスの開業後は同路線の沿線を戦略的な重要ポイントとして位置づけているらしく、(東京都内以外の)TX沿線の自治体には全てカスミの店舗が存在し、また駅前にも積極的に出店している(八潮、ロックシティ守谷、みらい平、みどりの等)。
イオングループ入りしてからのここ数年は、フラッグシップ店舗兼実験店である「グラン・プルシェ」(現在では筑波研究学園都市のみ出店)、デパ地下との競合も視野に入れた"ハイエンドモデル"に相当する「フードスクエア」、通常タイプである「フードマーケット」の3系統の店舗を展開しているが、20数年前の(口汚く言えば)薄暗い、如何にもな印象の地方スーパーな「カスミストア」を見慣れている編集者のような人間に取ってはとても若干違和感が無いわけでも無い。
「フードスクエア」系店舗がデパ地下との競合を強く意識した存在であるという面は、南柏店でその片鱗を垣間見ることができるだろう(店舗のJR線側はワインや乳製品などの嗜好品の扱いを強化した売り場構成となっており、また惣菜類も一般的なイメージの「スーパーの惣菜」の印象を払拭するかのようなラインナップとなっている)。
業態まとめ
「価格」と「業態路線」だけで一目でわかるようにすれば・・・「グラン・プルシェ」>「フードスクエア」>「フードマーケット」と「スーパーマーケット(昔のカスミ)」>「フードオフ・ストッカー」・・・とこんな感じになる。
また、衣料品を扱う「カスミアルファ」も展開しているのだが、どこと無く古臭く感じてしまうのは筆者だけなのだろうか・・・。
関連項目
- かすみ
- ココス
- ホーマック・・・ホームセンター部門の売却先
- 日本のスーパーマーケット一覧
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