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カチューシャ(Катюша)とは、アニメ「ガールズ&パンツァー」の登場人物である。CV.金元寿子。
概要
北海道網走市出身。前大会優勝校であるプラウダ高校の戦車道チームを率いる隊長で、T-34/85の戦車長。常に副隊長のノンナを付き従えて(というか乗っかって)いる。身長は127cm。これでも正真正銘の高校3年生。同じ低身長高校3年生キャラである角谷杏(142cm)より更に低く、8歳女子の平均身長(128cm)よりも低い。ノンナ(172cm又は176cm)と並ぶと、年が離れた姉妹または母娘の絵面となる。その低身長をコンプレックスとしており、大洗女子学園戦車道チームとの杏が腰を屈めて握手を求めたときは、傍らのノンナに肩車をさせて杏よりも高身長になろうとしている。もちろん桃ちゃんからツッコミが入った。
ロシアンティーを愛飲しており、スプーンですくったジャムを舐めながら紅茶を飲むロシア本式の飲み方を好む。好きな料理はボルシチで、試合中でもノンナに作ってもらうほどの好物である。
高校生とは思えない小柄な体格に似合わず横暴な性格で、勝気で自信家で上から目線。苛烈な物言いや戦いっぷりから「地吹雪のカチューシャ」「小さな暴君」と呼ばれている。精神面は実年齢より幼く、見た目通りの子どもっぽい面が目立つが、上に立つ者としての将器は持ち合わせている。
保母役同然なノンナやクラーラに身の回りの世話を受けており、試合中にも関わらず食事休憩とお昼寝時間を設けたり、食事は上手く食べられずに口の周りを汚してしまうし、就寝時はノンナの子守歌が必要。そんな性格ゆえに、チームメンバーからは密かに「ちびっ子隊長」と言われている。ただし、隊長としての能力は確かであり、同期や後輩の面倒見は良いため、チームメンバーから多大な信頼を集めている。
別れ際に何故か「ピロシキ~」と言う。実はロシア語はあまり得意ではなく、部下がロシア語で会話をしていると日本語で話せと怒る。ただし、Да・Нетなどの簡単な単語やロシア民謡程度は分かるようだ。
KV-2重戦車がお気に入りで、同車のことを「頼れる同志」「かーべーたん」と呼んで重用している。ちなみに、好きな理由は車高が高くて上に乗ると眺めがいいから。
戦車道チームはカチューシャを頂点としたピラミッド型指揮系統を構築。試合では国内最大級の戦力・それを支える整備力・徹底された指揮系統・指揮を忠実にこなすチームメンバーを活かした容赦ない誘い出し・包囲殲滅を得意とする。全国大会準決勝の大洗女子との試合では「あいつらにやられた車輌は、全員シベリア送り25ルーブル[1]よ!」とのたまったにも関わらず麾下の戦車を囮として大洗チームに撃破させるなど、結構えげつないことをしている。
単純な勝利ではなく相手のプライドを搾取した上で勝つことを好み、何かと土下座にこだわる。優位に立つと傲慢になり、TV版第8話では追い詰められ廃墟に立て篭もった大洗女子学園にお腹が空いたから3時間の猶予を与えた上で「全員土下座しろ[2]」と降伏勧告を突き付けてきた。この猶予の間に大洗女子は車両の修理を終え、偵察を行ってプラウダ高の車両の配置と車種を把握することに成功[3]。態勢を立て直し起死回生の策を用意した大洗側の逆襲を受け、ギリギリの競り合いの末に逆転敗北を許してしまった。
負けが確定したとき「泣いてないわよ!」といいながらも思いっきり泣いている。やっぱり子供じゃないか。
第62回戦車道全国高校生大会[4]の決勝戦で黒森峰女学院と戦い、人命救助のために身動きが取れなくなっていた西住みほのフラッグ車を撃破して優勝を獲得、その功績により隊長となった。そのため、西住まほのことは警戒しているが、みほのことはさほど気にしていない。しかし試合後はみほの実力を認め「ミホーシャ」と愛称で呼ぶようになった。
聖グロリアーナ女学院の戦車道チーム隊長のダージリンとも交流があり、プラウダの学園艦でお茶会を開いている。
なお、決してイk###このコメントはしょくせー(触清)されました###
関連動画
民謡「カチューシャ」は8話にてノンナ(上坂すみれ)とともにロシア語で歌唱。フルバージョンは関連商品の項にもあるオリジナルサウンドトラックに収録されている。
関連静画
関連項目
脚注
- *陽の当たらない教室で25日間の補習の意。凍土で労働の尊さをその身に刻み込まれるようなことは多分ない。
- *桃ちゃんから「全員自分より身長低くしたいんだな…」とツッコまれた。
- *この辺りの顛末はBD/DVD第5巻の特典OVA「スノー・ウォー!」にて詳しく描かれている。ニーナ(KV-2の乗員)のカチューシャに対する印象なども窺える盛り沢山な内容。
- *大洗女子が廃校を掛けて参加したのは第63回なので、その前年度の大会。
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