カツゲンとは、日本ミルクコミュニティ(メグミルク)が北海道限定で販売している乳酸菌飲料である。
概要
上記の文は、カツゲンのパッケージに書かれているキャッチコピーだ。その文が言っている通り、カツゲンとは、北海道で売られている乳酸菌飲料では、1、2を争うほどメジャーな飲み物だ。
正式名称は、ソフトカツゲン。
だが、カツゲンには、季節限定で多数の味が登場し、「○○○カツゲン」という名前で販売されるため、道民は全部を総称し、「カツゲン」と呼ぶ。この記事でもそう呼ぶことにする。
カツゲンの味としては、乳酸菌飲料独特の、甘さと酸っぱさが混じり合った味としか表現できない。しいて表現するとしたら、甘さ加減を、主な他商品と比べると、
だろうか。だが、味の差なんて人それぞれなので、一概にはいいきれない。それならば、成分的な面から迫ってみたらいいと思う。
以下、カツゲン、ヤクルト、カルピスの成分一覧表を載せる。なお、カルピスは薄め方によって味の感じ方が異なるため、ここではカルピスウォーターを採用する。
(なお、表中の数値は、100mlあたりの数値に統一しています。四捨五入して揃えています。)
エネルギー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
炭水化物 (g) |
ナトリウム (mg) |
|
カツゲン | 53.7 | 0.5 | 0 | 12.9 | 31.7 |
ヤクルト | 76.9 | 1.2 | 0.2 | 17.7 | 18.5 |
カルピス | 46 | 0.3 | 0 | 11.2 | 16 |
どうやら、私の味覚は間違っていなかったようだ。
専門家ではないので、客観的にしか比べられないが、この表を見る限り、甘さの比較は上ので間違えてはないだろう。
ここまで読んで、カツゲンのおいしさが少しでも伝わったのならば幸いです。
ちなみに…
これだけ道民に愛されているカツゲンだが、その独特の名前の由来は意外に知られていない。
カツゲンの歴史としては、
というものなので、カツゲンの名前の由来は、「活素」および「活源」にある。この二つに込められた意味とは、読んで字のごとく、「元気の源」である。
つまり、カツゲンとは、「みんなに元気になってほしい」という願いを込められて作られた飲み物なのだ。
…すみません、半分ウソです。
正確には、昭和初期に怪我をした兵士用に作った栄養食からきています。つまり、名前の意味とは、「勝つ源」です。
関連項目
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