カノントータスとは、『ZOIDS』シリーズに登場するリクガメ型砲撃用ゾイドである。
実は当時一般から募集されたオリジナルゾイドのデザイン案から作られたという経緯を持つ。
機体解説
カノントータス CANNON TORTOISE |
|
基本情報 | |
---|---|
型式 | RMZ-027 RZ-013 |
所属 | ヘリック共和国 |
モチーフ | リクガメ型 |
スペック | |
全長 | 9.9m |
全高 | 5.8m |
全幅 | 6.3m |
重量 | 33t |
最高速度 | 100km/h |
武装(旧) | |
武装(新) | |
ゾイドテンプレート |
ヘリック共和国が火力支援用に開発したリクガメ型砲撃小型ゾイド。
このクラスの中でも屈指の口径を持つキャノン砲を搭載しているが、ゾイド特有の格闘能力は皆無に等しく、ゾイドをそのまま戦車にしたような機体である。
文字通り自走砲のような扱いで、主に後方から前線への支援攻撃および敵拠点への砲撃を任務としている。
最高速は低くないが、機動力と瞬発性に欠けるため高速ゾイドとの戦闘や敵の攻撃を回避するのは困難と思われるもののカメ型だけあって装甲自体が非常に分厚く、コクピットもその装甲内に隠れる事ができるため生存性は高い。
対空武装も充実しており、飛行ゾイドに対する備えも万全である。
ゾイドとしては割りとシンプルなコンセプトの機体だが、その分扱いやすく、兵士からの人気は相当に高かった。
ちなみに後部には格納用スペースがあり、人員や物資の輸送も行える。
その後のZAC2099年代においても現役で、実弾式だった突撃砲を荷電粒子ビーム砲に変更するなど強化が果たされ、第二次大陸間戦争でも以前と変わらぬ活躍を続けた。
劇中での活躍
バトルストーリー
ZAC1934年ロールアウト。あのロイ・ジー・トーマスの最初の愛機である。
ウルトラザウルスがスパイコマンド・エコーに奪われた際にはコックピットへのピンポイント攻撃を敢行し、ウルトラザウルスの奪還に成功。“国境の橋争奪戦”では大部隊を持って敵の空挺部隊を駆逐するなど、その能力を遺憾なく発揮し続けた。
第一次大陸間戦争ではさらなる火力の必要性から、ディバイソンやガンブラスターなどの大型砲撃ゾイドに出番を譲って表舞台から姿を消すが、第二次大陸間戦争にてマイナーチェンジを施されて戦線復帰。夜間での敵拠点への遠距離攻撃などでガイロス軍に対抗した。
アニメ
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』から『ZOIDS新世紀/ZERO』に登場。
『ゾイド -ZOIDS-』にてこちらもヘリック共和国軍の自走砲用ゾイドとして登場。
具体的な活躍シーンはそれほど多く無いが、モブ的存在として部隊の戦列シーンではよく見られている。
他にも自動操縦式や巨大なロングレンジキャノンを2機連結で搭載した特別仕様機も登場している。
砲門を強力なプラズマキャノンに換装して出撃することもあったが、出力があり過ぎて使いこなせていなかった。しかしこの時の粒子がバックドラフト団に持ち去られたライガーゼロを探す手がかりとなった。
主な主な機体バリエーション
カノントータスBC
CP-05大口径ビームキャノンセットを装備したカノントータス。機動力が低下した代わりに火力が増した。
バスタートータス
『妄想戦記』シリーズに登場。CPである大口径ビームキャノンを標準装備している。
乗り手の技術によっては環境さえ良ければ100km先の標的をも撃ちぬく事が可能という。
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