アタクシは大罪司教『色欲』担当のカペラ・エメラダ・ルグニカ。この世の愛と尊敬は全て、アタクシに一人占めされるためにある。最も愛されるべきアタクシは、誰のどんな変態的な欲求にも応えられる、あらゆる価値観の美意識の究極を体現できやがるってわけです。てめー好みの美少女にだって、ぐにゃぐにゃ変身してやりますよ? アタクシ、尽くす女ですから! きゃははははっ
カペラ・エメラダ・ルグニカとは、ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するキャラクターである。
概要
他者を見下す様な甲高い声が特徴で一人称は「アタクシ」年齢は不明、身長は145㎝だが後述する権能から正確な数値に意味があるか不明である。 普段は小柄な身体付きで紫黒に染まった露出度が高い服を着ており、背面側の腰には紫色に染まる羽の様な何かと球体上の何かが二つくっついている。 金色の髪色で目の色は赤。髪型はショートカットだが右側のもみあげだけが異様に長い。
リゼロの世界で暗躍する犯罪集団「魔女教」の幹部「大罪司教」の1人であり担当は『色欲』。 同じ大司教であるペテルギウスやシリウスと異なり、その名は有名でないがその理由はシンプル――遭遇した者達が悉く消されており噂が広がる余地がないからである。
自称老若男女全てを愛する博愛主義者であると自称するが口が開けば無駄で無意味な程の豊富な語彙力を駆使した万物全てを否定する様に罵倒を吐き出し他者の事は常に見下して平然と「クズ肉」と呼び、自分が皆から平等に愛されればそれでいい自分勝手な女性である。 その為に他者と意思疎通等不可能で会話する事が事態が不愉快でありスバルも逃げ出したいと思う程で「人間の尊厳と価値観を弄ぶ怪物」と評した。
人間的に問題が大有りの人物だが観察眼が異常に鋭く『声』『表情』『仕草』等何気ない動作からその人間の好みを完璧に把握してしまう。
そして同時に知略面にも優れた人物であり、初登場である第五章以前から暗躍している模様。
素の身体能力は不明だが権能を活用した戦闘能力は高く剣鬼ヴィルヘルムから剣の手解きを受けたクルシュを一瞬で倒すほどであるが劇中の描写から本当の実力は出し切っていないと思われる。
名乗っている「エメラダ・ルグニカ」は過去に存在した王家、及び死亡した名の人物であり本名かどうかは不明で金髪赤目なのは共通しているが権能を使えば自由自在に姿を変えれる故に本来の姿か不透明であり嫌がらせ行為でそんな姿をとっているのかもしれない。
色欲の権能
変異
その名の通り姿を変える能力。 身体の一部を獣に変えて噛みつかせる事は朝飯前。 質量も自在でスバル達の前に初めて姿を現した際は黒竜の姿。翼での飛行や黒炎を吐き出す等、竜としての能力を再現してみせた。 とは言え中身がカペラである事に変わりない為に表情は非常に豊かで声も同じ……竜としての威厳は全くない。 また大怪我を負っても傷が無い姿に変異しその傷をなかった事にする不死性の様なものを獲得している。
変貌
変異を他者に使用する能力。 カペラの気分次第で様々なものに変化させる事が可能で自論であるどんな姿になっても愛し合えるを根拠に醜い生物に変化させる醜悪な使い方をしている。 この権能の最も最悪な点は見た目以外は何も影響を及ぼさない――つまり姿を変えられても精神は人のままであり、自我もある。何よりも元の姿に戻す手段が現時点ではなく一生そのままで人生そのものを剥奪させられたも同然の仕打ちを受ける事になる。 意思疎通も不可能になる為に精神的なケアも不可能で現時点では解除手段が見つかるまではエミリアが凍らせて冷凍睡眠にするしか対処方法は存在しない。
竜の血
権能とは別の能力であり、経緯不明だが王家から授かった竜の血を持つ。だがそれは呪われており他者の身体に流す事で激痛を伴いながら発動する。 身体に馴染むと一部が黒に染まる事を代償に重傷でも動ける痛み止めの様な効果や身体能力の向上させる事を可能とする。 だが馴染まない場合は苦痛に終わりが訪れず身体中のあらゆる部分が黒く染まり続ける。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt