カリフォルニアロール単語

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カリフォルニアロール
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カリフォルニアロール (英:California Roll)とは、海苔飯の中に巻き込むか、あるいは全く使用しないタイプの巻き寿司である。カリフォルニア巻き、加州巻きとも呼ばれる。

概要

カリフォルニアロールの一般的な構成としては、具としてカニカマアボカドマヨネーズ海苔で巻いて、そのあと飯を外殻に使用、更に表面にごまやとびこをまぶすものとなる。昨今ではカニカマではなく茹でを使用することもある。

1963年カリフォルニア州ロサンゼルス日本レストラン東京』において、寿司職人下一郎がオーナー示で巻いた寿司である。生抵抗のあるアメリカ人でも抵抗なく食べられる寿司として生み出されたものであり、この寿司を足がかりに寿司にハマっていくとされている。海苔が内側に巻かれているのも、「」が不気味で剥がして食べるアメリカ人が多かったことからの逆転発想である。

なお誕生には異説もあり、1974年バンクバーで産まれた、東條英員が巻いた「東條巻き (英:Tojo's Roll)」が由来とする説もある。東條は当初「インサイド・アウトロール (英:Inside-Out Roll)」と呼んでいた。日本ではこのことから東條はバッシングを受けていたこともあるが、2016年農林水産省から「日本食普及の大使」に任命されている。

現在世界最長と言われているカリフォルニアロールは2009年カリフォルニア大学バークレー校で生み出された100.6mのもの。

日本における受容

もともとが米国人が寿司へのステップアップとして生み出されたものであるが、現在のところ寿司として一般的なイメージにこれが入り込んでいることもあり、日本人の一部には抵抗のある者も見られる。しかし、若い層を中心にアボカドの味わいや、映える(ここではもちろん「ばえる」の意)寿司としてカリフォルニアロールとそのロー寿司人気だったりすること、また日本人自身世界中の料理を好き勝手に改造する集団であることも考えると、「旨けりゃいいじゃん」になるところがあり、現在では日本国内でもカリフォルニアロール専門店『California Roll Uramakiya』(東京都港区赤坂)というものも存在する。

まあそもそも寿司自体、本来は東南アジア中国におけるなれ寿司ベースなのに今の形になった理由は日本人改造したからである。しかも今や日本人が好きなネタは本来なら生食不可能な「サーモン」であり、この辺を深くツッコむのは野暮であろう。。

派生ロール寿司

カリフォルニアロールのように、外殻に海苔を使用しない巻き寿司を、内では「ロー寿司」と呼んだりもする。

関連動画

フィクションにおけるカリフォルニアロール

シェアード・ワールドベースの共同怪奇創作SCP Foundation』では、寿司を回す競技『スシブレード』において、カリフォルニアロールが研究されている。通常はカリフォルニアロールは外殻に海苔がないために巻き寿司としての攻撃と防御に期待できないものの、外国人スシブレーダーを中心に人気の扱いやすい寿司として利用され、闇寿司洗脳手段『精飯漬け』では外国人を陥落させるのに用いられる模様。しかし伝統的な江戸前寿司に固執する正常姓維持機関『回らない寿司協会』からは邪と見做されている。一方で読尊は保食命に生み出されたを活かすために邪魔な海苔を外殻に使用しない、舶来のカリフォルニアロールを使用していたことが闇親方のレポートで示されている。

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