カリブの海賊とは、東京ディズニーランドにあるアトラクションの名前である。
概要
カリブの海賊は、ウォルト・ディズニー自身が設計に携わった最後のアトラクションであり、ウォルト・ディズニーの死から3ヶ月後にディズニーランドで初めて公開された。東京ディズニーランドにおいてはアドベンチャーランド内に設置されており、本家アナハイム版やフロリダ版をベースにしてデザインされている。
アトラクション内容は、(人間の動作を摸した機械仕掛けの)海賊や動物、骸骨などで再現されたカリブ海の抗争と失われた財宝を巡る冒険の顛末を、ボートに乗った客が眺めながら体感する形式となっている。骸骨の下のトンネルをくぐった先にある最初のエリア以降はパークによって若干構成が異なっているが、基本的な構造や内容はほぼ同じである [1]。
パイレーツ・オブ・カリビアンとの関わり
このアトラクションを題材とした映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』が2003年に公開され大ヒットした。その影響からか、2007年には映画版3部作の要素を取り入れるリニューアルがなされ(いわゆる逆輸入)、映画版のキャラクター「ジャック・スパロウ」や「バルボッサ」「デイヴィ・ジョーンズ」などが登場するようになった。
リニューアルした後の日本版は、名称こそ以前と同じだが、英字名称が『PIRATES of the CARIBBEAN THE ATTRACTION』へ、アトラクションのロゴも映画版に倣ったものに変更され、映画版からの要素の逆輸入が続いている。
なお過去には、ジャック・スパロウの役を演じたジョニー・デップご本人がジャックの服装でアトラクション内にサプライズ出演したなどの、ファンサービスもあったという。
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関連項目
脚注
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