カリメロとは、黒いひよこのキャラクターである。卵の殻を帽子にしているのが特徴的である。
概要
もともとはイタリアの漫画家、パゴット兄弟とカルロ・ペロニの合作で、1963年に誕生した。
名前の由来は、ギリシャ語のKallimerosからで、「美しい脚」という意味を持つ。
最初は洗剤のCMキャラクターとして考案され、そこで人気を呼んでイタリア国内で短編のアニメが作られた。CMではもともと白いひよこだったカリメロが泥の水たまりに入って黒くなり、親にも気づかれなくなってしまうものの、人間に拾われて洗剤の中に入れられることで白く戻るというストーリーだった。
その後1972年に東映が30分のテレビアニメを制作し、オランダで放映された後、1975年に日本でもNETテレビ(現:テレビ朝日)で放映された。
1992年にはテレビ東京系でキャラクター設定などを変更して再度アニメ化された。
2013年にはフランスのゴーモンアニメーションとテレビ東京などが共同で3DCGによる新アニメーションを制作、同年にフランスで放送された。
日本では2014年10月7日(火)、テレビ東京系で放送開始。2015年4月に放映枠を火曜午前7時半から土曜午前9時に移動、2016年4月から放送枠を日曜午前7時に移動して同年9月まで放映された。
キャラクター設定について
原作や1975年に放映されたアニメでは、カリメロはピーターなどにいじめられる設定であったが、1992年のアニメではその設定がなくなり、リーダーシップをとるキャラクターとなっている。
そのため、世代によってカリメロのイメージは大きく異なっているのに注意が必要だ。
<参考>1975年版のアニメについて解説した個人サイト(外部リンク)
公式サイト
https://www.calimero.com/ (イタリア語、フランス語、英語)
関連動画
関連静画
外部リンク
関連項目
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