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カルロス・ハビアー・コレア・オッペンハイマー・ジュニア(Carlos Javier Correa Oppenheimer Jr.、1994年9月22日-)とは、プエルトリコ出身のメジャーリーガー(遊撃手)である。
概要
ミネソタ・ツインズ #4 | |
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カルロス・コレア Carlos Correa |
|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | プエルトリコ 自治連邦区 |
生年月日 | 1994年9月22日 |
身長 体重 |
193cm 99kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 遊撃手 |
プロ入り | 2012年 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | プエルトリコ |
WBC | 2017年 |
メジャーリーガーテンプレート |
アストロズ時代
2012年のMLBドラフト1巡目指名(全体1位)を受けてヒューストン・アストロズと契約する。
2015年6月8日にアストロズに昇格しメジャーデビュー。背番号1。99試合の出場で打率.279、22本塁打、68打点、14盗塁を記録。オフにルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)を受賞した。
2017年に第4回WBCにプエルトリコ代表として出場し、三塁手のベストナインを受賞した。シーズンでは遊撃手のレギュラーに定着したが、7月に左手親指の靭帯損傷で2ヶ月離脱した。109試合に出場し、打率.315、24本塁打、84打点、2盗塁を記録した。
2018年は背中の張りで故障者リスト入り。さらに腰痛に悩まされる。110試合に出場し、打率.239、15本塁打、65打点と打撃成績が低迷した。オフに鼻中隔弯曲症の手術を受けた。
2019年5月10日のテキサス・レンジャーズ戦ではダイビングキャッチし、すぐさま一塁手にリダイレクト送球した好守を魅せ、MLB公式のインスタグラムで動画が投稿された。5月30日に妻のマッサージで肋骨を骨折。まさかの負傷で全治4-6週間離脱すると報じられた。そのため75試合の出場に留まった。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合に短縮。58試合に出場し、5本塁打、25打点を記録した。
2021年は148試合の出場で打率.279、26本塁打、92打点を記録し、リーグ優勝に貢献した。開幕前にアストロズから3年の延長契約を求められていたが、これを断ったためオフにFAとなった。
ツインズ時代
2022年はロックアウトが発生したため、長きに渡って移籍先が決まらなかったが、3月18日にミネソタ・ツインズと3年契約を結んだ。背番号は4。
2022年もチームの主軸として136試合に出場。本拠地が変わりライト方向へのホームランを狙いにくくなったためか引っ張る打球が増えたものの、打率.291・22本とオールスター級の活躍を見せた。オフに大型契約を狙って再びFAになるも、過去の故障歴が尾を引き交渉は難航。サンフランシスコ・ジャイアンツとニューヨーク・メッツとの10年超の契約がいずれも破談となり、最終的にツインズと基本6年+オプション最大4年で再契約した。
2023年のWBCは妻の出産に立ち会うため出場を辞退した。シーズンでは序盤から調子が上がらずホームでもブーイングを浴びた。終盤には左足の足底筋膜炎で欠場。痛みを押して出場したポストシーズンでは活躍したものの、135試合で打率.230・リーグ最多の30併殺打と低迷し、ホームランこそ18本放つも攻守共に平均レベルに留まるなど、キャリア最悪の1年となった。
2024年は攻守共にパフォーマンスを大きく改善させたが、今度は右足の足底筋膜炎に悩まされ86試合の出場に終わった。
人物
非常に故障が多いが、出場すれば高いクオリティーを見せる5ツールプレイヤー。しかし脚力は故障や衰えもあって鈍足と呼べるレベルまで落ちており、打球反応とポジショニング・球界屈指の強肩でカバーしている。
メジャーリーグベースボールにおいて英語でインタビューができるようにするために、9歳の頃に父に頼んでバイリンガルの学校に通えるようにお願いしていた。
引退するまでにMVPを獲ることを目標にしている。特にサイン盗み騒動後は舌禍が絶えない一方、試合では高いリーダーシップを発揮し大一番に強い。状況判断に長けており「クラッチ・コレア」の異名を取る。
成績
年度別打撃成績
年 度 Year |
球 団 Team |
試 合 G |
打 席 PA |
打 数 AB |
得 点 R |
安 打 H |
二 塁 打 2B |
三 塁 打 3B |
本 塁 打 HR |
打 点 RBI |
盗 塁 SB |
犠 打 SH |
犠 飛 SF |
四 球 BB |
死 球 HB |
三 振 SO |
併 殺 打 GDP |
打 率 AVG |
出 塁 率 OBP |
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2015年 | HOU | 99 | 432 | 387 | 52 | 108 | 22 | 1 | 22 | 68 | 14 | 0 | 4 | 40 | 1 | 78 | 10 | .279 | .345 |
2016年 | 153 | 660 | 577 | 76 | 158 | 36 | 3 | 20 | 96 | 13 | 0 | 3 | 75 | 5 | 139 | 12 | .274 | .361 | |
2017年 | 109 | 481 | 422 | 82 | 133 | 25 | 1 | 24 | 84 | 2 | 0 | 4 | 53 | 2 | 92 | 12 | .315 | .391 | |
2018年 | 110 | 468 | 402 | 60 | 96 | 20 | 1 | 15 | 65 | 3 | 0 | 11 | 53 | 2 | 111 | 17 | .239 | .323 | |
2019年 | 75 | 321 | 280 | 42 | 78 | 16 | 1 | 21 | 59 | 1 | 0 | 4 | 35 | 2 | 75 | 8 | .279 | .358 | |
2020年 | 58 | 221 | 201 | 22 | 53 | 9 | 0 | 5 | 25 | 0 | 0 | 1 | 16 | 3 | 49 | 4 | .264 | .326 | |
2021年 | 148 | 640 | 555 | 104 | 155 | 34 | 1 | 26 | 92 | 0 | 0 | 6 | 75 | 4 | 116 | 16 | .279 | .366 | |
2022年 | MIN | 136 | 590 | 522 | 70 | 152 | 24 | 1 | 22 | 64 | 0 | 0 | 4 | 61 | 3 | 121 | 18 | .291 | .366 |
2023年 | 135 | 580 | 514 | 60 | 118 | 29 | 2 | 18 | 65 | 0 | 0 | 3 | 59 | 4 | 131 | 30 | .230 | .312 | |
2024年 | 86 | 367 | 319 | 55 | 99 | 20 | 2 | 14 | 54 | 0 | 0 | 4 | 40 | 3 | 61 | 5 | .310 | .388 | |
MLB:10年 | 1109 | 4760 | 4179 | 623 | 1150 | 235 | 13 | 187 | 672 | 33 | 0 | 44 | 507 | 29 | 973 | 132 | .275 | .354 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 Pos |
試合 G |
刺殺 PO |
補殺 A |
失策 E |
併殺 DP |
守備率 Fld% |
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MLB | 遊撃手 | 1100 | 1336 | 2697 | 75 | 499 | .982 |
表彰・その他
表彰 | |||
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MLB | ルーキー・オブ・ザ・マンス | 1回 | 2015年6月 |
ルーキー・オブ・ザ・イヤー | - | 2015年 | |
プレイヤー・オブ・ザ・マンス | 1回 | 2017年5月 | |
ゴールドグラブ賞 | 1回 | 2021年 | |
プラチナグラブ賞 | 1回 | 2021年 | |
WBC | ベストナイン | 1回 | 2017年(三塁手) |
その他 | |||
MLB | オールスターゲーム出場 | 1回 | 2017年 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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