カルロス・モヤはスペインの元テニス選手。ラファエル・ナダルと同郷の先輩として知られる。
概要
Carlos Moya | |
基本情報 | |
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国籍 | スペイン |
出身地 | スペイン: パルマ・デ・マヨルカ |
生年月日 | 1976年8月27日 |
身長 体重 |
190 cm 86 kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
デビュー年 | 1995年 |
引退年 | 2010年 |
テニス選手テンプレート |
90年代後半から2000年代にかけて活躍したスペインの元テニス選手。ラファエル・ナダルと同じマヨルカ島の出身で、ナダルからも非常に慕われていた。
1995年に10代で既にツアー初優勝を挙げている。1997年の全豪オープンで初の四大大会決勝進出、ピート・サンプラスに敗れて準優勝に終わったが、ランキングはTOP10に入ってきた。1998年には全仏オープンで優勝、全米オープンでも準決勝進出の活躍があり、1999年3月にはスペイン人としては初のATPランキング1位に立っている。しかしここから急激に成績が悪化。2000年には50位以下までランキングを落とした時期もあった。
復活したのは2002年。MSシンシナティでの優勝、モンテカルロでの準優勝を含む活躍でマスターズカップにも登場しており、年度末には5位までランキングを戻すと、以降2005年の途中までTOP10を維持している。TOP10陥落後は故障を抱えながらも中堅選手としてプレーを続けていたが、2009年に腰の故障でシーズンの大半を欠場。翌2010年に復帰したものの5月に再び故障でツアーを離脱、そのまま引退となった。
一般的にスペインのテニス選手はトップスピンのストロークで粘るクレーコーターが多いが、彼はそこに攻撃的なショットを取り入れることで、ハードコートまで活躍の場を広げることに成功した。通算ツアー優勝20回のうち、ハードコートの優勝は4回だけだが、準優勝が12回もある。スペインのテニスはモヤとその後を受けたフアン・カルロス・フェレーロによって、より攻撃的に進化したと評価されることが多い。
2016年はミロス・ラオニッチのコーチに就任。故障が増えた側面もあったが、最終的ランキング3位に大きく貢献した。シーズンオフにラオニッチとのコンビ解消後、ナダルのチームに参加することが決まった。
主な実績
関連動画
関連項目
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