カルロ・ゼン(Carlo Zen)とは、
概要
2013年、『幼女戦記』(エンターブレイン刊)で作家デビュー。
パラドゲーとカフェインをこよなく愛する。共産趣味や国際関係論、歴史に関心を持ち、喫茶店めぐりが趣味。本人によるおすすめ書籍の紹介からもわかるように相当の博学であり、『幼女戦記』アニメプロデューサーの田中翔は彼のことを「めちゃくちゃ頭がいい方」と評している。
Twitterや「Arcadia」以外の小説投稿サイトなどネット上では「存在X(sonzaix)」と名乗ることが多いほか、共産趣味小説『約束の国』の刊行時には著者名表記を「同志カルロ・ゼン」にしようとして編集側から止められたことも。ファンからは「同志」と呼びかけられることが少なくない。
経歴
2010年、インターネット小説投稿サイト「Arcadia」で二次創作長編作品を投稿開始。同年末から2012年9月にかけ、オリジナル作品『幼女戦記』本編全100話を投稿・完結させた。
翌2013年、『幼女戦記』が改稿のうえエンターブレインより出版され作家デビュー。以後、『幼女戦記』続巻を刊行しつつ、2014年には星海社より共産主義英雄譚『約束の国』を刊行(全4巻・2017年完結)、2017年からハヤカワSFよりミリタリーSF『ヤキトリ』シリーズを出版している。漫画原作も手がけ、2018年からは漫画『売国機関』(漫画:品佳直)、『テロール教授の怪しい授業』(漫画:石田点)の原作を、2022年からは漫画『明日の敵と今日の握手を』(漫画:フクダイクミ)の原作を務める。
商業デビュー後も『幼女戦記』を含めた各作品の小説投稿サイト(「Arcadia」および「小説家になろう」)での掲載を続けており、オリジナル作品としては「小説家になろう」にて『RUN Terrible ~波濤万里を往くもの~』、『魔法少女はもう泣かない』、身内ネタ『モンスタードクターツーダ先生シリーズ』など、カクヨムにて『軍師日記』を投稿・掲載している(いずれも「存在X」名義)。
著作のうち、2017年1月からは『幼女戦記』がアニメ化されている。
作品
商業小説作品
漫画原作
シナリオ担当
関連動画
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関連項目
関連リンク
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