カンパイとは、競馬において発走が正常に行われなかった時に発走をやり直すことである。他にも用法はあるがニコニコではほぼこの用法の動画が多数を占めるため、今回はその用法に絞って説明する。
概要
前提として競馬の競走において、スタートは正常に行われるのがつねという事となっている。
しかしごくまれに行われなないこともある。例として何らかの原因で1頭のゲートだけ先に開いてしまったり、逆に開かなかったり、すべての馬がゲートに入る前にスタートした等の場合などはレースが成立しないのは明白である。この場合発走委員(スターター)が速やかに前方200mにいる係員に赤旗を振って知らせ、それを見た係員が白旗を振って騎手にやり直しを知らせる。英語でのCome backがなまってカンパイというようになった。
つまりは発走委員(スターター)のレース前の赤旗は、これからスタートの準備が始まるのでなにかあった場合白旗の係員への準備のお願いの合図で、そのあとに万一カンパイが起きた場合、もう一度速やかに発走委員が赤旗を振り前方の白旗を持っている係員に知らせる流れとなる。
(日本ではレース前の赤旗はファンファーレの合図のようになっているが、もともとこのファンファーレは、ラジオ短波(現在のラジオNIKKEI)がいつレースが始まるのかタイミングが分かりずらいとの事で独自に用意した音をラジオで鳴らしていたものを、それを聞いた競馬会でも好評でその後JRAや地方競馬で公式でファンファーレを用意し鳴らすようになった経緯がある)
中央競馬では直近は1997年12月20日の中山7レース(ダート1200m)3歳500万下(今の2歳1勝クラスに相当)で起きたのが最後、というのがWikipedia情報であり、その他の情報がないので、おそらくそれが正しいだろう。地方競馬では稀に起きることがある。
地方競馬では現在でもカンパイがまれに起きるのは、ゲートの仕組みがJRAの方式と地方競馬が採用している方式とで異なる点が要因のひとつである。
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