カーネルとは、漫画『北斗の拳』に登場する、ゴッドランド(GOLAN)の大佐である。
CV:矢田耕司(TVアニメ版) / 中尾良平(真・北斗無双) / 小山剛志(DD北斗の拳)
概要
マッド軍曹に「超能力者」と言わしめるほど凄腕で、敵の動きを先読みすることに長けている。
ケンシロウに「かつて知らぬ間にこれほど近くまで獲物に接近を許したことはない」と言わしめる程、気配を消すのが上手い男。
戦いではブーメランを使う。また、南斗無音拳の使い手でもある。
アニメ版ではサザンクロス編でシンの部下となり、ゴッドアーミーをまとめるリーダーとして登場。
漫画版で描かれた、「歪んだ経緯」(後述)などはすべてカットされた。
本来の漫画版だと、カーネルはシンと戦ってから新たに出会う敵である。
歪んだ経緯
かつてカーネルは、精密な戦闘機械であり、国家に対する忠誠心を信念として持つ高潔な精鋭軍人集団「レッドベレー」に属しており、部隊を率いていた(このことから、カーネル自身も、恐らくは国家に対する忠誠心を持っていたと推測される)。
しかし、現実に国家を仕切っていたのは政府の高官や大企業家などから成る権力者たちで、さらに彼らは自らの利益の為にしか動かないような連中だった。そしてカーネルはそんな彼らを「腐ったブタ」などと呼び、忌み嫌っていた。
そしてある日、彼らは己の利益確保の為に押してはならないボタンを押し、自滅。
一方、カーネル達は鍛え上げられた肉体を持っていたがために生き残った。このことから、カーネルは「神は我々を選んだ」と解釈する、歪んだ思考に至った。
そして優秀な民族、同じ思想で統一された民族が必要との考えのもと、ゴッドランド(GOLAN)の建国を目指すことになる。
ケンシロウとの闘い
当初はブーメランを使った先読み攻撃でケンシロウを苦戦させるが空極流舞でブーメランを破壊される。
次に南斗無音拳で攻めるが、ケンシロウの気配を消す戦法により返り討ちに遭う。
最期は眼球を反転させられた後、北斗壊骨拳で倒された。断末魔は「へげえっ」。
カーネルの最期の台詞「貴様ほどの力があったら何でも可能。俺が目指したGOLANの建設でさえも…。それをこんなことに。後悔せんのか…。」とそれに対するケンシロウの台詞「後悔するはずはない。」は印象深い台詞だと思う。
関連動画
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関連項目
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