ガイアとは、ファイナルファンタジーXIVの登場人物である。
概要
ヒュム族(ヒューラン族)女性。年齢は17歳のリーンより少し年上とされている。
「無の大地の再生」という大きな目的に向けて動くリーンや光の戦士たちの前に突如現れ、彼らを襲撃する。この時点では黒い鎧に身を包んでおり、顔などは見られない。そして光の戦士によって倒され、意識を失ったところを保護された。
しばらくして目を覚ますが、名前を含む一部の記憶を失っており、光の戦士たちを襲撃したことも覚えていなかった。「ガイア」という名前も、名前を聞かれたときに頭の中で声が聞こえて、咄嗟にそれを名乗ったものである。その『声』は以前からたびたび聞こえていたようで、彼女はそれを「妖精さん」と呼んでいる。
ユールモアの自由市民だったことは覚えており、そのためかややワガママで口調もキツめ。両親はユールモアでの享楽的な生活に耽っていたが、やがてそんな生活にも飽いたのか、ヴァウスリーにお願いして「天に召されて」いった。そのため現在は天涯孤独で、もともとあまり人との交流もなかったため、彼女の身元を知る者は少ない。
非常に強力な闇魔法の使い手であり、それによりウリエンジェからは「闇の巫女」とも称されている。ガイア自身この闇の力を持つ理由は分かっていないが、「妖精さん」の声が聞こえるときに使えるようになるとのこと。また、武器は闇魔法で出現させたハンマーを用いる。
「無の大地の再生」に付き合ううちに、リーンとは互いにかけがえのない仲になっていく。
「希望の園 エデン」はファイナルファンタジーVIII(FF8)のオマージュ要素が多いストーリーだが、彼女はその体現者と言える。前述の「妖精さん」の他、「壁にでも話してなさいよ」などFF8で聴いたことがあるセリフをいくつも発している。
ネタバレ
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その正体は、100年前に第一世界の光の戦士・アルバートによって討たれたアシエン・アログリフの転生体である。
そして「妖精さん」の正体は、100年前に共に行動していて相思相愛の仲だったアシエン・ミトロンである。ミトロンはアルバートに討たれた際に肉体と魂が変異し、最初の罪喰い「エデン」となった。本能のままに世界を光で覆う存在になり果てつつもわずかに理性を残しており、その力を振り絞ってアログリフの転生体に呼び掛け続けていたのである。そして「ガイア」というのは、アログリフの古代人時代の本名である。
「無の大地の再生」を進めるうちに第一世界の闇の力が強まったことでエデンの中のミトロンの意識が覚醒し、幻体を創り出してガイアの前に現れる。そしてその策謀によりアログリフとしての記憶を呼び起こされ、リーンたちのもとを去っていった。
リーンと光の戦士はガイアを取り戻すべく、ミトロン&アログリフとの決戦に挑む。エデンが周辺のエーテルを吸収し続けていることもあり、これを放置するわけにもいかないという事情もあった。
そして2人のアシエンを打ち倒し、リーンたちの知る「ガイア」としての意識を取り戻す。ミトロンそのまま死亡し、その魂は次の命に受け継がれることになったが、その直前にガイアはミトロンの想いにも一定の理解を示し、また別の生での再会を約束した。
ちなみに「希望の園 エデン」のストーリーをクリアしていると、メインストーリーにも少しだけ登場する。
「アログリフ」と古代人ガイア
「アログリフ」というのは古代人の文明における最高機関「十四人委員会」の座のひとつで、陸棲生物の創造、牧畜や調教などを司る。その文明が終焉を迎えるときにその座に就いていた人物が「ガイア」である。
この時代を襲った「終末の災厄」を鎮めるべくゾディアークを召喚する際、一時はアログリフがその核となる人物の候補に挙がっており、神降ろしの巫女と呼ばれていた。しかしその役目は最終的にエリディブスが担うことになる。
ミトロンとはこの時代から相思相愛だった。なお2人とも女性であり、同性愛者だった模様。(ただし「希望の園 エデン」に登場するミトロンの転生体は男性の姿をしている)
ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー
ゲームの初報とともに登場することが発表された。前述の通りサブストーリーのキャラクターということもあり、FF14のプレイヤーたちからは驚きをもって迎えられた。
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関連項目
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