ガイア幻想紀とは、クインテットとエニックスの共同製作で生まれたスーパーファミコンのアクションRPGである。発売は1993年11月27日。『ソウルブレイダー』、『天地創造』と合わせて「クインテット三部作」と呼ばれる。
概要
「アンコールワット」、「ピラミッド」、「万里の長城」、「ムー大陸」など、実在する遺跡や伝承を基にしたダンジョンが登場するのが特徴。ダンジョンの仕掛けは奥深く、アクション性も高い。世界中に散りばめられた「赤い宝石」を集めることで、能力をアップできるなど、収集的な楽しみもある。
やり応えのあるゲームだが、一度クリアしたステージに戻ることができなかったり、回復アイテムである薬草(因みに使うと全回復する)が手に入る数が限られているのがやや難点。
また、行方不明になっていた友人が人の姿を失って巨大な怪魚に変わってしまっていたことを知らされるイベントがあったり、「赤い宝石」をすべて集めるためには逃亡奴隷とそれを匿った人について奴隷商人に密告する必要があったりと、エグい要素も結構多い。
登場キャラクター
- テム
- 本作の主人公。サラサラヘアの少年。手を触れずに物を引き寄せたり、見えないものを見ることができるなどの超能力を持つ。父親の探検隊と共に「バベルの塔」で遭難し、唯一帰還した。
そのとき発見した笛を父親の形見として所持している。父親が行方不明となった後は、祖父母の元で暮らしている。 - フリーダン
- 闇の戦士。テムが闇の力を借りて変身した姿のひとつ。剣を扱う。
- シャドウ
- 究極の闇の戦士。物語の終盤に変身できるようになる。フリーダン以上の攻撃力を持つ。
- カレン
- エドワード城のお姫様。父親である国王に反抗し、家出を決意したのがきっかけでテムと知り合う。ペットのこぶたのペギーを連れている。
- リリィ
- 妖精「イトリー族」の少女。タンポポの綿毛に変身して空を飛べる。
- ローラ
- テムの祖母。人の心を落ち着かせる不思議なメロディを教えてくれる。
関連動画
プレイ動画
TAS
BGM・CM
ピコカキコ
イトリー族の村ほか | |
アンコールワット | |
漂流 | |
母なる地球 | |
空中庭園 | |
ローラのメロディ | |
ラライのガケ ~神の息のとどかぬところへ~ | |
守護者(ボス戦) |
関連商品
関連項目
- 9
- 0pt
- ページ番号: 4215068
- リビジョン番号: 2151820
- 編集内容についての説明/コメント:
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