ガベア競馬場とはブラジルのリオデジャネイロにある競馬場である。
概要
ガベア競馬場は1926年にブラジルのリオデジャネイロの中心地から、南西に約10キロの立地のガベア地区にできた競馬場である。
1932年にジョッキークラブ・ブラジレイロ(JCB)が出来てブラジルに正式な競馬が行われるようになった。翌年の1933年にブラジルの最強馬を決める第1回ブラジル大賞典がガベア競馬場で行われた。(2014年から1着馬にアメリカのブリーダーズカップターフの出走権が付与されている)
コースは左回りで芝コースが2120mで最後の直線は650m、また1000m用のポケットあって、内側のダートは2036mの競馬場である。
1985年にブラジルはパート1国になっていることから、開催されるG1はすべて国際G1だったりする。またラティーノアメリカーノというG1は南米のチリ、アルゼンチンと持ち回りで開催されていてブラジル開催の時はガベア競馬場で開催されることがある。
ブラジルにはアグネスゴールドが種牡馬として輸出されており、リオ牝馬3冠の1戦目のエンヒキ・ポソロ大賞を2013年にアントネラベイビー、2020年にマイスキーボニータが、
牝馬3冠2戦目の、ディアナ大賞を2018年にサイレンスゴールド、2020年にマイスキーボニータが勝利したり、ブラジルのダービーに相当するクルセイ・ド・スル賞をアブダビがアグネスゴールド産駒として勝利している。
また2004年は当時ブラジルに騎手として籍があった、ブラジル生まれのジョアン・モレイラがエンヒキ・ポソロ大賞を勝っていたりと日本と接点があったりもする。
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— Jockey Club Brasileiro (@JockeyClubBR) June 3, 2020
主なレース
- ブラジル大賞典
- クルセイ・ド・スル賞(ブラジルダービー)
- エンヒキ・ポソロ大賞(牝馬3冠1戦目)
- ディアナ大賞(牝馬3冠2戦目 リオ・オークス)
- ゼリア・ゴンザーガ・ペシュート・デ・カストロ大賞(牝馬3冠3戦目)
- リオデジャネイロ州大賞
- スッコー少佐大賞
- マルガリーダ・ポラク・ララ大賞
関連リンク
ブラジルの競馬場- 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル ガベア競馬場(JAIRS)
2017マルガリータ・ポラク・ララ大賞 サイレンスゴールド (YouTube)
2018ディアナ大賞 サイレンスゴールド (YouTube)
2020エンヒキ・ポソロ大賞 マイスキーボニータ(YouTube)
2020ディアナ大賞 マイスキーボニータ(YouTube)
関連項目
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