ガラフ・ハルム・バルデシオンとは、ゲーム『ファイナルファンタジーV』に登場するキャラクターである。
概要
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物語の冒頭、墜落した隕石の近くで倒れていた謎の老人。バッツとレナが発見し保護するが、事故のショックからか記憶喪失となっていた。ガラフと言う名前と、風の神殿に行かなければならない、ということだけはどうにか思い出し、バッツたちと同行することになる。
FF5のメンバーの例に漏れず、60歳という年齢の割に元気のいい爺さんである。
第一世界ではクリスタルを探索しつつ徐々に記憶を取り戻していくが、
終盤で孫娘であるクルルと再会したことで全ての記憶を取り戻す。
正体が分かるのはもう少し先で、第二世界で自分の城に帰った際に判明する。彼の口から語られた本名は「ガラフ・ハルム・バルデシオン」。バル国の王でクルルの祖父であり、かのエクスデスを封印した暁の四戦士の一人である。
ガラフはムーアの大森林の長老の木でエクスデスと一騎打ちになるが、
この時ガラフはたとえHPが0になろうとも決して戦闘不能になることはない。
これは数字の上ではどう考えても死んでいる筈なのに、その限界を超越して戦っているということに他ならない。その決戦の後、力尽きたガラフに仲間たちが回復魔法やアイテムを使用するが・・・
このRPGの根本原理をも超越した戦闘はFF5がシステム重視だからこそできたもFF史上屈指の名シーンであると共に、「RPGにとってシステムとは何なんだ?」ということを考えさせられるシーンでもある。
決戦の後、パーティメンバーとしては孫娘のクルルと交代することになるが、その後も要所要所で活躍しておりなんだかんだで最後まで共に戦うことになる。なお、FF6のシャドウやシドのような生存ルートは存在しない。
能力としては、5人中最高の体力と高めの力を持つ反面、速さと魔力が5人中最低という前衛向けであるが
後のことを考えて魔法を使わせるのも良い。尚、能力値の配分、合計共に他の4人に比べごくごく僅かながら弱い。各ジョブでの姿はバッツに近いが全体的に渋く、忍者や侍はなかなかかっこいい。モンクだと上半身裸だったりする。それどころか踊り子はビキニパンツである。
ファイナルファンタジーXIV
「ガラフ・バルデシオン」という名前の人物が登場する。クルル・バルデシオンの養父で、彼女からは「おじいちゃん」と呼ばれて慕われている。
シャーレアンの名門の出身で、「バルデシオン委員会」という組織を立ち上げ、自らその代表となる。しかしその本拠地のバル島が突如消滅し、行方不明となった。このときバル島およびガラフに何があったかは、紅蓮のリベレーター編のコンテンツ「禁断の地エウレカ」にて明らかになる。
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関連項目
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