ガルガンチュア・パニッシャー!!とは、フューチャーカード バディファイトに登場するカードである。
当カードゲームにある必殺技カードの代名詞であり、主人公・未門牙王がファイトのフィニッシュでよく使用する。
カードとしてのガルガンチュア・パニッシャー!!
カード名 | ガルガンチュア・パニッシャー!! |
ワールド | ドラゴンワールド |
使用コスト,条件 |
相手のライフが4以下で、お互いのセンターにモンスターがいないとき、ゲージ4を払う |
効果 |
「フューチャーカード バディファイト」シリーズが発売された当初に収録されているカードでありながら、カード効果無効に対してのメタが徹底的に施されており、一度キャスト(発動)すれば問答無用で大ダメージを与えられる。発動条件の一つに「相手のライフが4以下」とあるため、キャストされれば敗北は必至。そのことから、プレイヤー間では「ガルガンチュア・パニッシャー。効果、相手は死ぬ」「ライフ4はガルパニライン」等、半ばネタ気味に注意喚起を促している。
防ぐ方法はなくもない。必殺技を無効化し、かつダメージを与えるカードがある。これでガルガンチュア・パニッシャー!!の使用者のライフを0にできれば、先に自分が勝利できる。しかし、これで仕留められなければ必殺技の無効化はできないので、やっぱり死ぬ。あとは自分のライフが0になったときに発動し、ライフを残す保険的なカードがあるので、それに運命を委ねるなど、現在も確実性に欠ける方法しかない。それらがないデッキでドラゴンワールドを相手にする場合は、この必殺技の存在を念頭に入れつつ、自分のライフを5以上に保つか、相手のゲージに気を配り4枚以上あるならセンターを塞いでおく等のプレイングで予防しておく必要があり、それが自身のデッキのプレイスタイルに合わないことも多々ある。
ただ、散々このカードの脅威を説明したものの、使う方も使う方で3つの条件をクリアしなければならず骨が折れる。ゲージを大量に必要とするので節約のためにコストの低いモンスターや魔法を選ぶ必要があるが、それではカードの強さで相手に劣ってしまい、ライフを削るどころか終始、相手に圧されて発動機会が訪れないなんてこともあるだろう。"重い"カードはプレイヤー自身のデッキ構築とプレイングが問われるもの。このカードで負けてしまったファイターは、見事使いこなした対戦相手を素直に讃えてあげよう。
アニメにおけるガルガンチュア・パニッシャー!!
劇中では世界でただ1枚、龍炎寺タスクしか所持していない幻のレアカード、という位置づけ。第1話冒頭から始まる龍炎寺タスクVS犯罪ファイターで彼がキャストしたのが初登場。天空から巨大な竜の右手が大剣を引きずり出し、超東驚のスカイタワーごと相手ファイターを斬り下ろすという豪快なエフェクトで視聴者を驚かせた。
後にタスクは対戦した未門牙王にライバルの証として譲渡しており、現在は未門牙王のものとなっている。牙王フォーメーションなど超攻撃的な戦術を好む牙王とガルガンチュア・パニッシャー!!の発動条件が噛み合っており、その後の対戦で牙王を何度も勝利に導いた。
「かつて、タスクとジャックが絶体絶命の危機に瀕したときに突然、生み出された」「所有者が変わると、イラストが現在の所有者の姿に変化する」「所有者の牙王が時折、巨大な何かに睨まれるイメージを視る」など、謎を多く秘めたカードでもある。タスクは部分的ながら、その特性を理解しており「そのカードは進化する。......経験を積めば分かるよ。このカードの真の凄さが」と発言している。
轟斬!! ガルガンチュア・パニッシャー!!
カード名 | 轟斬!! ガルガンチュア・パニッシャー!! |
ワールド | ドラゴンワールド |
使用コスト,条件 |
相手のライフが5以下で、お互いのセンターにモンスターがいないとき、ゲージ5を払う |
効果 |
使用コストとなるゲージが更に1枚追加された代わり、相手ライフが5点の状態から倒せるようになったガルガンチュア・パニッシャー!!の進化形態。完全上位互換ではないため、通常のものとどちらを使用するかはファイターの好み。このカードの登場でガルパニラインが5に引き上げられた!と嘆くものが多いとか少ないとか。
アニメでは、ガルガンチュア・パニッシャー!!の所有者である未門牙王がダークネスドラゴンワールドのモンスターと相対したときに、密かにガルガンチュア・パニッシャー!!のカードが進化していた。実際に使用されたのは牙王VS山崎ダビデ戦。ライフ5ではガルガンチュア・パニッシャー!!を使えないとタカをくくっていたダビデに向けてキャスト、五頭龍の炎と共に大剣が振り下ろされるエフェクトで彼を断罪した。
ちなみに使用された話のタイトルは「炸裂!! 轟斬!! ガルガンチュア・パニッシャー!!」である(城之内、死す並のネタバレじゃねーか!)。
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