ガングニールとは、戦姫絶唱シンフォギア、およびワイルドアームズに登場する戦士の武装であるッ!
概要
金子彰史氏が脚本を書くワイルドアームズ、戦姫絶唱シンフォギアにおいて登場する武装。
元ネタは北欧神話の主神オーディンが持つ槍、グングニル。
その名は古ノルド語での剣戟の響きの擬音からきており、日本における経津主神(「フツ」は刀剣で物がプッツリと断ち切られる様)に近い神性を持つ神の兵装である。
金子氏の作品は世界を超えて用語が持ち越されることがある。
スターシステムの用語版でありガングニールも同様にして双方の世界で使用されている。
グンをガンと読み替えているのは金子氏の趣味だと思われる。
また、元ネタから槍だと思い込んでみると痛い目を合うのは金子作品でのお約束である。
ワイルドアームズシリーズにおけるガングニール
ワイルドアームズ アドヴァンスドサードのパーティメンバー、解説担当兼スナイパー兼子持ち無精髭クライヴのARMである。スナイパーライフルタイプのARMで、正式名称は「ガングニールHAG35」。
また、ワイルドアームズ ザ フォースデトネイターにおけるイルズベイル監獄島の迎撃用ミサイルもガングニールという名称であった。11発目の存在はラムダ(11)の切り札。このミサイルが撃たれるシーンはWA4屈指の名シーンである。(→ガウン・ブラウディア)
戦姫絶唱シンフォギアにおけるガングニール
第3号聖遺物「ガングニール」の欠片より造られたシンフォギアシステム。
シンフォギアは本来、
解除される際にエネルギーレベルにまで還元され、
ペンダントを模したユニットと再構成されるのだが…ライブ会場の惨劇時に響の心臓付近に食い込んだギアの破片は、
そのまま体内に固着・融合した状態となってしまっている。さらに装者となって以来、幾度にもわたるシステムの起動により、
その融合は、まるでガン細胞のように広く侵食しており、
響の肉体を変質させている。
響の持つ、特徴的なエネルギーの爆発力や回復力、
さらには加速度的に発達していく身体機能の数々は、
融合したガングニールの影響であると推察される。
――「戦姫絶唱シンフォギア」公式サイトより
特異災害対策機動部二課の保有する第3号聖遺物。
櫻井了子の提唱する「櫻井理論」に基づき聖遺物から作られた、認定特異災害ノイズに対抗しうる唯一の装備「FG式回天特機装束・シンフォギア」の一つ。
天羽奏
最初のガングニールの適合者。
アームドギア(武器)は槍型。彼女の最後の戦いにて砕け散った。
立花響
ガングニールが破片として心臓近くに埋め込まれた形にて残留。後に響自身と同化していく形となる。
響いわく「人と手をつなぐため」武器としてのアームドギアの形はない。
そのため、響の武器は風鳴弦十郎に手解きを受けた格闘術と、腕部ユニットによる「絶唱」に匹敵する極大威力の一撃。
二期「G」にて神獣鏡を纏った小日向未来と戦闘した際に胸のガングニールの破片は消滅したが、マリアの所持していた物を土壇場に必要適合係数をむしり取って適合。その後、マリアより正式に譲渡され、使用している。
マリア・カデンツァヴナ・イヴ
二期で登場した黒いガングニール使い。
アームドギアは奏同様の槍。さらにサブの万能兵装として変幻自在のマントがある。
マントは自らの弱さを覆い隠したいという心象の顕れらしいが、盾にもなるし叩きつける鈍器にもなる便利装備。
正直槍より活躍しているような気がしなくもない。
二期「G」エンディングで響にガングニールを託し、以降マリアが装着することはないと思われたが第三期「GX」4話で響から借りる形で再度装着。心象の変化からか本体マントが消えたほか、オレンジが鮮やかに変化している。
その他におけるガングニール
竜宮レナ
スマートフォンゲーム「ひぐらしのなく頃に命」の「戦姫絶唱シンフォギアXD」とのコラボストーリーにおいて、ロールカードの力でガングニール(レプリカ)のギアを装着。
アームドギアは鉈。リミットスキルは レナ流・絶勝一刀。
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関連項目
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