ガンダム[スコル]とは、『ADVANCE OF Ζ』に登場するガンダムシリーズのモビルスーツである。
概要
GUNDAM[SKOLL] ガンダム[スコル] |
|
型番 | ORX-009 |
頭頂高 | - |
重量 | - |
搭乗者 | アーネスト・マクガイア |
装甲 | ガンダリウム合金 ナノ・カーボン装甲 |
特殊 | シャーマン・フレーム |
武器 |
オークランド研究所で開発が進められ、ゼダンの門にて建造されたティターンズの可変モビルスーツ。
本機は強化人間用MA、ORX-007[ハティ]の護衛随伴機として開発を受けた。アーネストの前搭乗機のガブスレイ[フギン]から得た実戦稼働データをフィードバックしている。
特筆すべき点に準サイコミュ感応波コントロール装置「シャーマン・フレーム」が挙がる。ただし、これをフルスペックで稼働させるためにはハティが10000m弱以内の距離に存在することを前提に、システムの相互補完を行う必要性がある。
ハティの護衛機として防御行動を担当する事からも分かる通り、(作中では未完成の装甲だが)防御性能は高い。
ビーム・実体弾迎撃システムを備えており、シールドにビーム撹乱幕を展開するミサイル迎撃用榴弾を内蔵している(コンピュータがメガ粒子の光スペクトルを感知し、着弾点を予測してオートで射出される)。
後方へ突き出た頭部アンテナから一般のガンダムタイプとしてはまた異なったイメージを持つ。
装甲はガンダリウム合金製だが作戦投入を前にして一部完成しておらず、ナノ・カーボンにビーム・コーティング塗装を施し未完成のままロールアウトした。
そのために一部は脆く、形状的には所々細身に感じられる(グリプス戦役末期のティターンズ機は基本ズッシリとした重MS寄りの機体が多かった事もあり尚更)。
武装は腰部サイドアーマーに2本のビーム・サーベル兼ビーム・ガンを装備。携行兵器のビーム・ライフルなど比較的オーソドックスなタイプを採用。
ヴァン・アシリアイノが言うには[スコル]の動きは常軌を逸しており、まるで人間のようだったとのこと。ガンダム[ケストレル]と違って余分な箇所が無いため、[スコル]とアーネストの一体感が高まった事に他ならない。
人型の機動兵器と搭乗者の意思を駆動系に伝えるシャーマン・フレーム、それを制御する同形の人間であればこその感覚はフレーム設計者のイシロギ博士が意図した事ではないにせよ、人型兵器というカテゴリ自体の新たな可能性を見出したのかもしれない。
MA形態
航空機・航宙機とも異なった異質なデザイン。MA形態はハティに随伴するために用意された形態である。
ウェイブライダー(ショック・ウェイブ)のような大気圏突入能力は持たされていない。
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関連項目
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