ガンバラナイト（遊戯王）単語

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No.39 希望皇ホープとは、アニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。

希望だと？貴様たちにそんなものがあると思っているのか？

 

 

ガ、ガ…ガ？

 

我はデッキからカウンター罠、ヌメロン・リライティング・エクシーズを発動した。
その効果で、我はホープ召喚の事実を書きかえたのだ。

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ガンバラナイトとは、アニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。

概要

九十九遊馬が使用するモンスター。レベル4、攻撃力は0で、表側攻撃表示で攻撃を受けた際に、守備表示へと表示形式を変更する効果をもつ。守備力は漫画での初出時のみ2000、それ以外では全て1800で統一されている。

初登場は漫画・アニメともにシャークこと神代凌牙とのデュエル（1回目）。
遊馬は何も考えずにうっかりこのカードを攻撃表示で召喚。攻撃力0のモンスターを攻撃表示にするという失策を犯してしまったが、結果としてはこのおかげで、「No.39 希望皇ホープ」のオーバーレイ・ユニットとすることができた。

漫画の特別編におけるカイトとのデュエルでも登場。
こちらではしっかりと裏側守備表示で出したが、本来宣言する必要のないカード名を宣言してしまうというミスをしてしまい、「フォトン・ワイバーン」の効果で破壊された。しかし、「死者蘇生」で復活して「No.39 希望皇ホープ」のオーバーレイ・ユニットとなった。

アニメではVSカイト戦（1回目）で再登場（漫画版では展開が異なるため登場しない）。
「モンスター・スロット」の効果で特殊召喚され、すぐに「No.39 希望皇ホープ」のオーバーレイ・ユニットとなった。

その後もVSジン戦、VSチャーリー戦、VSⅢ＆Ⅳ戦と、遊馬のデュエルではそれなりに登場していたが、どれも（特殊）召喚直後に「No.39 希望皇ホープ」のオーバーレイ・ユニットにする使い方ばかりであった。

WDCもう一つの決勝戦、VSカイト戦（3回目）では、攻撃力0のモンスターへの攻撃宣言を防ぐ「ゼロゼロック」と併用することで攻撃を防ごうとしたが、「銀河爆風」でこのカードと「ゼロゼロック」の効果を無効にされてしまい、まったく防ぐことができずに「銀河眼の光子竜」の攻撃を受けて破壊されてしまった。
結果として突破されたとはいえ、単なるミスで攻撃表示にしてしまった（結果としてはこれでよかったが）シャークとの初戦とは異なり、こちらは「ゼロゼロック」を利用するという明確な目的をもって行われたものであり、遊馬の成長を窺える場面かもしれない。
その後、「ガガガカイザー」の効果のコストとして除外されている。

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ZEXALⅡでは、VSアリト戦（1回目）で、「エクシーズ・クロス」によってドローされるカードとして登場。また、VSミザエル戦、VSシャーク戦（4回目）、VSギラグ戦、VSベクター戦（2回目）、VSエリファス戦でそれぞれ召喚されており、シャーク戦では「H-C エクスカリバー」、それ以外では「No.39 希望皇ホープ」のオーバーレイ・ユニットとなっている。

遊馬のモンスターとしては比較的出番が多いほうだが、「ガガガマジシャン」ほどではなく、特に効果を活用することなくエクシーズ召喚に利用されることがほとんどであり、特別目立つような存在ではなかった。

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そして、VSドン・サウザンド戦でも登場。
エクシーズ召喚された「No.39 希望皇ホープ」が、突然爆発し、後には「ガンバラナイト」が出現。予期せぬ事態に「ガンバラナイト」自身までもが驚きを隠せなかった。
直後にドン・サウザンドによる種明かし。「ヌメロン・ネットワーク」によってデッキからカウンター罠「ヌメロン・リライティング・エクシーズ」が発動され、それによってホープの召喚が無効にされ、デッキからこのカードが効果を無効にして特殊召喚されたのだった。

形式上はルールにのっとったカード効果とはいえ、カードを書き換えるという効果のインパクトは強烈で、ネット上では「ガンバラナイト」が、半ば釣りのような使われ方をされることもあった。「ガンバラナイト」が予期せぬ形で有名になってしまった。

その後、このカードはドン・サウザンドの4枚のナンバーズの連続攻撃を受けるが、「ハーフ・アンブレイク」でどうにか耐え、4体目の攻撃の際にナッシュによる「カット・イン・シャーク」特殊召喚のためにリリースされた。

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攻撃力0なので攻撃したことはないが、データ放送によれば攻撃名は「ガンバラッシュ」であり、ゲーム「激突！デュエルカーニバル！」でも遊馬に攻撃時の専用ボイスが存在する。

似たような名前のカードとして、「ズババナイト」、「タスケナイト」、「タタカワナイト」などが登場している。また、同じガンバラシリーズとして「ガンバランサー」も登場している。

OCG版

「スターターデッキ2011」（2011年3月19日発売）でOCGに登場。

効果モンスター
星4/地属性/戦士族/ATK 0/DEF 1800
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を守備表示にできる。

※「スターターデッキ2013」収録のカード（ST13-JP013）による

アニメとまったく同じ能力である。

攻撃力は0であり、攻撃での活躍はほぼ不可能。守備力は一応下級モンスターを防げる程度にはあるが、守備力2000以上のモンスターも多いことを考えると中途半端。
表示形式を変更する効果をもっているため大ダメージを受けることは少ないが、そもそもこのカードを攻撃表示にしたまま相手にターンを渡すような状況自体が起こりにくいため、役に立つことは少ない。エクシーズ素材にしようとして途中で妨害を受けた時などには起こりうるが、それだけのためにこのカードを採用できるかは考えもの。

攻撃力が低い点を生かせば「デブリ・ドラゴン」などで特殊召喚できるが、この場合はほかに効果をもつ「ミドル・シールド・ガードナー」もある。「強制転移」で押し付けて大ダメージを与えようにも、それを行うと相手が効果を使って守備表示にしてダメージを抑えてしまう。「捨て身の宝札」とは相性がそれなりにいいが、この宝札は癖が強く、特殊勝利デッキやゴーストリックのようなデッキが相手の場合、全く機能しない可能性がある。

使おうと思えば使えないことはないが、結局のところこのカード以上に有用なモンスターがたくさんいるため、強いてこのカードを優先したい場面は少なく、遊馬のファンデッキでもない限りお呼びがかかる可能性は低い。

第九期突入以降に登場した「竜胆ブルーム」は攻守反転効果を持ち、なおかつ前述の「捨て身の宝札」や「デブリ・ドラゴン」をはじめ、「ゼロゼロック」・「ガリトラップ－ピクシーの輪－」などのサポートカードを共有できるため、一考の余地はあるかもしれない。

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関連項目

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